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アロンソ、F1マシン開発競争の本格化で勢力図の”変動”を予想「とっても興味深い時期が来たね!」

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アロンソ、F1マシン開発競争の本格化で勢力図の”変動”を予想「とっても興味深い時期が来たね!」

 アストンマーチンのフェルナンド・アロンソは、F1の開幕3レースが終わり、各チームがマシンをアップデートする段階に入ったことで、開発競争によって勢力図が頻繁に変化する興味深い時期を迎えていると語った。

 開幕からの3レースではレッドブルが3勝という完璧な成績を収めている一方で、”その次”を狙う争いには変化も見られる。バーレーンとサウジアラビアではアロンソがレッドブルの2台に次ぐ3位に入ったものの、オーストラリアGPではメルセデスが躍進。予選でも決勝でも、アロンソを上回った。

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 F1は当初、第4戦として中国GPを開催する予定だったが、新型コロナウイルスに関する制限が緩和されなかったことから開催を断念。代替レースもなく、アゼルバイジャンGPまで4週間ほど開催間隔が開くこととなった。

 そのため各チームはこのタイミングで開発に集中し、アゼルバイジャンGPまたはその後のマイアミGP、エミリア・ロマーニャGPに向けてアップデート・パッケージを準備してくると思われる。

 アロンソは、新パーツ導入によるパフォーマンスの変化により、シーズンが進むにつれて勢力図がより頻繁に変化することになると考えている。

 オーストラリアGPの結果から、アストンマーチンとメルセデスが争うことになると考えているか聞かれ、アロンソは次のように答えた。

「レースペースは非常に近いので、今は予選が非常に重要だと思う」

「僕たちは今、シーズンの非常に興味深いパートに入ってきたと考えている。つまり、どのチームがより速くマシンを開発するのか、ということだ」

「最初の3レースはヨーロッパから離れているため、アップデートなんかを持ち込むのは難しい。でもこれからは、誰が十分なアップグレードを持ち込むかによって、レースごとにチームのレベルが少しずつ変わっていくのかもしれない」

 アゼルバイジャンGPはスプリントレースが実施される週末であるため、アップデートを導入する上ではあまり好ましいフォーマットではないのが実情だ。しかし例えばマクラーレンは、アゼルバイジャンGPで最初のアップデートを実施する予定であることを明かしている。

 またメルセデスは現在、風洞でテスト中の有望な空力パーツがあり、メカニカルグリップ向上を目指してサスペンションの開発を進めているという。

 ただチーム代表のトト・ウルフは、これらのアップデートは早くても5月下旬のエミリア・ロマーニャGPでの投入になるとと語っている。

 アロンソは、たとえアストンマーチンが開発競争に敗れたとしても、3戦連続で3位表彰台を獲得した今シーズンは、チームにとって成功したと言えると語った。

「今のところ、すべてハッピーな日々だ」

「僕たちは、シーズンを通しても表彰台に上がれるとすら思っていなかった。それが3レースで3回も表彰台だ。だから今後良い結果が出たら全てがプラスなんだ」

「レッドブル、メルセデス、フェラーリといった、そういう開発ペースに慣れているチームとレースをしているのだから、今はコース外でも学ぶ必要があるし、チームとして成長する必要がある。すべてのチャンスを活用するんだ」

「僕たちは今、学習プロセスにいるところかもしれない。この2023年シーズンを謙虚に受け止めて、どうなっているか見てみよう」

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