■日本より大きい「ヤリスクロス」
2023年8月10日から20日にかけて、インドネシアの首都ジャカルタで開幕された「ガイキンド(GAIKINDO・インドネシア自動車製造業者協会)インドネシア国際オートショー2023」に、トヨタのインドネシア法人が、現地仕様の「ヤリスクロスGRスポーツ」を展示しました。
【画像】これが新型「ヤリスクロス」! 日本と「別仕様」の実車を写真で見る(57枚)
ヤリスクロスといえば、日本ではコンパクトカー「ヤリス」の資質を継承するモデルとして登場したコンパクトSUVです。
日本のほか欧州やオーストラリアでも展開されていますが、インドネシアで5月に世界初公開された新型ヤリスクロスは、デザイン、ボディ(シャシ)が異なっており、同名の車名が用いられた“別のクルマ”。コンセプトは「ソリッド&ダイナミック」です。
ボディサイズは全長4310mm×全幅1770mm×全高1615mm、ホイールベース2620mm、最低地上高は260mmです。これは日本国内のヤリスクロス(全長4185mm-4200mm×全幅1765mm×全高1580mm-1590mm、ホイールベース2560mm、最低地上高160mm-170mm)より一回り大きなサイズとなっています。
内外装も、日本向けのヤリスクロスとは異なります。
外装は、ボリューム感あふれる精悍なボディと特徴的なキャラクターラインが、重厚な佇まいを表現。傾斜したルーフデザインとワイドフェンダーの組み合わせにより、サイドから見ても重厚感と安定感のあるシルエットを実現しています。
インテリアでは、スポーティな雰囲気を醸し出すとともに、高級感を与えるワイドでソフトなダッシュボードパネルを採用。シートなどには青いステッチが施され上質感を高めています。
ガイキンドインドネシア国際オートショー2023に今回登場したのは、ヤリスクロスのGRスポーツモデルである「ヤリスクロスGRスポーツ」です。
パワートレインはハイブリッド。内装はシート表皮やフロアマットなどGRスポーツ専用仕様のものが採用されており、引き締まった印象を与えています。
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