富士スピードウェイで行なわれた2020スーパーGT第2戦。GT300クラスは#2 シンティアム・アップル・ロータスが終始力強い走りをみせ優勝を飾った。
気温29度、路面温度42度の中で始まった決勝レース。GT300クラスは序盤からJAF-GT、マザーシャシー勢の上位争いとなった。ポールポジションの#6 ADVICS muta MC86(阪口良平)はトップのまま1コーナーを通過。そこに2号車の加藤寛規が#55 ARTA NSX GT3(高木真一)を抜いて2番手に浮上。高木は#61 SUBARU BRZ R&D SPORT(山内英輝)の先行も許し、1周目で4番手まで後退してしまった。
■SGT第2戦富士 GT500決勝|ホンダ勢がリベンジ果たす! 17号車が独走勝利
61号車の山内は序盤から積極的に仕掛けていき、2周目のGRスープラコーナーで2号車をパス。トップの6号車を追いかけた。
序盤から後続を引き離そうとペースを上げていた6号車だが、7周目に入ったところで後続2台の接近を許すことになり、ダンロップコーナーで61号車の先行を許すと、2号車にも抜かれてしまい6号車は3番手まで後退した。
その後は61号車と2号車による接近戦が続き、両者とも一進一退の走りをみせながらレース中盤に突入していった。
先にピットストップで動きを見せたのは61号車。26周を終えたところでピットに入り井口卓人に交代した。これに対し2号車はステイアウトを選択しプッシュを開始。30周を終えたところでピットインし柳田真孝に交代すると、61号車の前でコースに復帰。ピットストップでの逆転に成功した。
後半スティントはGT500でもチャンピオン経験のある柳田が堅実な走りを披露し、61号車に反撃の隙を作らせなかった。
また第2ドライバーの松村浩之がルーキーテストに合格せず、ショウン・トンのみでレースに臨んだ#33 エヴァRT初号機 X Works R8は、ひとりで全レース距離を走ることは許されないため、レース審査委員会から全体の3分の2(44周)を迎えた段階でピットに入るよう指示が出ていたが、29周目に右リヤタイヤが外れるトラブルが発生した。なんとかピット入り口まで戻ってきたが、そこでマシンを止めることとなり、予定していた周回数に到達できないままリタイアとなった。
レース後半になると55号車(大湯都史樹)と#65 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥)の3番手争いが白熱した。レース前半の16周目に55号車を交わして前に出ていた65号車だが、レース後半になって再び対決。55号車が38周目の1コーナーで抜き返すことに成功し、表彰台圏内に返り咲いた。
途中でトップに立って以降は力強い走りを見せた2号車がそのままトップでチェッカーを受け、チームとしては公式戦で10年ぶりの優勝を飾るとともに、ロータス・エヴォーラMCに待望の初勝利をもたらした。2位には61号車のスバルBRZが入り、開幕戦でのノーポイントを取り返す活躍を披露。3位には前年王者の55号車NSX GT3が続いた。
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