東京モーターショーの会場内で行われた「FIA世界ラリー選手権日本ラウンド RallyJapan 2020年の開催概念発表」記者会見に、愛知県の大村秀章知事が出席。愛知県内でWRC”ラリージャパン”を行う意義について語った。
「我々はもう何回も新城ラリーをやっています。市民公園の中をラリーカーが爆走する……そんなことも、トヨタ自動車の豊田章男社長の肝入りでやってきました。そして古屋(圭司/自由民主党モータースポーツ議員連盟会長)先生にも毎年来ていただいて、『いつかWRCをやりたいね』と言っていたんです」
■WRCをモータースポーツ振興に繋げる! ラリージャパンに向け関係者が意気込み
「それがこういう形で結実して、嬉しいですね」と、大村知事はラリージャパン開催にこぎつけるまでの思いを口にした。
またmotorsport.comがラリージャパンを開催することによって、地域にどんな効果がもたらされることを期待するかと尋ねると、大村知事は次のように答えた。
「愛知県を中心とした地域は、日本の自動車産業の6割を担っています。ですからみなさん、自動車に対する愛着が違います。そしてラリーは今まで、日本では見ている人があまり多くなかったかもしれない……でもこれによって、一気にブレイクすると思います。大いに期待したいです」
「愛・地球博記念公園を起点とします。そこにラリーカーが一堂に揃って、いろんな併催イベントもできます。しかも、公園の中をラリーカーが爆走します。これもね、すごく喜んでもらえると思います」
今回のラリーは、公道を使って行われる。当然、そのエリアの通行は遮断されるため、住民や関係者からの批判を浴びる可能性もある。それについて尋ねると、その対策について大村知事は次のように説明した。
「ラリーコースは山岳の林道です。そしてひとつのコースが20kmくらいと長かったりもします。しかし、事前にしっかりと告知をしておけば、ご迷惑をかけずに済むのではないかと思います。1日中(その道を)止めるわけではありませんからね。そういう意味では、十分に共存できると思っています。そういう風に、我々も運営していきます」
「警察との連携も含めて、我々には新城ラリーをやってきた実績があります。ですから、心配してはいません。ひとつずつ積み重ねて、やっていければいいと思っています」
2020年11月19日~22日にかけ、WRCのモンスターマシンが、愛知県を駆け抜ける……。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?