長島哲太、Team HRCからSBK最終戦スペインにワイルドカード参戦「実戦開発を目的に参戦」

　長島哲太がTeam HRCよりスーパーバイク世界選手権（WorldSBK）第12戦スペインラウンドにワイルドカード参戦することが10月14日（月）に発表された。

　今シーズンはDUNLOP Racing Team with YAHAGIより全日本ロードレース選手権JSB1000クラスにフルエントリーしている傍ら、ホンダスーパーバイクのテストライダーも担当。今回のスポット参戦は、その一環だと言う。

　長島は「今回の参戦はマシン開発が目的です。ヘレス・サーキットは先日テストに来たのですが、いつもひとりで走っているので、他のライダーと一緒に走ってどうなのかを確かめたいですね。イケルもチャビも、ここ数戦はトップ10を走れていますし、調子を上げてきているので、少しでも助けになればいいですね」とコメントした。

　Team HRCは、第11戦エストリルでレース1でイケル・レクオーナが3位に入り表彰台に登壇。レース2でもレクオーナは、4番手を走りながらも転倒したが、チャビ・ビエルゲが6位に入るなど上り調子。この辺りも長島の開発した成果が結果に表れてきているようだ。

　長島のWorldSBK参戦は、2022年の最終戦オーストラリアにレクオーナの代役で参戦して以来、2年振り2回目となる。15日（火）に渡欧。レースを戦い火曜日夜のフライトで水曜日の夜に羽田空港に到着。その足で、鈴鹿サーキットに向かい、木曜日から全日本ロード最終戦鈴鹿の走行に参加するハードスケジュールとなる。

Comments

[nic********]

RRR発売されてから随分経った気がするけど....SBKでタイトル争いのできるポテンシャルのないマシンだけなのは証明されてるので開発陣かえるしかないんじゃないですかね？

[msr********]

来季から中上選手が開発ライダーに就任とすると、長島選手の去就が気になります…