6月23日、WRC世界ラリー選手権第7戦『第70回サファリ・ラリー・ケニア』のデイ2がケニアのナイバシャ周辺で行われ、TOYOTA GAZOO Racingワールドラリーチーム(TGR-WRT)のセバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が前日の2番手から総合首位に浮上した。SS2からSS7まで計6本のグラベル(未舗装路)ステージによって争われたフルデイ初日のラリーを終えた各陣営からドライバーコメントが届いている。
■Mスポーツ・フォードWRT
●オット・タナク(#8 フォード・プーマ・ラリー1)/デイ2総合7番手
「用心しているわけでもなく、これが僕たちのスピードなんだ。クリーンな一日だった。路面がかなりラフで(パンクなど)ところどころで予想外のことが起きたのは確かだけどね」
前戦優勝ヌービルが戦線離脱。オジエらトヨタ勢が上位独占、マシン損傷の勝田は5番手/WRCケニア2日目
「これ以上速く進むのは気がすすまない」
※SS7後の公式インタビューより
●ピエール-ルイ・ルーベ(#7 フォード・プーマ・ラリー1)/デイ2総合8番手
「ここケニアでのフルデイ初日は、僕たちにとって厳しいものだった。2回パンクしたし、SS2ではエンジンパワーに問題が発生した」
「明日はもっとよくなることを期待している」
※Twitterより
■ヒョンデ・シェル・モビスWRT
●ティエリー・ヌービル(#11 ヒョンデi20 Nラリー1)/デイリタイア
「正直とてもがっかりしている。残念ながら午後の2番目のステージ(SS6)でリタイアせざるを得なかった。チャンピオンシップの戦いにとっていいことではない」
「予兆はまったくなかった。左ジャンクションの前でダンパーがポジションから外れ、ブレーキングの時にトップマウントが緩んでしまっていた。それで僕たちのラリーは終わってしまったんだ。午前中のパンクが、今週末の不運の終わりだと願っていたから、残念だ」
「ここのコンディションでは何が起きてもおかしくない。明日復帰してポイント争いに戻るチャンスがあるか、これから分析しなければならない」
●エサペッカ・ラッピ(#4 ヒョンデi20 Nラリー1)/デイ2総合4番手
「パンクしたことを除けば、今日はかなりよかった。慎重にスタートしてその後すぐに改善していった。午後の僕たちはとても安定していた。コンディションは興味深いものだったが、楽しめたよ」
「僕たちが直面しているのは、これまで経験したものとは違う種類の荒々しさだ。柔らかい“フェシュフェシュ”上では何が起きるか予想がつかないし、とても速く進むから反応している時間がない。ただドライブしてベストを期待するばかりだ」
「今日やったことを改善し続けていく必要がある。午後のペースは素晴らしかったと思う。自分たちのパフォーマンスに集中していくよ。それが運命なら表彰台がそこにあるはずだ」
●ダニ・ソルド(#6 ヒョンデi20 Nラリー1)/デイ2総合6番手
「ありがたいことに今日はマシンに大きな問題がなかったのでよかったよ。いくつかのステージのうち、とくに“ケドング”は少し難しかった。路面がとても柔らかいので高速セクションではマシンがかなり動くから、そこではいいペースが出せなかった。岩が沢山あると、小さなミスを犯しがちだ」
「最終ステージのヘアピンのひとつでは独特な状況に見舞われた。マシンを止めて、コクピットから砂を払わなければならなかったんだ。コーナーの速度を計算するのは、アグレッシブになる必要があるから難しいけれど、すごく柔らかい路面では簡単にラインを外れてしまうし、トラクションを見つけるのに苦労することがある」
■TOYOTA GAZOO Racing WRT
●カッレ・ロバンペラ(#69 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ2総合2番手
「とても満足できる一日だった。ループの3本のステージのうち最初のステージは、路面にルーズグラベルが多く、それを掃き飛ばして走らなければならず一番苦労した。続く2本目のステージはよりハイスピードで、ハードにプッシュできると感じた。そして、午前中最後のステージではクレバーなドライビングができたと思うし、とてもいいタイムを出すことができたよ」
「午後の再走ステージでは、最初のステージで思った以上にタイムをロスしてしまった。路面が乾いてきて滑りやすくなり、セットアップがうまく合わなかったんだ。その後はいいペースを保つように努め、それほどタイムをロスしないで済んだ」
「もちろん、もう少しトップに近づきたいけれど、明日は長い一日だし、路面は今日よりもさらに荒れていると思うので、トラブルに巻き込まれないように走りたいと思う」
●エルフィン・エバンス(#33 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ2総合3番手
「僕たちにとってはまあまあ安定した一日で、問題なく乗り切ることができた。もちろん、もう少し速く走ることができた方が良かったし、いま思えば路面のコンディションがそれほど荒れていなかった午前中なら、もう少しリスクを冒せたかもしれない」
「しかし、前に走ったクルマによって掘り出された岩が多くあり、スピードと安定性のバランスを取るのがとても困難だった。午後は全体的に良かったが、長い“ケドング”のステージは大きな穴や石が多く、どの程度ハードに攻めるべきか判断が難しかった。まだ先は長いし、明日はきっとタフな一日になると思うから、どうなるか様子を見たいと思う」
●セバスチャン・オジエ(#17 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ2総合首位
「とてもいい、完璧に近い一日だった。非常にいいペースで走れたし、首位に立つことができてハッピーだ。今朝は最初の2本のステージでプッシュしたが、そこでは楽しんで走ることができた。3本目は、砂の中から岩がたくさん出てきて、いつも少し恐怖を感じるステージだ。そして、数キロ走ったところでハイブリッドブーストを失い、パフォーマンスに影響が出てしまった」
「午後は、スペアタイヤ1本で走ることが可能だと感じ、クリーンでスムーズなドライビングをすれば、軽量であるアドバンテージを生かして速く走れると考えた。そして実際、それが功を奏したのでとてもハッピーだ。ケニアで大きなタイムロスをすることなく金曜日を乗り切ったのは初めてだったので、非常に難しいステージが待ち受ける明日もこの調子で走り切りたいと思う」
●勝田貴元(#18 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ2総合5番手
「デイ2終わって総合5番手。パンクやダメージなどが重なりタイムロスはありましたが、なんとか走り切りました」
「先は長いので明日も集中していきます!」
※Twitterより
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