6月27日、ホンダは5月に先行公開した新型『FREED(フリード)』を、6月28日から発売すると発表した。あわせてグレード構成や価格なども明らかになっている。
3代目となる新型フリードは『“Smile” Just Right Mover(“スマイル” ジャスト・ライト・ムーバー)」というグランドコンセプトのもと、使う人の気持ちに寄り添い、日々の暮らしに笑顔をもたらすクルマになることを目指して開発が行われた。
ホンダが新型『フリード』を先行公開。e:HEVを搭載し、個性際立つ2タイプを設定へ
すでに先行公開で明らかになっているとおり、3代目フリードには、上質で洗練されたシンプルデザインの『FREED AIR(フリード・エアー)』と、力強く遊び心にあふれるデザインの『FREED CROSSTAR(フリード・クロスター)』の2タイプが設定される。
エクステリアおよびインテリアは“水平基調”に重点が置かれ、外観は「クルマ全体をシンプルな造形かつ上質なデザインとするとともに、信頼感とクルマとしての使い勝手の良さを感じさせるスタイリング」が目指された。
視覚的ノイズの少ないシンプルな構成で、ストレスのない操作と使う人がゆったりとした気持ちになれると謳うインテリアは、ドライバー前方の7インチ液晶メーターに表示される情報を絞り込むことで、見やすさとわかりやすさを追求している。
パッケージング面では、取り回しのしやすいボディーサイズを維持するため、2モーターハイブリッドシステム『e:HEV(イーエイチイ―ブイ)』搭載による全長拡大を45mmに留めた。また、フロントピラー付け根をタイヤの真上に配置することで、タイヤの位置がイメージしやすく、車幅をつかみやすいデザインになっている。
ボディーは剛性バランスを適正化し、ドライバーの意思に忠実に応える、素直で安心感の高いハンドリング性能を追求。サスペンションのフリクションを低減することで、さらに快適な乗り心地を実現しているという。
そしてパワートレインは、フリード初となる2モーターハイブリッドシステム『e:HEV(イーエイチイ―ブイ)』をハイブリッドモデルに設定したほか、1.5リッターDOHC i-VTECエンジンを搭載したガソリンモデルも用意された。
ホンダ独自の先進安全運転支援システム『ホンダ・センシング)』も全タイプに標準装備された新型フリード。メーカー希望小売価格はガソリンモデルが250万8000円~308万7700円、e:HEV搭載のハイブリッドモデルが285万7800円~343万7500円(いずれも税込)となっている。
車両やグレードについての詳細は、ホンダの新型フリード公式サイト(https://www.honda.co.jp/FREED/)をチェックしてほしい。
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みんなのコメント
自分はフリードの方が好み。