BMW Mモータースポーツは8月7日、今季2024年シーズン限りでチームRMGと決別することを発表した。これによりDTMドイツ・ツーリングカー選手権で3つのタイトルを獲得したチームとドイツ車メーカーによる14年間にわたるパートナーシップに終止符が打たれることとなった。
木曜日に発表された声明の中で、BMW Mモータースポーツ・ディレクターのアンドレアス・ルースは「将来のセットアップに関する計画が、両者の間に共通の視点を提供するものではない」とし、その結果パートナーシップにピリオドが打たれることになったと説明した。
BMW M4 GT3“エボ”がニュルで初テスト。2025年正式デビューを前に、レース参戦も検討中
チームRMGは、2012年のBMWのDTM復帰に備えるため、2010年にチームのボスであるステファン・ラインホルトによって“ラインホルト・モータースポーツGmbH(RMG)”として設立された。
その後、同チームは2012年から2020年まで続いた“クラス1”時代の終了まで計140戦のDTMレースを戦い計19勝をマーク。マルコ・ウィットマンとともに2014年と16年にドライバーズタイトルを獲得したほか、2014年にはチームタイトルも同時に獲得している。
DTMを離れたあとRMGはGTレースに進出し、マックス・ヘッセ、ダン・ハーパー、ニール・バーヘイゲンのためにBMWジュニア・チームを運営した。さらに、BMWのモータースポーツ活動の公式テストチームとしても活動し、現在WEC世界耐久選手権と北米のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の各トップカテゴリーで戦う『BMW MハイブリッドV8』や、来年カスタマーレーシング・デビューを予定する『BMW M4 GT3エボ』などのレーシングカー開発の一翼を担った。
RMGは最近、ヘッセ、ハーパー、シャルル・ウィーツとともにニュルブルクリンク24時間レースで3位表彰台を獲得した。BMWによると、同チームは「今年の終わりまで通常の任務を遂行する」予定だという。
前出のルースは、「ステファン・ラインホルトと彼のチームの14年にわたるコラボレーションに感謝したい」と述べた。
「私がBMW Mモータースポーツの責任者を務めている間、BMW MチームRMGは私たちのレーシングカー開発に非常に重要な貢献をしてくれた。彼らは野心的で価値があり信頼できるテストチームとして知られるようになった」
「もちろん、DTMでのジョイント、そしてタイトル獲得はスポーツの観点からも忘れがたいものだ。今年のニュルブルクリンク24時間レースで表彰台に上ったことで、またひとつスポーツのハイライトを生で体験できたことを嬉しく思っている」
「残念ながら、私たちの将来のセットアップ計画には共通の展望が提供されていない。したがって、今シーズンの終了をもって我々の協力関係は終了することになる。チームの健闘を祈っている」
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みんなのコメント
あの頃が実質最後のDTMだよね。日本のスーパーGTと共通レギュレーションにして日独交流戦の可能性もあったのに、アウディのクズ野郎が最後の最後でハシゴ外して1番に抜けやがった。散々スーパーGT側が折れて共通ECUをボッシュにまでしたのにね。さっさと各メーカーオリジナルに戻せばええのに。その後は流石にBMWとメルセデスの2社だと盛り上がりにもかけて尻すぼみになちゃった。
現行規定DTMなんて一切観る気にもならん。