2020年2月6日、三菱自動車(以下、三菱)は「eKスペース」を約6年ぶりにフルモデルチェンジし、SUVテイストの「eKクロス スペース」を新たに設定して、3月19日(木)から発売すると発表した。(タイトル写真奥がeKスペース、手前がeKクロス スペース)
軽スーパーハイトワゴンの市場は、ますます活性化しそう
三菱の軽スーパーハイトワゴン、eKスペースの現行型は2013年の東京モーターショーに参考出品され、翌2014年に発売された。2代目となる今回のモデルは、2019年の東京モーターショーでeKクロス スペース(車名は未発表)が、そして2020年の東京オートサロンではeKスペースも参考出品されていたので、目にした読者諸氏も多いだろう。
【くるま問答】アイドリングストップ機能はよいことばかりではない。OFFスイッチはいつ使う?
エクステリアでは、eKクロス スペースは三菱のデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を採用し、SUVらしい力強さと安定感を表現したフロントフェースが特徴的。彫刻的で立体感のあるキャラクターラインで前後に突き抜ける勢いのある骨格の強さも表現している。フローティングルーフやリアで上部に切れ上がるDピラーの採用でガラスエリアを薄いイメージとし、張りがある厚いボディとのコントラストが、キビキビとした走りを想起させる。サイドシルガーニッシュやホイールアーチはブラックに、前後バンパー下部のスキッドプレート形状部はシルバーとして、SUVらしさを強調している。
eKスペースのエクステリアは、ボディ同色のグリルで親しみやすい表情として、しっかりとていねいに作りこまれた品質の高さを表現。ターボ車はブラックグリルで力強さとスポーティさを演出している。ヘッドライトからボディサイドへのキャラクターラインで、一体感があり伸びやかでスタイリッシュなデザインとしている。
インテリアは、水平基調のすっきりした形状で前方視界の良さと開放感を確保している。タッチパネル式オートエアコン、マルチインフォメーションディスプレイなども装備し、収納スペースも多い機能的なデザインだ。インテリアカラーは、eKクロス スペースはブラック基調でシート生地にはキルティングパターンを採用。eKスペースではライトウォームグレーを基調として、いつでもリラックスして過ごせる空間を追求している。
従来型よりホイールベースを65mm延長して室内空間を広げ、またリアシートのスライド量をクラストップの約320mmとして、後席の居住性を最大化させている。メーカーオプションで前席セパレートシートも設定。ラゲッジスペースも従来型より拡大され、リアシートを最前端にセットすれば48Lのスーツケースを4つ積載可能だ。
パワーユニットは、ハイブリッドを採用した自然吸気とターボの2種のエンジンを設定。ミッションはCVTで、ターボ車にはパドルシフトも採用している。ステアリングの操舵力とショックアブソーバーの減衰力を最適化して、低速時はキビキビと軽快な、高速時はしっかりと安定したハンドリング性能も実現している。また、日本国内では三菱車初のヒルディセントコントロールも搭載(eKクロス スペースのみ)し、急な下り坂や滑りやすい路面を下る際に車速を抑えて走行できる。
高速道路同一車線運転支援技術「マイパイロット」はミリ波レーダーを追加して性能を向上したものを設定。予防安全技術「e-アシスト」には前方衝突予測警報やふらつき警報など新たな4つの新機能を加えて標準装備。アダプティブLEDライトもメーカーオプション設定している。
車両価格(税込)は、以下のとおりだ。
eKクロス スペース M(2WD/4WD):165万5500円/178万7500円
eKクロス スペース G(2WD/4WD):177万1000円/190万3000円
eKクロス スペース T(2WD/4WD):185万9000円/199万1000円
eKスペース M(2WD/4WD):139万9200円/153万1200円
eKスペース G(2WD/4WD):154万2200円/167万4200円
eKスペース T(2WD/4WD):163万5700円/176万7700円
eKクロス スペース、eKスペースとも、M/Gグレードは自然吸気、Tはターボエンジンで、どちらもハイブリッド。ミッションは、いずれもCVTのみ。
軽スーパーハイトワゴンの市場では、相変わらずホンダ N-BOXが強いが、スズキ スペーシアやダイハツ タントも急追している。eKスペースと共同開発されている日産 デイズルークスも間もなくフルモデルチェンジされる(車名が変更されるという噂もある)し、ますます活性化していきそうだ。
三菱 eKクロス スペースT 主要諸元
●全長×全幅×全高:3395×1475×1780mm
●ホイールベース:2495mm
●重量:970kg
●エンジン種類:直3 DOHCターボ+モーター
●排気量:659cc
●エンジン最高出力:47kW<64ps>/4000rpm
●エンジン最大トルク:100Nm<10.2kgm>/2400-4000rpm
●モーター最高出力:2.0kW<2.7ps>/1200rpm
●モーター最大トルク:40Nm<4.1kgm>/100rpm
●トランスミッション:CVT
●駆動方式:横置きFF
●JC08モード燃費:23.8km/L
●タイヤサイズ:165/55R15
●税込価格:185万9000円
[ アルバム : 三菱 eKクロス スペース/eKスペース はオリジナルサイトでご覧ください ]
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
運営ブチギレ!? 一般車が「検問突破」何があった? 国際イベントでありえない"蛮行"発生! ラリージャパン3日目の出来事とは
斬新「日本の“フェラーリ”」に大反響! 「約700馬力のV8スゴイ」「日本なのに左ハンしかないんかい」「めちゃ高ッ」の声! 同じクルマが存在しない「J50」がスゴイ!
ついにトヨタ「新型セリカ」復活!? 次期8代目登場か… 中嶋副社長「セリカ、やっちゃいます。」宣言! 会長も後押し!? ラリージャパンで語られたコトとは
マジか…? 新制度導入で「車検」通らないかも!? 10月から始まった“新たな車検”何が変わった? 覚えておきたい「OBD検査」の正体とは
給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
日産が93.5%の大幅減益! ハイブリッドの急速な伸びを読めなかったのは庶民感覚が欠けていたから…「技術の日産」の復活を望みます【Key’s note】
中古車バブル崩壊……その時あなたは何を買う!? 絶版国産[スポーツカー]ほしいランキング
給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
クルマのヘッドライト「何時に点灯」させればいい? 「オートライト義務化」されるも過信はNG! 「秋冬の早め点灯」大事な理由とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント