KTMのネイキッドスポーツ「990 DUKE」でちょっと寄り道!
お前ら夜道に気をつけろ! どうも夜道雪です。
今回はKTMのネイキッドスポーツ「990 DUKE」でちょっと寄り道していきます!!
度々お話しさせていただいてますが、私、夜道雪、高校生の時に二輪免許を取得し、初めて手に入れたバイクがKTMの390 DUKEなのです。現在はスーパースポーツシリーズのRC8と2台持ちだったりします。
KTMに試乗したいと編集部に言い続けてようやく実現したところ、11月29日にKTMが経営危機で自主管理による法的再建手続きの開始を申請すると発表されてあらビックリ!
でも、KTMジャパンがバイクやスペアパーツ、アクセサリーは今まで通り供給してくれると発表してくれたので、ちょっぴり安心しております。KTMがんばれー!って気持ち…!
そして、KTMから今後のMotoGP参戦についてもアナウンスがありました。実は私、今年開催されたMotoGP日本グランプリの会場MC、ナレーターを務めさせていただいたのですが、この情報を知り来年のMotoGP KTMはどうなるの…と心配しましたが、継続参戦するとのこと!
KTMからは、「すべての旅には危険がつきもの、転倒は避けられません。しかし、KTMは転倒は終わりではないことを知っています。転倒は強さ、回復力、偉大さが鍛えられる瞬間なのです。これがモータースポーツの精神であり、KTMの心。トラック上でもトラック外でも、倒されるたびに私たちはよりタフに、より強く、より決意を持って立ち上がります。KTMのアスリートはこの精神を体現し、再び立ち上がるまで旅は終わらない」と、コメントが発表されてホッとしました。
夜道雪、安心して年末年始を迎えることができます!
そんなワケで、今回はKTMの「990 DUKE」をご紹介していきますよ!
ネイキッドシリーズの890 DUKE Rに搭載されていたLC8cエンジンを947ccにアップデート。シャシーも一新されて、パワフルかつスポーティーでありながら扱いやすさも追求されてるんだとか。
なんとセカンドネームがあってその名も「THE SNIPER(ザ・スナイパー)」!
公式サイトでは「驚くほど正確にライバルを追撃します」とのこと。これはエキサイティング。せっかくのチャンスですから、これはもう乗るしかないでしょ!
エッジの効いた個性的なデザインが魅力!
DUKEの魅力といえばエッジの効いた個性的なデザイン! 愛車の390DUKEにひと目ボレした時の印象はそのままです。アグレッシブでヤンチャ感のあるデザインでかっこいい~♡♡
ボディカラーはブラックでスナイパーっぽい雰囲気。シュラウドカバーのオレンジがKTMらしい。WP製APEX倒立フォークに入ったオレンジの差し色もポイントですね。
KTMのカラーリングは毎度「ツワモノ」感があるのが大好きなんです…迂闊に近づいちゃいかんぜよって感じの。(は?)
特にユニークなのがヘッドライトまわりに配置されているポジションライトとデイタイムランニングライト! 中央に縦2眼のLEDヘッドライトが装備されていて、点灯時は近未来的でカッコいい。ダッシュボードに光センサーが内蔵されていて、周囲の明るさに応じて光量を自動調整してくれるんだって!
対向車線や背後に「なんで今ここでハイビームにしてるの!?」って言いたくなるくらい死ぬほど眩しい車両、たまにいるよね?
自分自身がああいう現象になってしまう事が減ったりするのかな?これは夜間での走行も気になるところ…
テールランプはウィンカーと一体型でヒップまわりがスッキリ。全体的にシュッとしていてシャープな感じです。さすがスナイパー!
夜道雪のお尻もぜひ見習いたいところ。
数字だけで判断してはダメ!
ボディサイズは250ccや390ccモデルと比べるとひと回り大きな印象です。シート高は825mmと高めで、身長155cmの夜道にはつま先が着くぐらいの足つきですが、シートが細身で足を下ろしやすいのとバランスの良さで怖さはありません。しかも車体が軽いので支えやすい。
一見、シート高が低くても、実はシートの幅が広すぎて足つきが悪い…なんてバイクも多いので、私としてはこっちの方が好みです!
初心者で足つきでバイク選びに迷ってるライダーはぜひ、数字だけで選ばず跨ってみることをお勧めしますよ♡
ハンドルは幅広めのバーハンドルでユルやかに上体が前傾になるポジション。ステップの位置は自然なミッドステップで長時間の走行でも疲れなさそう。
便利な最新機能が盛りだくさん
メーターは大きくて見やすい5インチのカラーTFTデジタルメーターで、ハンドル左側に装備されたスイッチでライドモードやABSのモード切り替えなどができます。ゲームの設定画面みたいで楽しい!
WP製APEX 43mmフロントフォークとWP製APEXリアサスペンションは、5段階の減衰力調整機能付きなので走りも追求できそうです。
ちなみにUSB-Cコネクターも標準装備されているのでスマホの充電もできる。インカムが必要だけど、スマホとBluetooth接続が可能なので通話や音楽を聴くなどの操作も車体でできるんですって。これは便利ですね!
攻略したくなる走りを実感!
イグニッションキーをオンにしてスターターボタンを押すと力強くエンジンが始動! 新型フレームに搭載されるのは排気量947ccの「LC8c」と呼ばれるパラレルツインエンジンで、123PSの最高出力と103Nmの最大トルクを発揮するんだとか。期待しちゃいます。
ライドモードは「スポーツ」「ストリート」「レイン」があって、オプションで「トラック」と「パフォーマンス」なども設定できるそうです。まずは「ストリート」を選択します。
アクセルを開けるとさすが大排気量! 力強くトルクフルですがスムーズ。ギクシャクしない加速でとても扱いやすい! 「ストリート」はトラクションコントロール、スロットルレスポンスともに標準。街中での走行に適しています。
シートの前方が絞り込まれているのでニーグリップしやすくてハンドリングは軽快。座面はしっかり広めなので、私のデカめのお尻をしっかりホールドしてくれるので、コーナリングも安定していて素直に曲がってくれます。コーナーの立ち上がりでアクセルを開けるのが楽しい! 力強く加速してくれます。
そうしていよいよ「スポーツ」モードへ。トラクションコントロールの介入が最小限で、スロットルレスポンスはダイレクト。まさにスポーツ走行向きです。
アクセルを開けるといきなりグンと加速! 力強く引っ張られるような勢いのよい加速で、かなりヤンチャな感じです。かなりレスポンスがいいので、渋滞しがちな街中でのノロノロ運転は、低いギアだとギクシャクしちゃうかも。
ブレーキがグッとしっかり効きます。制動力は超強力だけど、扱いやすくて信頼感があります。ヤル気がでます。
ちなみに「レインモード」はその名の通り雨の日の走行に適しています。トラクションコントロールの介入が大きく、馬力も制限されています。雨の日向けとはいえ、力強いパワーは感じます。レスポンスは穏やかでとても扱いやすかったです。
最新のKTMは多彩な電子制御のオプションがあって、新車購入から走行距離1500kmまでデモモードで体験した後、自分の乗り方や好みに応じて必要なオプションを購入できるんだとか。これは攻略したくなりますね。
私、KTMは390 DUKEとRC8を所有しておりますが、違う魅力があって3台目の増車も考えてしまいそう…。
バイクやパーツの供給、アフターサービスが発表通りにちゃんと受けられるのか…とか、今後の経営再建への動向が気になるところですが、心から応援しています!
ということで、また次回の寄り道でお会いしましょう! またねー!
■2024 KTM 990 DUKE軸間距離:1476 mmシート高:825 mm車両重量:190kgエンジンタイプ:水冷4ストローク DOHC並列2気筒総排気量:947 cc最高出力:90.5kW/ 9500 rpm最大トルク:103 Nm/ 6750 rpm燃料タンク容量:14.8 Lタイヤ:前 120/70ZR17、後 180/55ZR17ブレーキ形式:前ディスク、後ディスク(前後ABS)懸架方式:前 テレスコピック倒立、後 スイングアーム式フレーム形式:クロムモリブデン鋼スペースフレーム■メーカー希望小売価格:185万3000円(消費税10%込)
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