運動性能だけでなく軽ければ軽いほど燃費には効果絶大
自動車の運動性能を上げるのに効果的なのは軽量化、と言われている。そのため、自動車メーカーも開発段階で軽量化に力を入れているのはご存じのとおり。例を挙げると、スズキが現在使用している新しいプラットフォームである「HEARTECT」はかなりの軽量化が施されており、同プラットフォームを使用しているアルトの最軽量グレードは610kgとなっている。これは先代モデルの710kgを大幅に下まわる数値であり、軽量化への力の入れようがわかるだろう。
パワーだけでも軽いだけでもダメ! パワーウエイトレシオに優れた国産スポーツモデルTOP5
もちろん、ただ軽くするだけではなく、剛性や安全性なども考慮して開発しなければならないため、軽量化とひと口で言ってもたやすいことではないのは言うまでもない。
メーカーが軽量化を推し進める理由としては、運動性能の向上だけではなく、燃費性能の向上にもつながるというのが大きなところだろう。当然、同じエンジン、同じミッション(ギヤ比)で考えれば、車体が軽量なほど燃費に有効なのは言うまでもないからだ。
サーキット走行などをメインで楽しんでいるユーザーの車両では、リヤシートはもちろん、助手席や内装パネル、エアコンなどの快適装備まで取っ払って、いわゆる“ドンガラ状態”まで軽量化している人も少なくない。
軽くした結果トラクションがかかりにくくなる事例も
それでは車両重量の重さはデメリットしかないのか、というとそうとも言い切れない。たとえば大パワーを確実に路面に伝えるためにはしっかりとタイヤが路面をとらえていなければならないが、車両重量があればタイヤにかかる面圧は大きくなり、グリップ力という面では有利に働くのである。
FR車などではリヤまわりの軽量化をし過ぎてうまくトラクションがかからなくなり、結果的にラップタイムが落ちた、という話もあるほどで、むやみやたらの軽量化はデメリットを招く可能性もゼロではないのである。
また、高級車などに関しては、車重があった方が重厚でどっしりとした落ち着いた乗り味にすることができるため、あえて極端な軽量化を行わない場合もある。
さらにクルマ同士の事故の場合、衝突時の運動エネルギーは車両重量に影響するため、軽量な車両のほうが車両重量の重い車両よりも衝撃を受けることになる。そのため、どんな車種でも軽量化することが正義というわけではなく、あくまで車両のキャラクターや使い方などによってベストな車両重量が存在しているといえるのかもしれない。
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