現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > ラッセル最速でルクレールとノリス退ける。RB角田裕毅は12番手|F1アゼルバイジャンGP FP3

ここから本文です

ラッセル最速でルクレールとノリス退ける。RB角田裕毅は12番手|F1アゼルバイジャンGP FP3

掲載
ラッセル最速でルクレールとノリス退ける。RB角田裕毅は12番手|F1アゼルバイジャンGP FP3

 バクー市街地サーキットを舞台に開催されているF1第17戦アゼルバイジャンGP。2日目のフリー走行3回目ではメルセデスのジョージ・ラッセルが最速タイムをマークし、セッションをトップで終えた。RBの角田裕毅は12番手だった。

 FP3は予選や決勝を前にした最後のフリー走行セッション。各チームとも、この1時間でマシンセットアップを煮詰めることとなる。

【リザルト】F1 2024 アゼルバイジャンGP

 気温27度、路面温度32度というコンディションの中FP3が開始。ピットレーンがオープンになると、まずはレッドブルのセルジオ・ペレスから走行をスタートした。

 なお、このセッションでは軽い雨粒が落ちてきているとドライバーから無線が入ることがあったものの、本降りとなることはなかった。

 FP3序盤にはキック・ザウバー勢やアストンマーティン勢、RB勢がハードタイヤ2セットとミディアムタイヤ1セットで、レースを見据えた“皮むき”を実施。本格的な走行が開始されたのは、セッションが10分を過ぎてからだった。

 ただ、その直後にアルピーヌのエステバン・オコンがマシントラブルによってターン17付近でストップ。これにより赤旗が提示された。

 セッションは10分程度の中断で再開され、各車は再びコースイン。ソフトタイヤでのタイム計測が行なわれた。

 ここでウイリアムズのアレクサンダー・アルボンが1分44秒371をマークしてトップに浮上。マクラーレンのオスカー・ピアストリやハースのニコ・ヒュルケンベルグがそれに続いた。

 すると残り30分を切ったところで再び赤旗。今回、出場停止処分となったケビン・マグヌッセンの代役としてハースから2回目のF1出走を果たしたオリバー・ベアマンが、ターン1を曲がりきれずにクラッシュを喫したのだ。

 クラッシュしたベアマンのマシン回収はすぐに終わり、2回目の赤旗は6分程度の中断で再開。残り20分でも各チームは精力的にソフトタイヤでの走行を実施し、タイムシートは目まぐるしく変わっていった。

 ピアストリは新品のソフトタイヤを投入して1分42秒749をマークしてトップに浮上。これに他のドライバーも続き、ルクレールはピアストリのタイムを0.185秒上回り首位に躍り出た。

 それをさらに上回ったのがメルセデスのジョージ・ラッセル。5周を周った新品ソフトタイヤで1分42秒514までタイムを改善しトップに立った。

 FP3終盤までアタック合戦は続いたが、トップタイムを更新するドライバーは現れず。ラッセルが首位でFP3を終えた。ルクレールが2番手、マクラーレンのランド・ノリスが3番手だった。

 4番手ピアストリ以下、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、カルロス・サインツJr.(フェラーリ)、ペレス、アルボン、フランコ・コラピント(ウイリアムズ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)というトップ10。セクター1ではルクレール、セクター2ではフェルスタッペン、セクター3でラッセルが最速と、各チームのセットアップの方向性にも違いが見られた。

 角田は1分43秒503で12番手。首位ラッセルからは0.989秒差だった。チームメイトのダニエル・リカルドは角田から0.367秒差の14番手だった。

こんな記事も読まれています

やっぱたまらんなV型エンジン!! [スカイラインNISMO]とレクサス[IS500]の[パンチ力]にひれ伏した件
やっぱたまらんなV型エンジン!! [スカイラインNISMO]とレクサス[IS500]の[パンチ力]にひれ伏した件
ベストカーWeb
エバンスとの実質的な一騎打ちもタナクはトップ譲らず。ヌービルは7番手に挽回【ラリージャパン デイ3】
エバンスとの実質的な一騎打ちもタナクはトップ譲らず。ヌービルは7番手に挽回【ラリージャパン デイ3】
AUTOSPORT web
【角田裕毅F1第22戦展望】ファクトリーと現場の連携で活きたレッドブル製リヤサスペンション。改善の継続が7番手に繋がる
【角田裕毅F1第22戦展望】ファクトリーと現場の連携で活きたレッドブル製リヤサスペンション。改善の継続が7番手に繋がる
AUTOSPORT web
メルセデス・ベンツCLE 詳細データテスト 快適で上質な走りが身上 動力性能と燃費効率はほどほど
メルセデス・ベンツCLE 詳細データテスト 快適で上質な走りが身上 動力性能と燃費効率はほどほど
AUTOCAR JAPAN
WRCラリージャパンSS12恵那での車両進入事案について実行委員会が声明。被害届を提出へ
WRCラリージャパンSS12恵那での車両進入事案について実行委員会が声明。被害届を提出へ
AUTOSPORT web
2024年も記録保持中!? カローラ ロードスター…… ギネスブックに登録された「日本のクルマの世界一」【10年前の再録記事プレイバック】
2024年も記録保持中!? カローラ ロードスター…… ギネスブックに登録された「日本のクルマの世界一」【10年前の再録記事プレイバック】
ベストカーWeb
80年代バブル期に日本で人気だったMG「ミジェット」に試乗! 英国ライトウェイトスポーツの代表格はいまもビギナーにオススメです【旧車ソムリエ】
80年代バブル期に日本で人気だったMG「ミジェット」に試乗! 英国ライトウェイトスポーツの代表格はいまもビギナーにオススメです【旧車ソムリエ】
Auto Messe Web
【正式結果】2024年F1第22戦ラスベガスGP予選
【正式結果】2024年F1第22戦ラスベガスGP予選
AUTOSPORT web
角田裕毅が予選7番手「大満足。アップグレードへの理解が改善につながった」努力が報われたとチームも喜ぶ/F1第22戦
角田裕毅が予選7番手「大満足。アップグレードへの理解が改善につながった」努力が報われたとチームも喜ぶ/F1第22戦
AUTOSPORT web
勝田貴元、木にスピンヒットも間一髪「メンタル的に難しい一日。明日はタイトル獲得を最優先」/ラリージャパン デイ3
勝田貴元、木にスピンヒットも間一髪「メンタル的に難しい一日。明日はタイトル獲得を最優先」/ラリージャパン デイ3
AUTOSPORT web
クラッシュで50Gを超える衝撃を受けたコラピント。決勝レースの出場可否は再検査後に判断へ/F1第22戦
クラッシュで50Gを超える衝撃を受けたコラピント。決勝レースの出場可否は再検査後に判断へ/F1第22戦
AUTOSPORT web
胸を打つ「上質な走り」 アウディQ6 e-トロン・クワトロへ試乗 優秀なシャシーを味わえる388ps!
胸を打つ「上質な走り」 アウディQ6 e-トロン・クワトロへ試乗 優秀なシャシーを味わえる388ps!
AUTOCAR JAPAN
オーテック&ニスモ車が大集合!「AOG湘南里帰りミーティング2024」で見た「超レア車5台」と「中古車で狙いたいクルマ5台」を紹介します
オーテック&ニスモ車が大集合!「AOG湘南里帰りミーティング2024」で見た「超レア車5台」と「中古車で狙いたいクルマ5台」を紹介します
Auto Messe Web
なぜ潰れた? 名車と振り返る「消滅した自動車メーカー」 32選 後編
なぜ潰れた? 名車と振り返る「消滅した自動車メーカー」 32選 後編
AUTOCAR JAPAN
ラリージャパン3日目、SS12がキャンセル…一般車両が検問を突破しコース内へ進入、実行委員会は理解呼びかけると共に被害届を提出予定
ラリージャパン3日目、SS12がキャンセル…一般車両が検問を突破しコース内へ進入、実行委員会は理解呼びかけると共に被害届を提出予定
レスポンス
【F1第22戦予選の要点】苦戦予想を覆すアタック。ラッセルとガスリーが見せた2つのサプライズ
【F1第22戦予選の要点】苦戦予想を覆すアタック。ラッセルとガスリーが見せた2つのサプライズ
AUTOSPORT web
なぜ潰れた? 名車と振り返る「消滅した自動車メーカー」 32選 前編
なぜ潰れた? 名車と振り返る「消滅した自動車メーカー」 32選 前編
AUTOCAR JAPAN
NASCARの2024シーズン終了! 日本からスポット参戦した「Hattori Racing Enterprises」の今季の結果は…?
NASCARの2024シーズン終了! 日本からスポット参戦した「Hattori Racing Enterprises」の今季の結果は…?
Auto Messe Web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村