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「陸」「海」「空」すべてを網羅! ジャパンモビリティショーのホンダブースは最新技術のオンパレード

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「陸」「海」「空」すべてを網羅! ジャパンモビリティショーのホンダブースは最新技術のオンパレード

 この記事をまとめると

■ホンダがジャパンモビリティショーの出展概要を発表

メルセデス・ベンツの最新の世界観を体験! 「ジャパンモビリティショー2023」では日本初公開となるコンセプトEQGなど5台を展示

■ブースのテーマは「Honda DREAM LOOP」だ

■コンセプトカーや未来のモビリティなどを数多く出展する

 ”夢”が詰まった大ボリュームの展示を見逃すな!

 ホンダは、グローバルブランドスローガンとして「The Power of Dreams How we move you.」を掲げている。これには、ホンダで働くひとりひとりの夢がホンダの原動力であり、その夢の力で生み出したさまざまなモビリティが、人を動かし、人の心を動かし、たくさんの人の夢の実現を後押しして、未来に向けて人々の夢が広がっていく、という想いを込めているという。

 今回、いままでの東京モーターショーから名称をジャパンモビリティショーに変更した国内最大級のモーターショーにホンダは、「時間や空間といったさまざまな制約から人を解放するモビリティ」や、「人の能力と可能性を拡張するモビリティ」の紹介を通じ、ユーザー自身にも未来に向けた夢を想像してもらい、夢の広がりを体感できるブースを出展するとしている。

 テーマは、ホンダの夢をかたちにしたモビリティを起点に、未来に向けてユーザーの夢が多様性に満ちて広がっていくことを表現する「Honda DREAM LOOP」となっている。

 ブースでは、「ホンダがこれまでに実現した夢や取り組み」、「ホンダの夢が実現する未来の生活」の紹介を通じ、同社が実現したい夢と未来の姿をユーザーに伝えるといったブースを展開。

 また、特設サイトにて「自身の夢見るモビリティ」を言葉で入力すると、AIが「夢の設計図」として画像を生成する、体感型企画も行う。そのほか、ブース内に配置したLEDモニターやWebサイト上に生成された画像を表示し、企画に参加いただいたユーザーに「ホンダと共創する未来の暮らし」を想像しワクワクしていただくことを目指したエリアとする。

 注目のコンセプトカーが大集合!

 なお、今回の出展に向けてホンダではコンセプトカーから実際に市販化を見据えた製品などを数多く展示する。以下で少し紹介しよう。

「SUSTAINA-C Concept(サステナ・シー コンセプト)/Pocket Concept(ポケット コンセプト)」

 限りある資源の制約から解放してくれる四輪・二輪電動モビリティのコンセプトモデル。回収した使用済みアクリル樹脂を再利用して作られており、資源の循環利用(リソースサーキュレーション)によって、限りある資源の制約から解放され、地球環境の保護と自由な移動の喜びを将来にわたって両立することを目指し開発されたモデルだ。なお、どちらもワールドプレミアとなる。

「SC e: Concept(エスシー イー コンセプト)」

 バッテリーを簡単に交換することで充電待機時間という制約からも解放してくれる、二輪電動モビリティのコンセプトモデル。再生可能エネルギーの活用を拡大する手段のひとつである、交換式バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:(モバイルパワーパック イー)」2個を動力源に採用するのが特徴だ。電動モデルならではのスムーズかつ力強い走りで、より快適な日常の移動を実現するモデルとのこと。こちらもワールドプレミアとなる。

「HondaJet(ホンダジェット)/Honda eVTOL(イーブイトール)」

 空と地上のモビリティシステムを組み合わせ、三次元での立体的な移動を可能とすることで、空間と距離の制約からの解放を実現する空のモビリティ。今回は、小型ビジネスジェット機のHondaJet Elite IIの実物大インテリアモックアップモデルを展示し、室内を体感できる貴重な展示も必見だ。

 Honda eVTOLは、5分の1サイズのエクステリアモックアップモデルや、動力源として開発中のガスタービン・ハイブリッドシステムなどを展示する。

「Honda Mobile Power Pack e:(モバイルパワーパック イー)」を活用した電動製品

 バッテリークリーンな再生可能エネルギーをモバイルパワーパックに貯めて持ち運び、さまざまな場所・用途で活用することで、限りある資源の制約から解放され、自由な移動・暮らしと地球環境保護を両立することが可能となる、すでに発表されている画期的なバッテリー「Honda Mobile Power Pack e:(モバイルパワーパック イー)」を筆頭に、モバイルパワーパックを動力用電源に採用した電動製品やエネルギー関連技術を展示する。

 「Honda CI-MEV(シーアイ・エムイーブイ)」

 ホンダ独自の協調人工知能(Cooperative Intelligence:CI)や自動走行技術により、ラストワンマイルを誰でも手軽に自由に移動できるふたり乗りの四輪電動モビリティの実証車。公共交通機関が無い場所での移動や長距離の歩行が困難な場合など、移動範囲が狭くなりがちな人の生活圏の拡張を実現することを目指した車両だ。これもワールドプレミアとなっている。

「Honda Autonomous Work Vehicle(オートノマス ワーク ビークル)」 

  アタッチメントを取り付けることでさまざまな用途に活用できる、プラットフォーム型自律移動モビリティの実験用車両。人の作業が難しい環境下で、大きな積載物の輸送やさまざまな作業を人に代わって自律して行うことで、人の能力や活躍の可能性を拡張することを目指した車両だ。こちらはジャパンプレミアとなっている。

「Honda アバターロボット」

 ASIMOでお馴染みのホンダは、今回ロボットも展示する。これは、時間や空間の制約に縛られず、人の能力と可能性を拡張する分身ロボットとしており、先述のASIMOをはじめとするロボティクス研究で培った多指ハンドと、独自のAIサポート遠隔操縦機能を採用することで、離れた場所にいながら、あたかもその場にいるように作業や体験ができる機能を持つ。

「UNI-ONE(ユニワン)」

 着座型で両手が自由に使えるパーソナルモビリティ。ロボティクス研究から生まれたバランス制御技術と、前後・左右・斜めの全方位に自由に移動できるホンダ独自の車輪機構「Honda Omni Traction Drive System(オムニ トラクション ドライブ システム)」を採用しており、重心移動だけで歩行するように移動が可能となっている。UNI-ONEを使えば、移動に困難を感じる人も活躍の場を広げることができるとしている。

 その他の「拡張」を体現するモビリティ・製品

・新型軽商用EV(電気自動車)プロトタイプ/

・可搬型外部給電機「Power Exporter e: 6000(パワーエクスポーターイー)」

 といった最新のアイテムや、ホンダ独自の新事業創出プログラム「IGNITION」から生まれた

・視覚障がい者向けナビゲーションシステム「あしらせ」(株式会社Ashirase)

・ひとり乗り電動三輪マイクロモビリティ「Striemo(ストリーモ)」(株式会社ストリーモ)

・IGNITIONとして初の社内事業化のケースとなる、自転車を電動アシスト化・コネクテッド化するサービス「SmaChari(スマチャリ)」搭載自転車「RAIL ACTIVE-e」(株式会社ワイ・インターナショナル)

といったさまざまな製品や展示が盛り沢山だ。ホンダブースに足を運べば、ホンダのいまをすべて知ることができる。来場者は必見のエリアだ。

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