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今度のフィットは走りでも魅せる! RSはホンダらしさあふれる存在【新車試乗記】

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今度のフィットは走りでも魅せる! RSはホンダらしさあふれる存在【新車試乗記】

やっぱりホンダはスポーティが一番! フィットに待望のRS登場

 現行ホンダ・フィットは、走りのポテンシャルをダイレクトにアピールするよりも、数字には表し難い感性に訴える価値(心地よさ)をより重視する、という新しいスタンスで生み出された。

ホンダ・フィットに待望のスポーティなRSが復活!レーシングドライバー桂伸一が見たものとは

 けれども、ホンダ車であるからにはやはり「走り」を磨いた仕様は忘れ難い、ということだろう。よりスポーティにデザインされた専用の衣装をまとうと同時に、パワーユニットや足回りに独自のチューニングを施したのが、マイナーチェンジを機に復活となったRSグレードだ。

 用意されるパワーユニットは、パワーアップが図られたハイブリッド(e:HEV)と、1.5ℓへと排気量拡大が行われた4気筒自然吸気ガソリンエンジンの2タイプ。認証の関係で後者は準備が間に合わず、ハイブリッド・システム搭載モデルのみのテストドライブとなった。

精悍な印象にふさわしい走り。ハンドリングも小気味いい

 RSの佇まいはぐっと精悍に見える。草食系イメージの強い現行フィットの中では異質だ。専用ボディキットにやはり専用なデザインの16インチアルミを装着したRSグレードの佇まいはスポーティ。それでも、いわゆるホットハッチのような過激なイメージではない。RSという記号が「レーシングスポーツ」ではなく、あたかも道路を帆走する「ロードセーリング」であるという点に由来をしていそう。そう考えれば、パワーユニットそのものは他のモデルと変わらず、新たにレスポンスや変速点の演出を吟味したドライブモードの設定程度に終わった点にも納得できる。とはいえパフォーマンスは優秀。実際、全力加速では思いのほかに速く、パワーそのものに不満を抱かなかったことも事実だ。

 ハンドリングは小気味いい。タイヤ選定も含め専用チューニングが施されたフットワークは、ワインディングロードで明らかにより舵が早く効き、かつロールが抑えられたダイレクトなハンドリング感覚を提供してくれた。一方で、クルージングシーンでの揺すられ感は明確に増してもいた。「純エンジン・バージョン」が残されたならやはりそこにはMT仕様も欲しかった、とそんな事を言うのは今の時代では欲張り過ぎだろうか。

ホンダ・フィットRS 主要諸元

グレード=e:HEV・RS
価格=234万6300円
全長×全幅×全高=4080×1695×1540mm
ホイールベース=2530mm
トレッド=フロント:1485/リア:1475mm
車重=1180kg
エンジン=1496cc直4DOHC16V(レギュラー仕様) 
最高出力=78kW(106ps)/6000~6400rpm
最大トルク=127Nm(18.6kgm)/4500~5000rpm
モーター最高出力=90kW(123ps)/3500-8000rpm
モーター最大トルク=253Nm(32.1kgm)/0-3000rpm
WLTCモード燃費=27.2km/リッター(燃料タンク容量40リッター)
(市街地/郊外/高速道路=20.6/31.8/27.0km/リッター)
サスペンション=前ストラット/後トーションビーム
ブレーキ=前ベンチレーテッドディスク/後ディスク
タイヤ&ホイール=185/55R16+アルミ
駆動方式=FF
乗車定員=5名
最小回転半径=4.9m

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みんなのコメント

81件
  • ホンダらしさという事が分かってないコメばかり書かれても
  • よほど売れていないのだろうな〜
    販促の為の記事多過ぎ...
    欲しい要素が何一つ無い。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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