もくじ
ー 新CEOは、Qingfeng Feng
ー 売上回復に貢献 ジーリーから支援、SUV計画も
ー ロータス、跳ね馬に並ぶラグジュアリー・ブランドに
フェラーリ250GTO、史上最高額車に 5200万ポンド(76億円)
新CEOは、Qingfeng Feng
ジャン・マルク・ゲールズは突然、ロータスのCEOを辞任した。ロータスは昨年、中国のジーリーホールディングに買収された。ボルボ、Lynk&Co、プロトン、LEVCを所有する自動車グループである。
ゲールズがAUTOCARに語ったところによると、彼の辞任は「一身上の都合」で、「転職すべきタイミング」だったそうだ。6月4日付で退職することについて、「非常に感動的な日」だと話している。
ジャン・マルク・ゲールズ 2014年からロータスCEOに
プジョー・シトロエンの経営を率いていたゲールズは、2014年にロータスCEOに就任。最初の仕事は、赤字続きのロータスを立て直すことだった。後任としてロータスCEOに就任するのは、Qingfeng Feng。ジーリーがロータスを買収した時から役員を務めていた。
ゲールズは新CEOについて、次のように語る。「彼は優れた人物で、良い人選だと思います。ボルボ、Lynk&Co、ポールスター、ロータスの間でシナジーを生んでいくでしょう」
ゲールズはロータスCEOから退任し、エセックスに拠点を置くJDクラシックスを率いることになる。事業内容は、クラシックカー・ディーラーと、レストレーション。
ゲールズは、JDクラシックスはこの分野でヨーロッパ最大の企業で、「世界規模に事業を拡大できるポテンシャルを持っている」と話している。ただ、ゲールズはロータスから完全に身を引くのではなく、Daniel Donghui Li会長の戦略アドバイザーのチーフとして、同社に籍を残す。
売上回復に貢献 ジーリーから支援、SUV計画も
ロータスのCEOとして4年間、ゲールズはかなりの成功を収めた。30%以上売り上げを伸ばし、販売台数はスポーツカー3モデルのラインナップで年間1600台を達成。赤字が続いた後の控えめな営業利益でこの数値である。業績向上の裏には、モデルの改良と地道なアップグレードの積み重ねがあったに違いない。
ゲールズは言う。「ロータスに移籍しないかと誘われたのは2013年でした。わたしがCEOに就任した当時、社員数を350人減らし、800人ほどにする必要がありました。それが今では新たに200人を雇用し、再び1000人を超える大所帯になりました。新世代のスポーツカーの流行に備えるためです」
ゲールズは、「ニューエリーゼ」と呼ばれる高価格帯のモデルも計画し、プロトン時代からアジア発のスポーツSUVプロジェクトも推進している。ジーリーにも期待され、財政的支援を受けていたのは明らかだ。
ロータス、跳ね馬に並ぶラグジュアリー・ブランドに
Daniel Donghui Li会長はいう。「2014年以来、ゲールズはトップクラスのプロダクトとユニークなビジネスモデルを武器に、ロータスを史上初めて、安定して利益を上げるような企業体質に作り変えました」
「ロータスは、Qingfeng Fengという新たなリーダーのもと、次の段階の成長を遂げる準備ができています。軽量素材とスポーツカー・エンジニアリングの知見を活かして、ジーリーのポートフォリオをさらに拡大させていくでしょう」
Qingfeng Fengは、次のように付け加えた。「アイコニックな英国のスポーツカーグループを率いることができて、光栄に思います。ジーリーの世界中でのシナジー効果とトータルサポートを受け、ロータスはさらに輝きます。これまで築いてきたエンジニアリングの遺産と将来的な生産設備に基づき、ラグジュアリー・スポーツ・ブランドとしてのポテンシャルを遺憾なく発揮できる機会が訪れたと自信を持って言えます」
一方、ジーリー幹部は次のように述べた。「ロータスはかつて、フェラーリやポルシェに比肩する存在でした。もう一度、その地位に返り咲く必要があるのです。」
JDクラシックスを所有するシャルム・キャピタル・パートナーズのクリストファー・フィールディングは、ゲールのCEO就任について次のように述べた。「ゲールズの指揮下で、彼のチームはわれわれの掲げるビジョンを十二分に推し進めてくれることでしょう。われわれはこのビジネスを通して、全世界のクラシックカー・コレクターやエンスージアストにすべてのサービスを提供していきたいと思っています」
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