これまで日本にはたくさんのクルマが生まれては消えていった。そのなかには、「珍車」などと呼ばれ、現代でも面白おかしく語られているモデルもある。しかし、それらのクルマが試金石となったことで、数々の名車が生まれたと言っても過言ではない。
当連載では、これら「珍車」と呼ばれた伝説のクルマや技術などをピックアップし、その特徴を解説しつつ、日本の自動車文化を豊かにしてくれたことへの感謝と「愛」を語っていく。今回は、bBの派生車として驚きの形で登場したbBオープンデッキを取り上げる。
こんなクルマよく売ったな!! 【愛すべき日本の珍車と珍技術】 トヨタが本気のカスタム力を発揮したbBオープンデッキ
文/フォッケウルフ、写真/トヨタ
■いまこそ若者の心に刺さるクルマが求められている
「若者のクルマ離れ」が叫ばれて以降、自動車メーカーはクルマの必要性を感じていない若者に向けて、さまざまな手を打ってきた。
たとえば際立った個性を主張して既存のSUVに対する概念をガラッと変えた日産ジュークとか、「若者に手が届くような価格設定」のスポーツカーとして脚光を浴びた、トヨタ86&スバルBRZなどのクルマは、若年層のクルマに対する関心度を上げるという狙いもあったわけだが、結果としてジュークは個性的なSUVを好むおっさんたちから支持され、86&BRZは若者にはまったく手の届かない価格のスポーツカーとして、昔のハチロクを知るおっさんたちが手にすることになったわけだ。
さまざまな要因があって若者がクルマに興味を失ったのは事実だが、クルマのほうにも問題はある。中高年層なら若者だった時代には、彼らが「欲しい!」と思えたり、「いつかは……」と憧れるクルマが多数存在していた。1980~1990年代に生産された、いわゆる「ネオクラシック」と言われるクルマは、デザインや走りに際立った個性があって当時の若者をグッと惹きつけたものだ。
現在は、ミニバンとかSUVのような、家族やおっさんたちに向けたクルマが増えた一方で、若者が手軽に使える個性的な車種は大幅に減少してしまっている。こんな時代だからこそ、かつて若者にウケたクルマの代表である「トヨタbB」の、さらにぶっ飛んだバージョンである「オープンデッキ」について触れてみよう。
bBの登場は2000。若者をターゲットに登場した箱型モデルだ。翌2001年にこちらをベースにしたピックアップモデル「bBオープンデッキ」が追加発売される
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