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ついに新型アルファード&シエンタも登場! 2022年に出るトヨタの大物新車 5選

掲載 更新 107
ついに新型アルファード&シエンタも登場! 2022年に出るトヨタの大物新車 5選

 2020年のハリアー・ヤリスクロス、2021年はランクル・アクア・カローラクロスなど、人気車が続々とモデルチェンジを迎え、大ヒットしているトヨタ。

 年の瀬も迫り、そろそろ来年販売予定の新車情報が入ってきている。本稿では販売現場からの証言などをもとに、2022年にフルモデルチェンジや新型車として登場する予定のトヨタ車を紹介していく。

プロトタイプからの変化も細かく比較! 祝・正式発表!! もっと知りたい新型フェアレディZ!!

文/佐々木亘、写真/TOYOTA、CG/ベストカー編集部

[gallink]

■新型ノア/2022年1月登場

2022年1月登場の新型ノア。現行型は早々にオーダーストップされており、新型への期待が高まる(写真は編集部が作成した予想CG)

 2014年に登場した現行型が、フルモデルチェンジへのカウントダウンを始めた。ノア・ヴォクシーは、新型では車名をノア一本に集約し、グレード名としてヴォクシーの名を残す方向性が有力である。

 新車の部品不足で納期遅延となっている現状を鑑み、現行型に対して早期のオーダーストップをかけた。想定よりも早い店じまいに販売現場は驚いているが、新型へかける期待も大きい。

 売れ筋のクルマなだけに新型が登場するまで2か月以上のオーダーストップは、販売店にとって大きな痛手だが、新型販売の種まきには充分な期間があるだろう。年頭の鮮やかなスタートダッシュが期待される1台だ。

■新型アルファード/2022年4月登場予定

 2021年乗用車ブランド通称名別順位では、毎月のようにトップ5へ名を連ねるアルファード。ここ数年、爆発的に売れているラージサイズミニバンも、来年1月で現行型の登場から丸7年を迎える。

 現行型はアルファード・ヴェルファイアの二本立てだが、新型ではアルファードへ一本化され、ヴェルファイアの名前は消滅する予定だ。

 豪華絢爛なイメージは踏襲しながらも、新たな挑戦としてスポーティな要素も加えるという情報も入っている。パワートレーンに2.4Lターボエンジンを設定し、アルファード初の「GRスポーツ」が設定されるらしい。

 現行モデルの初期型を購入したユーザーは間もなく3回目の車検を迎える。このタイミングに合わせて、新型を登場させてほしいと販売現場が熱望する1台だ。

 当初2022年冬頃の登場を予定していたアルファードだが、取材を行っていると待望論の大きさからスケジュールを前倒しに計画しているという声も聞こえてきた。

 ノア・アルファードが、2022年春までに連続して登場すれば、他メーカーにとってこのうえない脅威になるはずである。現行型のオーダーストップ時期を注視していきたい。

■bZ4X/2022年夏頃(6~7月)登場予定

2022年夏頃登場予定のbZ4X。トヨタ新EVシリーズのトップバッターとなる。トヨタ販売店にとっては待ちに待った純EVだ

 2021年6月2日にアメリカで公開された新型EVのbZ4X。トヨタは2025年までに電動車のフルラインナップ化を掲げており、新EVシリーズ第一弾となるのが、bZ4Xだ。

 レクサスでは一足早くEVモデルのUXを登場させ、多くの支持を得ている。今のトヨタ販売店にとって、純EVは待ち焦がれた存在であろう。

 EVが初の取り扱いとなる販売店では、セールス・サービスともに入念な準備に入っている。ハイブリッドや水素とは、謳い文句や取り扱い方法が大きく変わるEVなだけに、初動は慎重な対応が求められそうだ。

■新型シエンタ/2022年秋頃(8~9月)登場予定

 アルファードと同様に2015年に現行型が発表されたシエンタも、モデルチェンジの時期を迎える。直近の販売実績は、ライバルのフリードに後れを取る結果となっており、テコ入れが待たれるクルマだ。

 ヤリス・アクアと、直近のコンパクトモデルは上手く進化した。シエンタもこの波に乗っていきたい。

 2015年の登場時から全チャネルで販売されてきたのがシエンタだ。全チャネルがシエンタユーザーを抱えており、底堅く販売を進めていくためのカギとなるクルマである。販売の地盤を整えるモデルなだけに、失敗は許されない。

■新型ランドクルーザープラド/2022年後半(8~12月)登場予定

2022年後半登場予定のランドクルーザープラド。2021年に登場したランクル300同様旋風を巻き起こすか?(写真は編集部が作成した予想CG)

 2009年に登場し、2度のマイナーチェンジをおこなってきたプラド。現行のトヨタラインナップでは、かなりの古株となる。それでも、月販約2000台を維持し続け、底堅い人気を保っているクルマでもある。

 堅牢なラダーフレームやサスペンション、トルクの太いパワートレーンなど、現在持っているクロスカントリー性能には、さらに磨きをかけるとともに、実用性が高いプラドの良いところをブラッシュアップするモデルチェンジとなりそうだ。

 今年登場したランクル300は、販売現場に大混乱を起こしてしまった。プラドの新型でも同様の事態が起こる可能性は高い。まずはランクル300の混乱を沈め、落ち着いたであろう2022年後半にデビュー時期を設定しているようである。混乱が沈静化しなければ、少し発表時期を後ろ倒しする可能性も高いだろう。

*   *   *

 2020年代に入り、トヨタの新車は大豊作だ。この勢いは2022年も変わらず続いていくだろう。特に2022年はモデルライフ7年超の人気車種が、そろってモデルチェンジを予定しており、販売店では自社ユーザーへのアピールが既に始まっている。

 2022年も話題満載のトヨタから、目が離せない。

[gallink]

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