日本の路面の良さは世界トップレベル
日本の高速道路がいかに走りやすいか。海外の高速道路で実際に走ってみると、その差は歴然。もっとも大きな違いは、路面の質だ。日本の舗装技術は世界トップレベル。とにかく、路面がスムースである。欧州や中国では、たとえ新しい高速道路でも、路面のざらつきを車内で感じる。また、アメリカの場合はアスファルトではなくコンクリート路面が多いため、路面のざらつきが大きく、また路面とタイヤの接地音が大きいという欠点がある。
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さらに言えば、日本の高速道路の構造はクルマの重さに対して柔軟性に富んでおり、それによってクルマやタイヤの性能をしっかりと引き出すことができるのだ。
どうしてそこまでの差が出るかといえば、設計思想の問題だろう。海外では「この程度で十分」と思うことが、日本では「もっとレベルアップするべきだ」という発想にかわっている。
こうした路面の質は、クルマ自体の質にも直結する。路面が悪ければ、クルマの乗り心地をさほど追及する必要もない。NVH (騒音、振動、突き上げ感)という、クルマの乗り心地を決める三大要素についても、質の違いが出てくる。
また、路面が悪ければ、クルマの傷みも早くなり、部品交換の頻度もあがる。そのため、たとえば中国の場合「どうせじきに変えるのだから、部品の耐久性もほどほどで良い」といった発想になりがちだ。
通行料金の高さが唯一の欠点
次に、サービスエリアやパーキングエリアなど、顧客サービスだが、こちらも圧倒的に世界一である。グルメ、お土産物売り場、そして遊園地などのアトラクションまであるなど、外国人の目には”信じがたい光景”に映る。
海外でも、サービスエリアにはレストランがあるが、日本のようにメニューのバリエーションは豊富ではなく、また味もいまいちだ。外国人にとっては、”しょせん高速道路”に、日本人がなぜそこまで多くを求めるのか、理解できないだろう。
また、高速料金の徴収方式についても、日本が世界をリードしている。全国で共通のETC (自動料金徴収システム)を採用したのは、日本が世界で初めてだ。
一方、海外の高速道路と比べて、日本の高速道路には”大きな欠点”がある。それは、通行料金の高さだ。たとえば、アメリカでは”フリーウェイ”と称されるように高速道路は無料が基本だ。カリフォルニア、フロリダ、テキサス、ペンシルバニア、イリノイなど大都市やリゾート地の周辺で有料区間があるが、数百円から高くても1000円ちょっと。欧州でも、無料区間が多く、有料期間でも数百円レベルが一般的だ。
そのため、外国人が成田空港から東京までタクシーに乗ると、タクシー代の高さに加えて、高速料金の高さにビックリ仰天。
良きサービスと走りやすさのために維持費が高い、日本の高速道路。世界では稀な存在なのだ。
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