RBのダニエル・リカルドは、F1ベルギーGPの予選Q2で13番手と、トップ10入りを果たすことができなかった。リカルドはマシンのフィーリングが良かったため、上位進出できる可能性もあったと考えているが、予選Q2で早めにアタックしてしまったことでそのチャンスを逃したと悔しがった。
雨量が刻々と変化するという難しいコンディションとなったF1ベルギーGP。リカルドはQ1を9番手で突破すると、Q2でも上位争いを展開。しかし最終的には13番手で、Q3に進むことはできなかった。
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「とても楽しかった。とても良いフィーリングだったんだ」
リカルドはそう語った。
「そういうわけで、13番手スタートという現実を受け止め切れていないかもしれない。13番手よりもずっと良いフィーリングだと思っていたんだ。フィニッシュラインを越える度に、トップ10にいるように感じていたし、エンジニアが3番手だとか4番手だとか言っているのが聞こえた。だから競争力はあったと思う」
「FP3ではいくつかの問題もあって、ちゃんと走ることができなかった。だから予選に入る時、このコンディションで自分たちがどうなっているのか、本当に分からなかった。正直に言って、自分たちにこれほど競争力があるとは思わなかったんだ」
またリカルドは、Q2でアタックするタイミングを見誤った可能性があると語った。
「Q2の後半で雨が少し降り始めた。それで雨が強くなるかもと思って、少し早めにアタックすることにした。それで、コンマ何秒かタイムを縮めることができた」
「そして結局路面コンディションは悪化しなかった。つまり一番最後に走るのが正解だったんだ。でもその時点で僕らはもうガレージに戻っていた。間違ったとは言いたくはないが、正しい判断ができなかっただけだ。でも、僕が腹を立てるような判断ではなかったんだ。理に適った判断だったし、もう少し雨が強まれば、僕らが賢い人に見えただろうね」
「僕ら全員ががっかりしているけど、後悔するような判断ではなかった。ただ正しくなかっただけだ。それでもコンマ数秒届かなかっただけ……本当に良いマシンだと感じていたから、残念だけどね」
リカルドは、決勝レースに向けたセッティングを見極めるため、金曜日にはかなり試行錯誤したことを明かした。
「昨日(金曜日)は何がベストなのか、それを見つけるために少し試行錯誤する必要があった。FP1では正しい位置にいることができる、FP2ではそこに少し近づいたと思う」
「でも明日(決勝)はコースがリセットされるから……宝くじみたいなもんだね! まあそこまでは言わずとも、まだ分からない点もある。1ストップというよりも、2ストップのレースになるかもしれない。初日はグレイニング(ささくれ摩耗)もあったし、路面のグリップも上がっていない……エキサイティングな2ストップレースになるといいね」
リカルドは、空力のセッティングについて次のように続けた。
「FP1では、スピードトラップの速度を見れば、ダウンフォースが低すぎたのは明らかだったと思う。そのためセクター2では実に遅かった」
「FP2では確実に改善できたけど、第2セクターでの遅さには驚いた。つまり今のところ、ダウンフォースやタイヤにかける負荷は依然として重要で、取り組むべき課題がある。しかしバランスなどについては、初日のマシンにほぼ満足している。FP2でのロングランも改善できたと思う。だから、レースにはもう少し楽観的に臨めると思う」
「厳しいレースになると思う。でも、戦略やタイヤマネジメントが重要になるかもしれない。明日がそういうレースになればいいなと思っている」
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