Rolls-Royce Ghost
ロールス・ロイス ゴースト
WEC第6戦スパ6時間レース、 アストンマーティン ヴァンテージ GTEがダブル表彰台を獲得
2代目はアルミ製スペースフレームに進化
ロールス・ロイスは2020年秋に予定しているゴーストのフルモデルチェンジに向けて、少しずつその最新情報を“リーク”している。今回新たに公開したコンセプトムービーでは、次期型ゴーストが採用する最新の足まわりに触れている。
2代目ゴーストは、現行ファントム(BMW以前の本家ロールス・ロイス時代から数えると8世代目)やカリナン同様、オールアルミの最新スペースフレーム構造「アーキテクチャー・オブ・ラグジュアリー」を採用。現行モデルではその構成の多くをBMW 7シリーズのスチール製モノコックと共有していたが、次世代型は独自の骨格を与えられる。
4輪操舵+4輪駆動システムを採用
また、動画内では「ALL WHEEL DRIVE」と「ALL WHEEL STEERING」の文字も登場。つまり、ゴーストに期待される優れた操縦性を確保するべく、4輪駆動と4輪操舵の搭載に踏み切ったようだ。
さらに、ロールス・ロイスの誇る「魔法の絨毯」と呼ばれる乗り心地をさらに一段高みへと押し上げるべく、新型ゴーストは「Planarシステム」というサスペンションを採り入れるという。planar=平らな、という意味の単語を冠することから、車体をフラットに保つためのテクノロジーであると想像できる。
車体をフラットに保つための3つのテクノロジー
Planarサスペンションは3つの要素に大別できる。ひとつ目はフロントサスペンション上端部に設置する「アッパー・ウィッシュボーン・ダンパー ユニット」で、3年間の開発期間を経た世界初の技術だ。ふたつ目が、進行方向の路面情報をカメラで先読みしサスペンションを自動で制御するという、高級セグメントで潮流となっている機構。ロールス・ロイスはこれを「Flagbearer(=旗手)システム」と呼ぶ。
三つ目は、そのスムーズなマナーですでに定評を得ている「サテライト エイデッド トランスミッション(SAT)」。衛星からのGPSデータと連動して先のコーナーなどの状況を予測し最適なギヤ段選択を行なう機構だ。
もっとも“使いやすい”ゴーストへ
新型ゴーストの開発を率いるジョナサン・シムズは語る。
「ゴーストの顧客の皆様は、彼らの所有するコレクションの中でもっとも引き寄せられるクルマがゴーストなのだとおっしゃいます。様々なシーンで使うことのできるオールラウンドな性能を愛してくださっているんです」
「優れた先代モデルを上回る新型ゴーストを作り上げるには、ゼロから始めなければなりませんでした。我々のアーキテクチャーをさらなる高みへと押し上げ、よりダイナミックでよりラグジュアリー、かつこれまで以上に使いやすいクルマを作り上げました」
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みんなのコメント
なにを訴えてるのかさっぱりわからんな。