フォードGTとマスタングがチャリティーオークションで2億8000万円を集めた

アメリカでは新車が登場した際のプロモーションの一環として、ニューモデルをオークションにかけ、売り上げを慈善団体などに寄付することで社会との繋がりを強化するという文化がある。今回この方法で話題を呼んでいるのはフォードのスポーツカーだ。

バレットジャクソン・オークションにかけられたのは、2017年型の「フォードGT」と2019年モデル「フォード・マスタング ブリット」。マスタングはシリアルナンバー001番というコレクター垂涎の一台だ。さらに、ゲストとしてスティーブ・マックィーンのご子息であるチャド・マックィーン氏が登場。マスタング ブリットのオークションに華を添えた。

結果、フォードハイパフォーマンスレーシングスクールの体験も含まれていたフォードGTは255万ドル（2億8000万円）で、マスタングは30万ドル（3280万円）で落札。フォードGTの売り上げはノースカロライナの自閉症協会などに寄付。マスタングの売り上げは困っている若者を助けるボーイズ・リバプリックの資金として提供されることになった。