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ホンダ 3代目のフリード登場 コンパクトミニバンは見た目と使い勝手を熟成

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ホンダ 3代目のフリード登場 コンパクトミニバンは見た目と使い勝手を熟成

ホンダは2024年6月27日、3代目となるBセグメントのコンパクト・ミニバン「フリード」を6月28日から販売した。

AIR EX8年ぶりのモデルチェンジとなった3代目フリードの開発コンセプトは「“Smile” Just Right Mover(“スマイル” ジャスト ライト ムーバー)」とされ、幅広い世代が使いやすいコンパクト・ミニバンとし、従来モデルに比べて熟成を行なっている。

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車種展開は、標準グレードのAIR(エアー)とSUVテイストを加えたCROSSTAR(クロスター)の2種類だ。パッケージングは、AIRは3列シートの6人乗り、7人乗り、CROSSTARは3列シートの6人乗り、2列シートの5人乗りというラインアップだ。もちろんリヤドアは左右スライドドアになっている。

3列シート/6人乗りの場合は2列目シートはアームレスト付きのキャプテンシートとなり、3列目シートへのウォークスルーができる。7人乗りの2列目シートはベンチシート。収納は左右側面への跳ね上げタイプで、従来よりシートが軽量化されているのでより軽い操作力で跳ね上げが可能。

また、5人乗りの場合は2列めシートは6:4分割シートで、ダブルフォールダウン式とし、2列目シートを折りたためばほぼフラットなフロア面を作り出すことができる。

6人乗りシートでのウォークスルー快適性が向上した3列目シートなお、CROSSTARの2列シート5人乗りの場合は、リヤのラゲッジスペースはボードを使用して上下2段に分割して使用できるなど、ラゲッジスペースの利便性が高められている。

3列シート・モデルのラゲッジスペース。3列目シートの格納は左右跳ね上げ式CROSSTARの5人乗りのラゲッジスペースの上下分割ボードさらにラゲッジスペース左右側面には自在にフックや棚を設置できるユーティリティパネルを装備。テールゲートにも6ヶ所のユーティリティナットを装備し、照明を吊るしたりハンガーを掛けることが可能など、キャンプやアウトドアを意識した装備が備えられている。

そしてAIR、CROSSTARにFFとAWD、パワーユニットは1.5Lガソリンエンジン+CVTと、ハイブリッドのe:HEVを設定している。

ボディサイズは、全長4310mm、全幅1695mm(AIR)/1720mm(CROSSTAR)、全高1755mm(FF)/1780mm(AWD)、ホイールベース2740mmで、基本は5ナンバーサイズで、市街地でも扱いやすい。また最低地上高はFFが135mm、4WDは150mmだ。

デザインは、AIRは過剰な装飾を抑え、シンプルで明快、モダンさを訴求しており、ボディサイドも水平基調で統一感、安定感を生み出している。

CROSSTARは、AIRをベースにタフさを付け加え、。ボディーの下まわり全周に専用のブラックガーニッシュを採用。要所にシルバーのガーニッシュをアクセントに使用している。

インテリアもシンプルな水平基調とし、AIRはインスツルメントパネルにファブリック処理を採用し、リビングのような雰囲気に。メーターパネルは7インチのTFT液晶メーターとしている。

AIRのインスツルメントパネルAIRのフロント・シートまた視界では、Aピラーの根元がフロントタイヤの真上になるようにデザインして、運転のしやすさを追求し、斜め前方の視界も拡大させている。2列目、3列目シートからの視界も拡大し、さらに3列目シート左右のガラスは従来の三角形から正方形に変更することでより広く明るい視界を実現している。

CROSSTAR ガソリンモデル快適性では、コンパクト・ミニバンで初となるルーフに配置するリヤクーラーを設定。さらに寒冷時に、エアコンの「AUTO」スイッチを押すだけで暖房とともにシートヒーターが作動するエアコン連動型シートヒーターを、コンパクトミニバンとして初採用している。

CROSSTAR e:HEV EXパワートレインは、ハイブリッド・モデルはフリードで初となる2モーター式のe:HEVと、1.5Lのガソリンエンジン+CVTの2種類を設定している。

CROSSTARのインテリアe:HEVモデルのLEB型アトキンソン+VTECエンジンは、先代ハイブリッドモデルに比べ燃焼を高速化し、フリクションを低減することで最大熱効率を40%以上に引き上げ、走りと燃費をより高い次元で両立。エンジン出力は106ps/127Nmだ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAメインとなる駆動用モーターは123ps/253Nmの出力を発生。通常、エンジンは発電用で、高速巡航時のみエンジン駆動となるシステムだ。ほとんどはモーターで走行し、低速域からの力強く滑らかな加速が生み出される。なおアクセル・オフ時に強めの回生ブレーキを発生させる「B」レンジをフリードで初設定している。WLTCモード燃費は25.6km/L。

ガソリン・モデルは1.5LのL15D型エンジンを搭載。このi-VTECエンジンはヴェゼルと共通のポート噴射タイプだが吸気系を新設計している。出力は118ps/142Nm。トランスミッションは最新のCVTを搭載。CVTは、全開加速ステップアップシフト制御、ブレーキ操作ステップダウンシフト制御を採用している。WLTCモード燃費は16.5km/L。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAAWDモデルはプロペラシャフトを持つリアルタイムAWDシステムを採用し、ハイブリッド、ガソリンの両モデルに設定されている。

サスペンションは、FFモデルはフロントがストラット式、リヤがリジッド式、AWDモデルはリヤがドディオン式となっている。

ブレーキは全モデルに電子制御パーキングブレーキとオートブレーキホールド機能を標準装備としている。

キャビン全体は加速ノイズやロードノイズを抑制して静粛性を向上させ、走りの性能では扱いやすく穏やかな特性にしてる。

運転支援システム「ホンダセンシング」は最新タイプのシングル・カメラ+超音波センサーを標準装備化。渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)、車線維持支援システム、危険回避ブレーキや道路標識検知、踏み間違いによる急アクセル抑制機能など多くの機能を網羅している。

価格

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みんなのコメント

6件
  • 夢栞
    台→代、はよ直してよ!
    それにしてもホンダお得意のレス仕様だから、ナビやちょっとしたオプションを追加すると400万円近くになるんだよなぁ…。値段は非コンパクト(笑)。
  • joj********
    2列目のキャプテンシートが見た目ほど座り心地が良くない。
    しかもHEV車は運転席と助手席下の床面が盛り上がっててより体育座りを強要させられる。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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