アルガルヴェ・サーキットで行なわれたMotoGP最終戦ポルトガルGPの予選では、母国戦となるミゲル・オリベイラ(テック3・KTM)が前戦ウイナーのフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)をわずか0.044秒差で破ってキャリア初のポールポジションを獲得した。
この勢いのまま母国戦優勝と行きたいところだが、オリベイラはモルビデリを始めとした強力なライダーたちとの争いになることを予想。さらに初開催サーキットでのタイヤの消耗も未知数でありレースは予測が難しいと考えている。
■MotoGPポルトガル予選:オリベイラ、初ポール獲得で母国に錦飾る。中上貴晶11番手
レースをポールポジションから支配できると思うか? そう尋ねられたオリベイラは「いや、そう言ってのけるのはかなり難しいと思うよ」と答えた。
「僕ら(MotoGP)はここでレースをしたことが無いし、逃げるためには自分に有利なことがたくさん必要だと思う」
「確かに勝つにはPPは良いモノだ。よりリラックスさせてくれる。ただ、レース序盤には非常に強いライバルがいると感じている」
「それから15周くらいした後に、タイヤがどうなるかが分からない。僕らは楽観的かつ自信を持つことが必要だけど、あまり調子に乗りすぎないようにしないとね」
ポルトガルGPは当初観客を迎えてのレースが想定されていた。しかし新型コロナウイルスの流行が再び始まっていることで、結局他のレースと同じように無観客試合となってしまった。
たとえ無観客であろうと母国でのレースはプレッシャーが加わっているかと訊かれたオリベイラは次のように語った。
「いや、余分なプレッシャーになっているとは思っていない。僕としてはここでレースをすることができるのは名誉なことだと思っているし、それだけだ。上手くやりたいし、楽しみたいと思っている」
「ここポルトガルでレースができることが、僕にとって特別な意味を持っているのは事実だ。僕はただこれを楽しむしかない。当然だよね」
オリベイラはFP4でのレース想定のペースでは、非常に優れていたというわけではなかった。しかし彼はFP2での走りは良かったことから、決勝でもコンスタントなペースを示せると考えている。
「そうだね、確かに強さを感じられているし、僕のペースは明日に向けて結構有望だと思っているよ」と、オリベイラは言う。
「バイクのセットアップを整理することが必要なのと同時に、4つのタイヤコンパウンドも試さなくちゃいけなかった」
「それは簡単なことじゃなかった。それで皆が15周後には何が起こるかがわからないままレースに出場することになっていると思う。だけど僕は落ち着いているよ。バイクのフィーリングはとても良いから、レースでもコンスタントな走りができると思っているんだ」
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