ちょっとしたスーパーへのお出かけをはじめ、休日のショッピングや年末年始の里帰りなど、ファミリーは日常生活で車を活用する機会がたくさん!
ファミリーカーとしての車探しは、普段の乗員人数や用途のほかに、子供が快適に乗車できるかなど、あらゆるポイントが重要になります。
今回は、予算やボディサイズの異なる国産車3台をご紹介します。国産ファミリーカーのラインナップは豊富ですが、まずは今回ご紹介する3台をベースに検討してみてはいかがでしょうか?
●軽自動車ならダイハツ・タントで決まり! 安心の予防安全機能もバッチリ
1台目におすすめしたいのは、2003年デビューのダイハツ・タントです。現行型となる4代目は新技術「DNGA」を採用した1台で、軽自動車らしくない安心の操縦性とスムーズな加速性能が魅力のモデルとなっています!
さらに、タントの安全性能や快適性は普通車と同等クラス。ほぼすべてのグレードにダイハツの予防安全機能「スマートアシスト」が標準装備されており、運転時の安全性が高いのが魅力です。
なお、グレード展開は「X」と「L」を基調に全12車種で、車両本体価格は124万3000円から。軽自動車なので自動車税も比較的安価に抑えることができます。
●タントがおすすめなのは「小さな子ども×ちょっとそこまで」というファミリー
タントをおすすめしたいのは、ズバリ少人数で近場でのお出かけが多いファミリー。とくに子ども2人を連れたお買い物が多いパパさんやママさんにおすすめしたい1台です。
その理由は、タント最大の魅力である「ミラクルオープンドア」にあります!ミラクルオープンドアでは、本来、ボディに設計されているはずの前席と後席の間のピラーが、フロントドアとリアスライドドアに組み込む形でデザインされています。
前後のドアを開けると、開口部が大きいうえにピラーと呼ばれる支柱がないため、子どもを抱えての乗車もしやすいのが特徴です。後席はスライドドアを採用しているので、「隣の車にドアパンしてしまった!」というトラブルも未然に防止できます。
また、助手席シートを前に移動させることで、後席から運転席へのアクセスもラクラクな「ミラクルウォークスルー」も実現。例えば、パパさんorママさん+子ども2人といったお出かけでも、運転席と後席のコミュニケーションがとりやすいので安心です。
このように、タントは安全機能も充実しているため、「ちょっとそこまで」や「ロングドライブ」など、距離にかかわらず、お出かけの頻度が多いファミリーにとくにおすすめです!
>>ダイハツ タントのカタロググレードをチェックする
●サイズ感がGoodなトヨタ・シエンタ! 7人乗車でも室内の快適性が抜群の1台
続いておすすめしたいのは、いまやファミリーカーの定番といっても過言ではない、トヨタ・シエンタです。現行型である2代目の登場は2015年と、登場から少し年数が経過していますが、毎月安定した販売台数を記録している人気の根強いモデルです。
ところで、シエンタといえば「小型のミニバン」というイメージを持つ人も多いのではないでしょうか?まさにそのイメージ通り、シエンタはミニバンとしては小型な部類で、例えば同じトヨタのミニバン、ノアと比べても、全長は約400mmも縮小されています!
一方で、最大乗員人数は7人。コンパクトなボディながらも、じゅうぶんな乗員人数を確保しています。また、人数に合わせた収納の多さもシエンタの魅力のひとつ!カップホルダーや細やかな収納スペースが多く、収納に困らないのがうれしいポイントです。
グレードは「X」と「G」をベースに、3列目シートを取り払ってラゲージを広く活用できるようにした「FUNBASE(ファンベース)」や内装に上質な雰囲気をもつ「Cuero(クエロ)」など豊富にラインナップ。パワートレインや駆動方式によっても細かく分類されており、車両本体価格は181万8500円からとなっています。
●シエンタがおすすめなのは「5人以上×大きいクルマはちょっと…」というファミリー
シエンタは、ボディサイズが小さく、運転しやすいため、自宅の駐車スペースに限りがあるご家庭や大きい車の運転に不安がある方にもおすすめ!
ハンドルの取り回しのしやすさはミニバンのなかでトップクラス!駐車はもちろん、狭い路地への進入やUターンなど、運転を苦手とする人が避けたい局面では、じゅうぶんな取り回し性能を発揮します。
また、乗員人数が7人までとなっているため、子どもの多い家庭はもちろん、おじいちゃん、おばあちゃんとのお出かけが多いご家庭にももってこいの1台です。
3列目のシートはフラットに倒すこともできるので、乗員人数が少ないときには大容量のラゲージスペースとして活用できるのもありがたいところ!
>>トヨタ・シエンタのカタロググレードをチェックする
●トヨタ・アルファードはなにもかもが最上級!? とにかく快適な1台を求める方へ
最後にご紹介するのはミニバンのラスボスともいえるトヨタ・アルファードです。2003年に初代が誕生し、現在2015年に登場した3代目が販売されているアルファードは、発売から6年経過しているにもかかわらず、2021年の年間販売台数はミニバンのなかで堂々の1位!
ラグジュアリーな1台として広く知られ、自家用はもちろん、お偉い方々を乗せるハイヤーとしても活用されています。エクステリアにはメッキの装飾が施され、シャープかつ高級感あふれる印象に。インテリアは木目調のインパネや座り心地が極上のシートで落ち着いた空間が演出されています。
広々とした空間を生かした室内の快適性はもちろん、走行性能や安全性能にも優れ、個々の性能が非常に高い1台となっています。
グレード展開は、すべてが最上級のグレード「Executive Lounge S」を皮切りに9車種ラインナップ。「Executive Lounge S」は742万1000円という高価格帯のクルマですが、エントリーグレードの「X」は394万1000円~と意外とお手頃。人気のあるクルマだけに、下取り価格が高いのもうれしいポイントです。
●アルファードがおすすめなのは「大家族×アクティブ!」というファミリーに
いまやすっかり高級車としてのイメージが定着したアルファードですが、実際に乗ってみるとその室内空間の広さや高級感はたしかに魅力です。しかし、ファミリーにとって本当にうれしいのは、3列目の使い勝手の良さではないでしょうか?
最近では3列シートを備えたミニバンやSUVも増えてきましたが、長時間乗車でも快適に過ごせる3列目を備えたクルマは実はほとんどありません。また、3列目を使用してしまうと、ラゲージスペースにほとんど荷物が載らないということもめずらしくありません。
しかし、アルファードなら大人でもゆったりと座れる3列目が備わっている上に、3列目を使っていてもじゅうぶんなラゲージスペースが備わっています!
子どもの数が多かったり、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に移動することの多いファミリー、あるいは少年野球やキャンプなどを楽しむアクティブ派のファミリーにとって、この点は大きな魅力です!
もちろん、その他の機能も文句なし!そういう意味で、アルファードはファミリーカーの最高峰と言えるでしょう。
>>トヨタ・アルファードのカタロググレードをチェックする
●乗員人数や用途をしっかり見極めて後悔のない選択を!支払総額にも注意!
今回紹介した3車種は、ボディサイズや価格、乗員人数などもそれぞれ異なるモデルです。「普段何人乗車するか」「用途や走行距離はどのくらいか」など、具体的なクルマの使用方法をイメージして、適切な1台を選ぶ必要があります。
ファミリーカーとして使用するとなれば、子どものことを念頭に置いて考えてしまいがちですが、「大人がリラックスして乗車できるか」「運転はしやすいか」など、大人視点で検討することも、ぜひ忘れないでくださいね。
ちなみに、車両本体価格はあくまでも最低ライン!実際の購入の際には、オプション価格や税金、保険料、販売諸経費など、諸々の費用が加算されます。そのため、購入前には1度見積もりの算出をおこない、実際の購入費用となる総支払額を知っておくのがおすすめです!
文:ピーコックブルー
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みんなのコメント
アホファードだって見た目ギラギラの下品なゴミ。
なんで子育て世代が貨物車なんだよw