3度F1チャンピオンに輝き、最近ではメルセデスの非常勤会長を務めるニキ・ラウダは、クリスマス休暇をイビサ島で過ごしていた際、インフルエンザのような感染症にかかってしまった。
そのためラウダは、昨年夏に肺の移植手術を受けたウィーンのAKH病院に入院。移植した肺に悪影響がないことを確認するため、集中治療室に入った。
ラウダ、入院中にベッテルから直筆の手紙を受け取る「彼の復活は間違いない」
しかし、ラウダは順調に回復。担当医であるウォルター・クレペトコ医師はオーストリアのAPA通信社に対し、ラウダに対して退院の許可を与えたことを明かした。
クレペトコ医師曰く、インフルエンザによってラウダの生命が脅かされることはなく、人工呼吸も必要とされなかったという。そしてラウダが集中治療室に入れられた理由は、弱まった免疫システムを密に監視する必要があったからだと説明した。
ラウダは肺移植から回復の途上にあり、昨シーズン終盤戦はサーキットに姿を見せることはできなかった。今季開幕戦のオーストラリアGPを訪れることができるかどうかは、まだ明らかになっていない。
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