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オフの間にステークF1には多くのスタッフが加入。新たなアイデアも生まれ「C44に影響を与えている」とボッタス

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オフの間にステークF1には多くのスタッフが加入。新たなアイデアも生まれ「C44に影響を与えている」とボッタス

 ヨーロッパが冬の間、オーストラリアで6週間を過ごしてこんがりと日焼けしたバルテリ・ボッタスは、ロンドンで行われたステークF1の2024年型マシン『C44』発表会で楽観的な表情を浮かべていた。しかしボッタスは、自分自身に多くのことが待ち受けていることを十分に認識していた。彼は2024年末で契約が切れるため、アウディのF1における最初の一歩をリードするのに必要な資質があることを、アウディの経営陣に納得させなければならない。

 ベテランドライバーのボッタスが明らかに満足していることのひとつは、ヒンウィルを拠点とするチームの技術部門の規模と質が成長しており、そのことが2024年のマシンの設計開発に現れていることだ。

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「昨年は年末に向かうにつれて別のチームからかなりの数の人々が、チームの様々な部門に加わり始めていたのがわかった。ファクトリーの特定の部門がより恩恵を受けているとは思わないが、全体的に少しプラスになっているだろう」とボッタスは述べた。

「より多くの新しい人材が加わり、新しいアイデアがある。今ではトップチームを含む他のチームからより多くの経験を得ている。ビークルダイナミクスに関するものであれ、空力に関するものであれ、今の僕たちのチームにはさらに強みがある。彼らはすでに今年のマシンにも影響を与えている」

 ボッタスはザウバー(当時のアルファロメオ)での最初のシーズンを予想よりはるかに順調にスタートし、定期的にポイント圏内に入ってその過程でメルセデスやフェラーリのドライバーをも破ったが、2022年半ば以降は状況が悪化した。昨年の選手権9位という結果はザウバーにとって過去最低のものだった。

 そのため今年のマシン設計と開発には大きな変更が加えられ、ボッタスはチームにリスクを取るよう奨励した。

「僕たちは目標をかなり大胆に設定する必要があると思う。高い目標を達成することが必要だ。なぜなら、誰もが知っているように、昨年は目標を達成できなかったからだ。したがって、僕たちは新たな目標を設定する必要がある」

「重要なことは、昨年の競争と比較してパフォーマンスをすぐに向上させることだ。そしてより安定性を保ち、開発面で行き詰まることなく、マシンを本当に進歩させるようにすることだ。だから結果に関して言えば、僕たちは安定してポイント圏内に入る状態でシーズンをスタートする必要がある。できればそれを超えていきたいが、昨年はそうではなかった」

 表彰台フィニッシュが必須で定期的に優勝できたメルセデスでの5年間を経たボッタスは、予選Q3に進出し、数ポイントを獲得するために戦うためのモチベーションに疑念が生じていることを承知していたが、その疑念を彼は解消した。

「僕は意欲にあふれている。そうでなくてはいけない。たとえ困難な時期にあっても、それが僕の仕事でもあると言える。特に新しいシーズンではね。そして冬の間に目にしたこと、進歩、そしてすべての新しいことを見て、僕はやる気に満ちている。本当に力強いシーズンにしたいと思っている。それに、契約の年が始まるときには、自分に何ができるか示せるようになりたいと思うものだ」

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