フォーミュラEのオンラインバーチャルレース「ABB FORMULA-E RACE AT HOME CHALLENGE in Support of UNICEF」の第3戦で優勝したパスカル・ウェーレイン(マヒンドラ)は、強力なライバルが迫り来る中でもペースを維持することを心がけたと語った。
新型コロナウイルス拡大で実際のレースが中断している中、フォーミュラEが期間限定でオンラインでのバーチャルレースを企画。2019-2020シーズンに参戦中のレギュラードライバーが揃い、実際のレース同様の接近戦を繰り広げている。
■FEバーチャル第3戦|ウェーレインが初優勝、ギュンターの連勝がストップ
そんな中、頭ひとつ抜け出る走りを見せているのが第1戦、第2戦ともに優勝を飾ったマキシミリアン・ギュンター(BMW i・アンドレッティ)。モンテカルロ市街地コース(フォーミュラEレイアウト)を舞台にして行なわれた第3戦でも優勝候補の最有力と目されていた。
しかし、予選から彼を上回る走りを見せたのがウェーレインだった。ポールポジションを獲得するとスタートから一度もトップを譲らない安定した走りを披露。15周をほぼノーミスで走りきり、優勝を飾った。
レース後、チームのリリースにコメントを寄せたウェーレインは、スタートが一番肝心な場面だったと語った。
「スタートが一番重要なポイントだった。(ターン1を通過後)後方で何台かクラッシュしているのは見えたけど、実際に何が起きたかを把握することはできなかった。その後は、とにかくペースを維持することに徹した。終盤にはタイムを上げることができて後続とのギャップを広げられたけど、僕にとっては単調なレースだった」
「とはいえ、マヒンドラ・レーシングのみんなに(バーチャルでの)モナコの舞台で勝利をプレゼントし、フルポイントを獲得できたことはとても嬉しいことだ」
ウェーレインは前回の第2戦でも途中まで2番手を走行しギュンターを追い詰める走りを見せていたが、自らのミスでクラッシュを喫してしまい順位を落としてしまった。
そんな中で迎えた今回の第3戦は、これまで速さをみせていたギュンターやストフェル・バンドーン(メルセデス・ベンツEQ)を全く寄せ付けない速さを披露した。
第3戦を終えてドライバーズポイントではギュンターが65ポイントでリードしているが、合計44ポイントまで積み上げたウェーレインが2番手に浮上。この勢いが続けば、ランキングでもトップに躍り出る可能性も大いに出てきそうだ。
なおフォーミュラEのバーチャルレースは6月の初旬まで毎週末開催され、全8戦で争われることが決定している。
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