■マイチェン版「プロエース」のミニバン仕様にもBEVを設定
2024年1月25日、トヨタの英国法人は2024年の新型車導入計画について発表しました。
SUVなどの電動化モデルが複数発売される予定ですが、スライドドアを備えたミニバン「プロエース ヴァーソ」についても、マイナーチェンジの実施とともに新型EVモデルを投入すると明らかにしています。
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トヨタの欧州部門で販売されるミドルクラスの商用バンおよび乗用ワゴンで構成される「プロエース」シリーズは、共に欧州で提携を結ぶステランティスグループから供給を受けるモデルであり、日本未販売のプジョー「エキスパート」/シトロエン「ジャンピー」などと兄弟車にあたります。
2013年より販売を開始し、貨物用途から、多人数乗車まで対応する様々なラインナップを用意して欧州ユーザーの需要に対応しています。
現行型プロエースは、2016年登場の2代目です。
シリーズのうち、多人数乗車に対応する3列シート・最大9人乗りのミニバンモデルをプロエース ヴァーソと呼びます。
ボディタイプは「コンパクト」「ミディアム」「ロング」の3タイプが用意され、ロングのボディサイズは全長5308mm×全幅1920mm×全高1890mm、ホイールベース3275mmです(2016年当初のスペック)。
一方の商用仕様であるプロエース バンは前席3人掛けシートで、同様に3つのボディタイプを用意し、最大6.6立方メートル、1400kgのクラス最大積載量を有します。
両モデルのパワートレインには、仕向け地に応じてガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどが複数用意されていますが、2021年にはBEV(バッテリーEV:電気自動車)の「プロエース ヴァーソ エレクトリック」及び「プロエース Electric(エレクトリック)」も追加されています。
そして2023年11月、プロエースを含めた「トヨタプロフェッショナルシリーズ」と呼ばれる商用車3シリーズにそれぞれフル電動化ラインナップを設定するとともに、各モデルのリニューアル実施について世界初公開しました。
マイナーチェンジを実施した最新世代のモデルでは、バッテリー技術の向上により最大航続距離350kmをマーク。これまでのモデルよりも20km増加しているといいます。
またエクステリアデザインを、新型プロエース各シリーズ共通のイメージで刷新しました。
トヨタのデザインアイデンティティに沿ったすっきりしたフロントマスクとし、グレードによりフルLEDヘッドライト、アルミホイールなども設定します。
室内もステアリングホイールデザインを一新し、フルデジタルディスプレイや統合ナビゲーションを備えた最新のインフォテインメントシステム、ワイヤレスによるApple CarPlay/Android Auto接続など、最新の車載機能が搭載され、コネクティッド機能も全車種に搭載可能です。
2023年11月の発表当初、新型プロエースのBEVはバン仕様のみが公開されましたが、今回のトヨタ英国法人の発表で、乗用ワゴン仕様であるプロエース ヴァーソ エレクトリックについてもマイナーチェンジ実施が言及され、2024年中の導入が明らかになりました。
英国における販売価格などは未定です。
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