現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > アルピーヌ、EVに「偽物のエンジン音」は使わない 次期A110は電動パワートレインの個性を重視

ここから本文です

アルピーヌ、EVに「偽物のエンジン音」は使わない 次期A110は電動パワートレインの個性を重視

掲載 7
アルピーヌ、EVに「偽物のエンジン音」は使わない 次期A110は電動パワートレインの個性を重視

CEO「偽物は好きではない」

フランスのアルピーヌは、人工的に生成した「フェイク」のエンジン音を自社の電気自動車(EV)に採用することはないという。EVの特性や個性を重視する姿勢だ。

【画像】エンジン車の「模倣」はしない! 次世代EVスポーツカー【アルピーヌA110 E-terniteコンセプトを写真で見る】 全13枚

一部の市販EVでは、ドライビングを盛り上げるためにエンジン車を模倣したギミックを備えている。例えば、ヒョンデ・アイオニック5 Nでは擬似的なトランスミッションをパドルで操作し、エンジンのパワーデリバリーを正確にシミュレートすることができる。合成エンジン音も車内のスピーカーから流れる。

アイオニック5 Nでは好評を受けたが、アルピーヌが計画中の「A110 EV」も同様の設定を採用することはあるのだろうか? 記者の質問に対し、同社のフィリップ・クリーフCEOは次のように答えた。

「これは偽物(fake)です。本当に偽物です。わたしはこのような偽物は好きではありません」

また、次期A110は「電気自動車」であるため、エンジンを搭載しているような音は出すべきでないとした。しかし、もし顧客がそれを求めるのであれば、「電気自動車にエンジン車のような音や特徴を持たせることもできる」とも語った。

アルピーヌの新型A290では、エンジン音のシミュレートではなく人工音を採用している。

「同じではありませんが、(似たような)何かを見つけることはできるでしょう。それはとても簡単なことです」とクリーフCEOは言う。

2026年に発売予定の次期A110は、A290と、今月中に発表予定のA390_Bコンセプトに続く、アルピーヌの3番目のEVとなる。

アルピーヌは以前、既存のA110をベースとするEVバージョンを試作したことがあるが、新型車はEV用プラットフォームを使用する。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

普段は見えない「クルマの給油口の奥」一体どうなってるの? 燃料を注入した先の“意外な仕組み”がスゴい!
普段は見えない「クルマの給油口の奥」一体どうなってるの? 燃料を注入した先の“意外な仕組み”がスゴい!
くるまのニュース
サービスエリアの標識の「i」の意味とは? ドライブに必要な駐車場・食事・燃料・あと何!?
サービスエリアの標識の「i」の意味とは? ドライブに必要な駐車場・食事・燃料・あと何!?
乗りものニュース
トヨタ斬新「ブレイド」がスゴかった! 全長4.2mボディ&「大排気量V6」エンジン搭載!“ 豪華内装”で高級感マシマシな「爆速ハッチバック」の魅力とは?
トヨタ斬新「ブレイド」がスゴかった! 全長4.2mボディ&「大排気量V6」エンジン搭載!“ 豪華内装”で高級感マシマシな「爆速ハッチバック」の魅力とは?
くるまのニュース
角田裕毅の参加が決定! 佐藤琢磨、岩佐歩夢の豪華コラボのオートスポーツweb20周年F1トークイベント、追加募集スタート
角田裕毅の参加が決定! 佐藤琢磨、岩佐歩夢の豪華コラボのオートスポーツweb20周年F1トークイベント、追加募集スタート
AUTOSPORT web
【ランボルギーニを率いるヴィンケルマン氏に訊く】電動化を達成した先の未来と2025年のあるべき姿
【ランボルギーニを率いるヴィンケルマン氏に訊く】電動化を達成した先の未来と2025年のあるべき姿
AUTOCAR JAPAN
750万円で「V12」が手に入る!? BMW「850Ci」が再評価されつつあるいま、リトラクタブルヘッドライトの「8シリーズ」に注目です!
750万円で「V12」が手に入る!? BMW「850Ci」が再評価されつつあるいま、リトラクタブルヘッドライトの「8シリーズ」に注目です!
Auto Messe Web
ソロあるいはカップルでのキャンピングにピッタリのメルセデス製キャンパー「メルセデス マルコポーロ ホライゾン」をご紹介!
ソロあるいはカップルでのキャンピングにピッタリのメルセデス製キャンパー「メルセデス マルコポーロ ホライゾン」をご紹介!
AutoBild Japan
【ロータリーが450台も集結】26回目の『SEVENSTOCK』 アメリカのロータリーファンは想像以上にアツかった!
【ロータリーが450台も集結】26回目の『SEVENSTOCK』 アメリカのロータリーファンは想像以上にアツかった!
AUTOCAR JAPAN
ZF CDCの進化版 sMOTION アクティブシャシー・ダンパーは車体を水平に維持できる画期的システム
ZF CDCの進化版 sMOTION アクティブシャシー・ダンパーは車体を水平に維持できる画期的システム
Auto Prove
全長4m切り! マツダ「小さな高級車 ベリーサ」が凄かった! “5ナンバークラス”超えの「上質内装」×オシャレデザインがカッコイイ! プレミアムコンパクト先駆けのモデルとは
全長4m切り! マツダ「小さな高級車 ベリーサ」が凄かった! “5ナンバークラス”超えの「上質内装」×オシャレデザインがカッコイイ! プレミアムコンパクト先駆けのモデルとは
くるまのニュース
昭和の日本レース黎明期を牽引した「タキ・レーシング」とは? ポルシェが無造作に並んでいた世田谷のファクトリーを振り返る【クルマ昔噺】
昭和の日本レース黎明期を牽引した「タキ・レーシング」とは? ポルシェが無造作に並んでいた世田谷のファクトリーを振り返る【クルマ昔噺】
Auto Messe Web
【2024写真蔵トップ10】<第4位>フォルクスワーゲン 新型「ティグアン」、まずは欧州仕様でディテールを紹介
【2024写真蔵トップ10】<第4位>フォルクスワーゲン 新型「ティグアン」、まずは欧州仕様でディテールを紹介
Webモーターマガジン
マツダ『ロードスター』NA&NB用強化タイミングベルト、HKSが発売
マツダ『ロードスター』NA&NB用強化タイミングベルト、HKSが発売
レスポンス
えっ!? 運転中に「謎のビックリマーク」が出現…何か悪いことした!? 対処しないと「制御不能」の可能性も!? 実はあまり知られていない「重要な意味」とは
えっ!? 運転中に「謎のビックリマーク」が出現…何か悪いことした!? 対処しないと「制御不能」の可能性も!? 実はあまり知られていない「重要な意味」とは
くるまのニュース
【2025年のクルマ世界に思うこと】マルチパスウェイで本当に自分の好きなクルマを探したい
【2025年のクルマ世界に思うこと】マルチパスウェイで本当に自分の好きなクルマを探したい
AUTOCAR JAPAN
大坂なおみ! 錦織圭! ジャック・ニクラウス! 世界のトップアスリートの名を冠したクルマ4台
大坂なおみ! 錦織圭! ジャック・ニクラウス! 世界のトップアスリートの名を冠したクルマ4台
WEB CARTOP
刺激的な「ブリティッシュ」トリオ! 異なる個性が生む充足感 BBDC 2024(6) 頂上決戦
刺激的な「ブリティッシュ」トリオ! 異なる個性が生む充足感 BBDC 2024(6) 頂上決戦
AUTOCAR JAPAN
軽自動車は“行っていい”んですよね? 「軽車両を除く通行止め」 実は紛らわしい「軽」の文字
軽自動車は“行っていい”んですよね? 「軽車両を除く通行止め」 実は紛らわしい「軽」の文字
乗りものニュース

みんなのコメント

7件
  • tya********
    A110の後継機の走行性能の比較はパワーウェイトレシオでやって欲しいな。どこのクルマも同様ですが。
    馬力があれば直線は速いけどコーナーでの速さはどうなのか?四駆EVだとトルクコントロールを積極的にやってくれるからコーナーも速いのかな?
    コーナーリングマシンが直線番長にはなって欲しくないとか思います。
  • zzz********
    ドレミファインバータ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1040.01610.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

634.21358.0万円

中古車を検索
A110の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1040.01610.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

634.21358.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村