ミハエル・シューマッハーがレースキャリアの初期を過ごし、今はシューマッハー家が所有権を持っているドイツ・ケルペンのカートコース”エルフトランドリンク”が、長期的な将来を保証するための資金を確保。再び世界選手権等を開催できるよう、改修作業が進められることがわかった。
エネルギー企業であるRWEが褐炭(石炭の一種)の採掘を拡大するため、2016年にこのエルフトランドリンク周辺地域の一部を買収。サーキットの将来について不安視されていた。
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しかし2020年、RWEは環境保護団体からの抗議を受け、この地域での褐炭採掘地の拡大を中止することを決定。短期的にはエルフトランドリンクの存続は決まったが、RWEが土地を所有していることには変わりなく、状況は不確実のままだった。
ただ最近になって、カートコースの管理者とRWEの間で、サーキットを存続させることを保証するリース契約が合意されたことが明らかになった。その結果、土地の売却のために支払われた資金により、サーキットの施設を改修するための投資ができることになったという。
現地のカートクラブの会長であるゲルハルト・ノアックは、地元紙ケルン・エクスプレスに、次のように語る。
「我々はRWEとのリース契約を10年間締結し、さらに5年間のオプション契約を結んだ。これで、土地の売却による資金を、必要な改修に投資することができる」
「アクセス道路とコースが新たに舗装され、新しい縁石と二重のフェンスを設け、世界選手権やヨーロッパ選手権、そしてWSKなどの国際レースを再び開催できるようにする」
エルフトランドリンクでの最後の世界選手権は2001年に開催。ミハエル・シューマッハーも参加した。しかも彼と対戦した若手ドライバーの中には、ルイス・ハミルトンやニコ・ロズベルグ、ロイック・デュバル、ヴィタントニオ・リウッツィなど、後のスーパースターが多数いた。
なお今回の改修には、電動カート用の新しいコースを建設する計画もあるという。
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