新型は全車V6ツインターボ。ディーゼルを新設定
ランドクルーザーのフラッグシップが200シリーズから300シリーズに移行した。ランドクルーザーは1951年に登場した「トヨタBJ型」がルーツ。以来70年にわたり、世界各地で人の命と暮らしを支えるパートナーとして発展してきた。「信頼性/耐久性/悪路走破性」はライバルを大きく圧倒。世界にはランドクルーザーでなければ行けない場所が存在し、大切な社会インフラになっているケースさえある。
"陸の巡洋艦"ことランドクルーザーの新型「300」がついに発売
新型の開発テーマは2点。「卓越した走行パフォーマンスの継承と進化」、そして「世界中のどんな道でも運転しやすく、疲れにくい走りの実現」である。300シリーズは基本に立ち返りプラットフォームからパワーユニットまで最新技術で刷新。世界の頂点に立つオールラウンダーに変身した。
日本仕様のラインアップはZX/VX/AX/GXの標準シリーズと、ダカールラリーの経験を生かしたGRスポーツの5グレード構成。パワーユニットは新開発となる3.5ℓ・V6ツインターボ(415ps/650Nm)と3.3ℓ・V6ツインターボディーゼル(309ps/700Nm)。駆動方式はローレンジ付きフルタイム4WD、トランスミッションは全車10速ATを組み合わせる。ガソリン車のシートレイアウトは3列/定員7名が基本、ディーゼル車は2列/定員5名だ。
フレームに匠の技術を導入。大幅な軽量化を実現
スタイリングは、ランドクルーザーらしい堂々とした印象。ボディサイズは全長×全幅×全高4950×1980×1925mm、ホイールベース2850mm(VX)。全長と全幅、そしてホイールベースは従来と共通だ。これは、従来型がすでに取り回し性を含め最適サイズに到達していたからである。新型は無用な大型化を避け、ランドクルーザーに求められる機能を追求。悪路で重要なアプローチ/デパーチャーアングルはそれぞれ32/26度。渡河水深は700mm、最低地上高は225mmを確保した。
メカニズムは大胆に変身した。プラットフォームは新開発GA-F型。ラダーフレームは匠の溶接技術を生かした新設計である。従来比で20%増の高剛性と軽量化(ボディパネルのアルミ化と合わせ、トータル200kg)を実現。さらにエンジン搭載位置を後方に70mm、下方に28mm移動させることで前後重量配分を改善した。
足回りは前ハイマウント・ダブルウィッシュボーンと、後トレーリングリンクの組み合わせ。各アーム類とリアダンパーの最適配置により乗り心地と操縦安定性だけでなく、悪路走行時のタイヤ接地性(ホイールアーティキュレーション)を大きく改善した。走行状況に応じてダンパー減衰力を4輪独立で制御するAVSは上級グレードに標準装備。GRスポーツには電子制御でスタビライザーの効果が変化する世界初のE-KDSSを組み込んでいる。
エンジンはパワー志向! 上級グレードは本革シート標準
エンジンも従来の4.6リッター・V8(318ps/400Nm)415ps/5200から大きく変わった。ガソリンは3.5リッターのV6ツインターボ。直噴D-4STやロングストローク化、バルブ挟み角の最適配置により高速燃焼を実現。高効率ターボと相まってパワフルな走りを目指した。スペックは415ps/5200rpm、650Nm/2000~3600rpm、WLTCモード燃費は7.9~8km/リッターをマークする。燃料はプレミアム指定だ。
注目の3.3リッター・V6ツインターボディーゼルもパワー志向。低速域では優れたレスポンス、高速域は伸びやかな加速を追求。スペックは309ps/4000rpm、700Nm/1600~2600rpm。ライバルのメルセデス・ベンツG350d(286ps/600Nm)を大きく上回る。WLTCモード燃費は9.7km/リッター。ディーゼルは上級のZXとGRスポーツ専用だ。
室内は機能性とラグジュアリーな感覚を追求。インパネ中央に大型ディスプレイ、センターコンソールにマルチテレインセレクト用ダイヤルを配置する。シートレイアウトはガソリン車がGXを除き3列。ディーゼルとGXは2列。3列目はスペース性に優れた床下収納式。ZX/VX/GRスポーツは本革シートが標準となる。
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みんなのコメント
10月巻き返しを期待してます。
記事はいいかる早く納車してよ