クルマ好きもなっとくのアイテムが目白押し!
第59回全日本模型ホビーショーが、東京都江東区の東京ビッグサイト・青海ホールAにて開催された。今後販売予定の開発中アイテムから、間もなく発売予定の商品までさまざまな展示で来場者を魅了した。そのなかから、編集部が注目したアイテムを紹介していこう。
じつは実車そのままの縮尺じゃない! ミニカーがあえて形を変える理由とは
KYOSHO
ラジコンやモデルカーを多数ラインアップするKYOSHO。モデルカーは、18分の1と12分の1スケールで展開するSAMURAIシリーズの新作を展示。スカイライン生誕40周年を記念して誕生したスカイラインGT-Rオーテックバージョン40thアニバーサリー(18分の1スケール)も参考出展。ビッグスケールを活かし、特徴的なリヤのブリスターフェンダーなども実車さながらに再現している。
変わり種では、極東のフラトップ・ゼロII(18分の1スケール)だろう。自動車を積載するローダーのビッグスケールモデルはあまりないのではないだろうか? 写真のとおり、他の18分の1スケールモデルを搭載して、運搬中の姿を楽しむことが可能だ。
もうひとつ、同社の注目アイテムとして紹介されたのがKYOSHO ORIGINALというブランドで展開する43分の1スケールのいすゞエルフ清掃車(東京23区)。日本全国にさまざまな仕様があるといい、今回は東京23区仕様で登場した。ゴミを投入するテールゲートも、細かに再現しているところは見逃せない。働くクルマ好きに注目のアイテムといえるだろう。
そのほか、ラジコンも人気のミニッツレーサーなどを中心に展示。多くの来場者で賑わっていた。
タミヤ
プラモデルやラジコンの老舗として、多くのファンから愛されているタミヤ。いち早く話題の新型車などをラインアップに追加している同社は、プラモデルの最新作として出展したのは新型トヨタ・GRスープラ(24分の1スケール)だ。
流麗なボディデザインはきっちりと再現し、シルバーとブラックの2トーンカラーとなるホイールは、なんと2分割構造を採用。徹底したディーテールへのこだわりが感じられる。
そのほか、10分の1スケールのラジコンもラインアップ。TT-02シャシーを採用し、ポリカーボネートのボディは、車体とヘッドライトを別にすることでリアル感を重視。実車のような迫力ある存在感を演出している。
青島文化教材社
ノーマルカーはもちろん、個性的なカスタムモデルまで商品化する青島文化教材社は、注目アイテムとしてスナップキットシリーズの新作スズキ・ジムニーと日産GT-Rを展示した。
スナップキットシリーズは、パーツ点数を抑えつつ接着剤不要とし、誰でも気軽に組み立てられるプラモデルとして人気だ。ボディも塗装済みとなり、簡単に実車同様の仕上がりを楽しむことが可能だ。
そのほかにも、大人気アニメの新世紀GPXサイバーフォーミュラのアイテムも現在開発中とのこと。迫力あるマシンの完成が非常に待ち遠しいアイテムだ。
トミーテック
64分の1スケールという手のひらサイズながら、細かな作り込みでファンの多いトミカリミテッド ビンテージネオは、一世を風靡した往年の名車が続々と開発中とのこと。日産セドリック/グロリア グランツーリスモアルティマタイプX(Y32)や、スカイラインGTS25 タイプX・G、三菱ランサーエボリューションRS(4/5)、スバル・レガシィツールングワゴンなどが展示された。
メイクアップ
細部まで徹底的にこだわるメイクアップも、注目アイテムとして展示したのはトヨタGRスープラ。18分の1、43分の1、64分の1とさまざまなスケールを現在開発中とのこと。
また、全国のGRガレージやトヨタディーラーでのみ予約受付中という、自分の愛車と同仕様も可能となるオーダータイプのスープラも用意されている。
そのほか、2020年モデルの日産GT-R NISMOをはじめ、スカイラインGT-Rも市販車からカスタムモデルまで幅広く展示されていた。
インターアライド
マニアも唸るようなラインアップのインターアライドは、ハイストーリーシリーズのマツダ関連アイテムが充実。マツダ・ベリーサL(2006)は特徴的なボディラインを再現し、車体色は4色が揃っていた。
また、現在開発中のサンプルモデルも展示。マツダ・ロータリーピックアップや、ボンゴフレンディRF-Vなど、往年のマツダファンは注目のアイテムが目白押しだった。
会場で発表されたマツダRX-7カブリオレ(FC)は、オープン状態で車内も忠実に再現していた。
※掲載したすべての展示品は参考出品のため市販品とは形状などが異なる場合があります。
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