実質178万円から購入出来る“軽EV”とは?
社員からの募集で決定した車名
5月20日、日産自動車(以下、日産)は、新型軽電気自動車「サクラ」を発表した。
発表に先立ち同社副社長の星野朝子は、「『日産サクラ』は、日産リーフ、日産アリアに続く、量販3モデル目となる 電気自動車です。軽自動車市場に初投入するこの電気自動車は、日本の自動車市場の常識を変えるゲームチェンジャーとなり、電気自動車の普及促進に弾みをつける存在になると確信しています」と、述べた。
なお車名のサクラは、「日本の電気自動車の時代を彩り、中心となる車になって欲しい」という願いから、日本を象徴する花である桜に由来し、社員からの募集で決定した。
搭載するモーターは47kWの最高出力と、195Nmの最大トルクを発揮する。モーターの構造を最適化し、 軽自動車としては最高水準の静粛性を実現したと謳う。ドライブモードは「Eco」「Standard」「Sport」の3種類を用意。アクセルペダルだけで車速を自在にコントロールできるワンペダル・システム「e-Pedal Step」も採用した。
最先端のリチウムイオンバッテリーは20kWh。満充電時の航続可能距離は約180kmに達する(WLTCモード)。バッテリーに蓄えた電気を自宅などへ給電も出来る。
最上級グレードは294万300円
エクステリアには、光るエンブレムを装着。軽自動車初となるプロジェクタータイプの3眼ヘッドランプも採用された。バックドアには格子をヒントにしたワイドなLEDリアコンビネーションランプが目をひく。
充電ポートは車両の右後ろに設置し、夜間でも簡単に充電が出来るよう、充電ポートリッドを開いたときには ライトが点灯する。ボディーカラーは、2トーンカラー4色を含む、全15色を用意。
インテリアでは、7インチのデジタルメーターと9インチのナビゲーション、 2枚のディスプレイを水平方向にレイアウト。「NissanConnectナビゲーションシステム」は充電を考慮したルート設定機能や緊急時の SOS コール、Apple CarPlayワイヤレス接続などを搭載する。
ステアリング・ホイールは、2本スポークタイプ。プレミアムインテリアパッケージ(メーカーオプション)では本革巻きとなる。
新型サクラの価格は、エントリーモデルの「S」が233万3100円、「X」が239万9100円、「G」が294万300円。クリーンエネルギー自動車導入促進補助金を活用した場合の実質購入価格は、Sで約178万円になる。発売は今夏を予定する。
文・稲垣邦康(GQ)
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みんなのコメント
いや航続距離アイミーブと変わってないやん。
なんならあの頃から老朽化して廃止されてる充電ステーションあるけど。