新型キャデラック・エスカレードIQが登場──GQ新着カー

アメ車の大型SUVも電気の時代へ。

ゴージャスなインテリア

8月9日、キャデラックは、新型「エスカレードIQ」を発表した。

新型エスカレードIQは、日本でも正規販売されているエスカレードのピュアEV（電気自動車）バージョンだ。

新型エスカレードIQのベースは、GMC「ハマーEV」やシボレー「シルバラードEV」などと共有される。床下には「Ultium 24モジュールバッテリーパック」を搭載、組み合わされるモーターの最高出力は750ps以上を謳う。満充電時の航続可能距離は約450マイル（724km）に達する。0～60マイル（約96km/h）までの加速タイムは5秒未満、駆動方式は4WDのみだ。

エクステリアは、新デザインの巨大な24インチのアルミホイールが目をひく。足まわりでは、電子制御式ダンパーとエアサスペンションを組み合わせる。ボディサイズはガソリンモデルより拡大されたものの、後輪操舵システムの採用によって、取り回し性の悪化を防ぐ。さらに、ドアの自動開閉機能も備わる。

インテリアはダッシュボード上に設置された巨大なディスプレイが新しい。運転席用が35インチ、助手席が25インチとなる。さらに、インパネ下部にある11インチのタッチスクリーンではエアコンや照明などの車両設定を操作出来る。

電動調整式の2列目シートはキャプテンタイプで、タッチスクリーンを備えたセンターコンソールや、12.6インチのインフォテインメント用モニターなどを用意。オーディオシステムはAKGで、40スピーカーで構成される。標準の3列目シートにも電動調整機能が付く。

新型エスカレードIQは今夏発売予定。価格は約13万ドル（約1870万円）を予定する。日本導入は未定だ。

文と編集・稲垣邦康（GQ）

1ドル=143.8円で計算（編集部調べ）

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日本で売れたいなら右ハンドル出さないと