「ルマン24時間レース」に挑戦し続けたマツダ23年の歴史を凝縮！ ファン必携の書籍が発売

初挑戦から終焉まで「ルマンへの挑戦」を贅沢に収録

　マツダ東京によってルマン24時間レースに初挑戦した1974年から、最後の参戦（マツダスピードでエントリー）となった1997年までの23年におよぶチャレンジを記録した書籍「MAZDA at LE MANS マツダのルマン挑戦ストーリー 1974-1997」が、MZRacing（http://store.mzracing.jp）から1月末より発売される。

これまで報道されることがなかった開発秘話は必読!!

　マツダのルマン参戦といえば総合優勝を果たした1991年のマツダ787Bの快挙が有名だが、これまであまり報道されてこなかった1972年から1997年までの参戦物語が272ページに渡り綴られている。

　著者は、マツダスピードのPRオフィサーとしてルマンプログラムに関わり続けた三浦正人氏だ。長年の活動や当時の資料そして関係者インタビューなど、これまで明かされてこなかったレースの舞台裏を描写。もちろん新技術の開発秘話やドライバー＆技術者たちの苦悩や独白など、真実をつまびらかにしたストーリーが展開されている。

蔵出しフォトとともにマツダのルマン全史を記録

　もちろん興味深い文章とともにルマン参戦チーム＆メンバーによる記録写真、複数のプロレースカメラマンやレース専門誌などから提供された蔵出しフォトも多数収録。オールカラー画像800点のうち8割以上が本邦初公開となっている。

　日本の自動車史はもちろん世界のレース史にマツダの名を刻んだルマン参戦の苦難や栄光が凝縮された1冊。モータースポーツファンならずとも必読必至だ！

■「MAZDA at LE MANS マツダのルマン挑戦ストーリー 1974-1997」○B5版：ハードカバー書籍 / 全272ページオールカラー / 写真点数800点以上○著者：三浦正人（MZRacing 代表）○出版：三樹書房（MIKI PRESS）○価格：5500 円（税込）○ISBN978-4-89522-771-1

Comments

一ディーラーに過ぎないマツダオート東京のチームがルマンに挑戦を始めた頃は優勝なんて夢のまた夢だった。しかし、それでも少しずつレベルアップしながら参戦を続けたことが91年の優勝に繋がったことが分かるだろう。結果しか見ない人は人生損をしてるね。

トヨタのGRスポーツがRX-VISIONかもなんて話があるみたいなんだけど、最初馬鹿みたいだ。と思ってたのだが、この記事を見たらこの本が布石になってるかも…なんてね