1月下旬、銀座でちらっと先行公開されたアウディA5がひと月もたたずに発売された。セダンがなくなって心配された価格は599万円から。劇的に進化した内外装は、Cクラスや3シリーズとも互角以上の勝負を演じそうだぜ!
文:ベストカーWeb編集部/写真:アウディジャパン
ええええもう発売すんの!! しかも価格は599万円から!!! チラ見せだったアウディA5ついに発売!
【画像ギャラリー】S5のド迫力4本出しマフラーは必見! 新型A5の内外装はこっから!(18枚)
先代A4よりもボディは60~70mm拡大
新型A5アバント。ステーションワゴンの美しさを再認識させる出来栄え
新しいA5だが、2023年夏に導入された「BEVは偶数、エンジン車は奇数」というルールにのっとり、かつてのA4がA5と名前を改めた。ところがアウディは上記のルールを2025年2月3日に撤回しており、このルールを採用するのはA5が最後になる(3月に出る内燃機関A6は発売済みのBEVと同じA6を名乗る)。
さらに新型A5は従来のノッチバックセダンを廃止した。その代わりはこれまでのスポーツバック(5ドアハッチバック)が務めるのだが、A5ではそれをスポーツバックとは呼ばずに単なる「A5」、ステーションワゴンは「A5アバント」と呼び分けるようだ。
ボディサイズだが4829mmの全長と1860mmの全幅、2892mmのホイールベースはセダンとアバント共通。先代A4に比べると全長で60~70mm、ホイールベースで70mmほど長くなり、全幅が15mm広がっている。全高はセダンが1444mm、アバントが1460mmだ(※本国値)。
先代A4との違いという点ではプラットフォーム自体も異なる。先代のMLB evoからPPC(プレミアム・プラットフォーム・コンバスチョン)という新世代の車台に置き換わり、走り味はもちろん、デジタル化という点でも大きな進化を見せている。
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連続する巨大ディスプレイにあぜん!
先代A4から劇的に進化したモダンなインテリア
そのデジタル化だが、外観ではより進化した前後の灯火類がその象徴となる。かねてからアウディはライトのインテリジェント化にこだわってきたが、それがさらに進化した。たとえば8種類の発光パターンが選べるデイタイムランニングライトや、開錠および施錠時にアニメーションする前後ライトなど、より複雑な制御を実現している。
もう一つのデジタル化はクルマに乗り込めばすぐわかる。先代A4から劇的な進化を見せた、巨大ディスプレイで覆われたインテリアがそれだ。
湾曲したメーターパネルは11.9インチのインストルメントパネルと14.5インチのセンターパネルが連続しており、さらにオプションで助手席側にも10.9インチのサブディスプレイが設置できる。
これらの背後では最新のE3電子アーキテクチャが作動しており、エアコンやナビゲーション、さらにはユーザーのスマートフォンなどとも連携した高度なインフォテインメント環境を実現しているようだ。
天井を見上げれば、ほぼ天井全面を覆うスマートパノラマガラスルーフが目を引く(オプション装備)。これはガラス自体に積層されたポリマーが直射日光や熱を抑える仕組みで、内側に仕切り板などを設けない分、ヘッドクリアランスの拡大にも寄与する優れものだ。
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スポーツバックのFFはお買い得では!?
こちらは5ドアハッチバックのA5
日本仕様のパワーユニットを見てみよう。セダン&アバント共通で、高性能版S4を含むと以下の4種類が導入された。
・A5 TFSI:2L直列4気筒DOHCガソリンターボ(110kW/150ps):FF
・A5 TFSI quattro:2L直列4気筒DOHCガソリンターボ(150kW/204ps):クワトロ
・A5 TDI quattro:2L直列4気筒DOHCディーゼルターボ(150kW/204ps):クワトロ
・S5:3L直列4気筒DOHCガソリンターボ(270kW/367ps):クワトロ
最初の2つは、出力違いの同一ユニットで従来のA4でも静粛性や効率で高い評価を受けていたもの。3番目のディーゼルと4番目の3Lターボはマイルドハイブリッド仕様となり、一定条件下ではEVモードでの走行を可能としている。
最後に価格だ。過去にベストカーWebではベースモデルの600万円越えを予想(覚悟)したが、ギリギリ500万円台に踏みとどまった。Sライン仕様や各種オプション装備は追って発表になるだろう。
◎セダン(スポーツバック)
・A5 TFSI:599万円
・A5 TFSI quattro:681万円
・A5 TDI quattro:後日発売予定
・S5:1035万円
◎アバント(ステーションワゴン)
・A5 TFSI:624万円
・A5 TFSI quattro:706万円
・A5 TDI quattro:後日発売予定
・S5:1060万円
これらのカタログモデルとは別に、日本導入特別記念車「editon one(エディションワン)」が用意される。2LのガソリンクワトロモデルにSライン装備を加え、さらに20インチの専用ホイールや専用塗色(マグネットグレーとグレイシアホワイトメタリックの2色)、専用トリムをおごった「全部載せ」仕様だ。
・A5 edition one:821万円
・A5 Avant edition one:846万円
特別記念車はともかく、昨今はディーゼルモデルが主流で高値だったスポーツバックが再び500万円台で登場したのはうれしい限り。A4オーナーはもちろん、3シリーズやCクラスオーナーもその出来栄えをぜひ一度チェックしてほしい!
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みんなのコメント
アウディ!お前もか!って感じ。私はちゃんとメーターフードとシフトノブがあるコックピット感が好きなんだけど時代の流れかなぁ。