現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 日本人なら人生一度は乗っておくべき誇り高き国産車 前編

ここから本文です

日本人なら人生一度は乗っておくべき誇り高き国産車 前編

掲載 更新
日本人なら人生一度は乗っておくべき誇り高き国産車 前編

 自動車メーカーが心血を注いで開発したクルマをまずは5台紹介

 日本製の自動車が誕生しておよそ100年。現在も16のメーカー(乗用車メーカーは9社)がしのぎを削っている自動車大国。そうした日本の自動車メーカーが心血を注いで開発したクルマのなかで、とくに世界に誇れるクルマをリストアップ。1度なら乗っておきたいクルマをまずは5台紹介しよう。

買っておけばよかった……限定車でもないのに新車より高値で売られる中古車3選

 1)マツダ・ロードスター

「マネをされてこそホンモノ」という言葉があるが、世界各国の自動車メーカーが、ユーノスロードスターに触発されて、オープン2シーターのクルマを世の中に送り出してきたのは記憶に新しいところ。しかし、肝心な「ドライビングが楽しい」というスポーツカーの根っこの部分で、ロードスターに及ばず、ライバルになり得なかった……。そうした意味で、現代の正統スポーツカーのキログラム原器といえるロードスターは、世界に誇れる一台だ。

 2)トヨタ・プリウス

 世界初の実用量産ハイブリッド車、プリウスも一大発明といっていいだろう。プリウスも現行型で4代目。PHVも加わり、燃費性能、環境性能だけでなく、車体もしっかりしていて、居住性がいいという、乗用車としての基本も初代から大切にしてきているところは立派。実用性だけでなく、ドライビングプレジャーも疎かにしない方向で開発が進んできていて、HVの可能性を最先端で広げ続けている。

 3)トヨタ・ランドクルーザー

 デビューから64年を迎える超ロングセラーモデル。オフロード4WDの頂点に君臨する一台で、オフロードでの走破性の高さと、耐久性、故障のしにくさでは世界のトップモデルとして、絶大な信頼を得ている。世界150か国の過酷な環境下で、働くクルマとして活躍中。タフネスさが最優先される環境では、ほとんどライバル不在といってよく、王者の風格を備えている。とくに海外での人気が高く、盗難が多いのが欠点のひとつ。

 4)三菱ランサーエボリューション

 賛否両論あるかもしれないが、ハイテク満載の4WDスポーツで一時代を築き、スーパーAYC、ACD、スポーツABS、可変バルブタイミング機構、多彩なタービンの材質、アルミルーフ、薄板ガラスなど、あらゆる新技術を惜しげもなく投入。一言でいえば、“全部のせ”のようなクルマだったのがこのランエボシリーズだった。

 ランエボシリーズは、エボXで終了となってしまったが、歴代エボの極みといえるのは、第三世代の最後のモデル、エボIXのMR。コンパクトなボディに熟成されたタフネス&パワフルな4G63型エンジンを搭載。こういうクルマが作れるのは、おそらく日本だけだろうし、国産車でもこれから先、こうしたクルマは二度と登場しないかもしれない。

 5)GT-R(スカイラインも含めた)

 ポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニ、BMWのMシリーズ、アウディなど、世界には高性能で速いクルマがいくつかある。そうしたクルマに引けを取らない、ジャパニーズ・ハイパフォーマンスカーといえば、GT-R。

 GT-Rの何がいいのかというと、とても日本車らしいところ。R32、R33、R34の第二世代GT-Rは、輸出されない国内専用モデルだったが、世界中でそのポテンシャルは知られている。セダンベースでストレート6。鋳鉄ブロックのエンジンはかなり丈夫で、1000馬力級のチューニングにも耐えられる。4WDだけどトルクスプリット4WDで基本はFR。ボディもしっかりしていてヘタリにくい!

 R35はミッドシップにはしなかったが、トランスアクスルだったり、V8やV10ではないけどハイパワー。ハコ車だけど空力ボディ。そして精度が高くてまじめな作り。もしGT-Rがなかったら、欧州のスーパーカー軍団に、日本のクルマ好きは大きなコンプレックスを持つことになっていたかもしれない。そういう意味で、GT-Rはやはり日本の誇りだろう。

【キャンペーン】マイカー・車検月の登録でガソリン・軽油7円/L引きクーポンが全員貰える!

こんな記事も読まれています

フェルスタッペンがスプリント制す。リカルド&角田のRBが大健闘のダブル入賞【レポート/F1第6戦マイアミGP】
フェルスタッペンがスプリント制す。リカルド&角田のRBが大健闘のダブル入賞【レポート/F1第6戦マイアミGP】
AUTOSPORT web
最近のミニバンの「顔」、ちょっと威圧的じゃないですか? その理由を考えてみました
最近のミニバンの「顔」、ちょっと威圧的じゃないですか? その理由を考えてみました
Merkmal
カワサキ「Z900」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
カワサキ「Z900」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
webオートバイ
フラットスペースは広く取りたい! でも機能面も妥協したくない! そんな人にオススメな日産キャラバンがベースのキャンパー
フラットスペースは広く取りたい! でも機能面も妥協したくない! そんな人にオススメな日産キャラバンがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
高速道路の渋滞 流れが速いのは追い越し車線ではなく、むしろ走行車線
高速道路の渋滞 流れが速いのは追い越し車線ではなく、むしろ走行車線
ベストカーWeb
新車シビックがスーパーGT無双か!? 第2戦富士は17号車アステモが好発進!! GT500シビックのポテンシャルがスゴイ
新車シビックがスーパーGT無双か!? 第2戦富士は17号車アステモが好発進!! GT500シビックのポテンシャルがスゴイ
ベストカーWeb
レース終盤に突然荒れ出したGT500クラス決勝。トラブル、ハプニングまとめ/第2戦富士
レース終盤に突然荒れ出したGT500クラス決勝。トラブル、ハプニングまとめ/第2戦富士
AUTOSPORT web
小暮卓史「ホッとしています」。元嶋佑弥「タイヤがプッシュに応えてくれた」【第2戦GT300決勝会見】
小暮卓史「ホッとしています」。元嶋佑弥「タイヤがプッシュに応えてくれた」【第2戦GT300決勝会見】
AUTOSPORT web
うおおお魂動デザインのピックアップ! トライトンがありならマツダBT-50も入れてくれ!
うおおお魂動デザインのピックアップ! トライトンがありならマツダBT-50も入れてくれ!
ベストカーWeb
高星明誠「これで満足しない」。三宅淳詞「流れを崩さず準備していきたい」【第2戦GT500決勝会見】
高星明誠「これで満足しない」。三宅淳詞「流れを崩さず準備していきたい」【第2戦GT500決勝会見】
AUTOSPORT web
ベントレー・ベンテイガ 詳細データテスト 上質で広い 動力性能も操縦性もハイレベル 文句なく快適
ベントレー・ベンテイガ 詳細データテスト 上質で広い 動力性能も操縦性もハイレベル 文句なく快適
AUTOCAR JAPAN
初開催「RALLY三河湾2024」は大苦戦! それでも完走できたのは「OZホイール」のおかげでした【ゴスラリ参戦記】
初開催「RALLY三河湾2024」は大苦戦! それでも完走できたのは「OZホイール」のおかげでした【ゴスラリ参戦記】
Auto Messe Web
ニスモが1-2で富士を制圧。Niterra MOTUL Zの三宅淳詞がデビュー2戦目で初優勝【第2戦GT500決勝レポート】
ニスモが1-2で富士を制圧。Niterra MOTUL Zの三宅淳詞がデビュー2戦目で初優勝【第2戦GT500決勝レポート】
AUTOSPORT web
逆襲のヨコハマがワン・ツー。JLOCランボルギーニが独走ポール・トゥ・ウイン【第2戦GT300決勝レポート】
逆襲のヨコハマがワン・ツー。JLOCランボルギーニが独走ポール・トゥ・ウイン【第2戦GT300決勝レポート】
AUTOSPORT web
前年比10パーセント増。ゴールデンウイークの富士スピードウェイ、スーパーGT第2戦に8万8000人が来場
前年比10パーセント増。ゴールデンウイークの富士スピードウェイ、スーパーGT第2戦に8万8000人が来場
AUTOSPORT web
オススメできない理由がない! 新型フォルクスワーゲン・ティグアンへ試乗 アウディに見劣りしない車内
オススメできない理由がない! 新型フォルクスワーゲン・ティグアンへ試乗 アウディに見劣りしない車内
AUTOCAR JAPAN
「プロテクションフィルム」を貼ると査定は下がる!? プロショップに聞く最新フィルム事情とは
「プロテクションフィルム」を貼ると査定は下がる!? プロショップに聞く最新フィルム事情とは
Auto Messe Web
【正式結果】2024年スーパーGT第2戦富士 決勝3時間後
【正式結果】2024年スーパーGT第2戦富士 決勝3時間後
AUTOSPORT web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村