6月8日、ル・マン24時間レースのハイパーポールが行なわれ、フェラーリの50号車がポールポジションを獲得。51号車も2番手につけ、フェラーリがフロントロウを独占した。
50号車はアントニオ・フオコのアタックで3分22秒982をマーク。3番手となったトヨタ8号車に1.469秒の差をつけている。
■ル・マンの”ルールにない”性能調整。トヨタWEC代表の小林可夢偉は怒り心頭「これはBoPではないらしい」
公式テストから速さを見せているフェラーリ499Pの2台は、30分のハイパーポール序盤からタイムシートのトップに立った。アレッサンドロ・ピエール・グイディがドライブした51号車が3分23秒987をマークし、50号車をリードした。
トヨタは7号車のアタックを小林可夢偉が担当。8号車はブレンドン・ハートレーがステアリングを握った。小林はアタック2周目に3番手タイムをマークし、セッションを折り返した。
セッション後半は、ピットでコースインの機を伺っていたポルシェの5号車と75号車もアタックへ向かった。
51号車のピエール・グイディは3分23秒478にタイムアップするも、これはトラックリミット違反によりタイム抹消。一方の50号車は3分22秒982という驚きのタイムを叩き出し、トップタイムを一気に0.7秒以上更新した。
キャデラックVシリーズ.Rの3号車も、セバスチャン・ブルデーのアタックで3番手に食い込む速さを見せたが、直後にマシンから出火。コースサイドでマシンを止め、セッションは赤旗中断となった。赤旗の原因となったことで、ブルデーの3番手タイムは抹消となった。
3号車の消火と撤去が行なわれた後、セッションは残り5分15秒で再開。フェラーリ2台はピットに残る中、この段階でタイムを出せていないポルシェ75号車を含め、各車がラストアタックへ向かった。
ここで8号車トヨタのハートレーは3分24秒451を記録し3番手にポジションアップ。7号車の小林も3分24秒267を記録したが、このベストラップはセクター3でのトラックリミット違反で抹消となってしまった。最終的に7号車は5番手でセッションを終えた。
最終的に、ポールポジションは50号車が獲得。51号車と共にフロントロウを独占した。3番手はトヨタの8号車。4番手にはポルシェ75号車がつけた。
LMP2クラスでは、ポール・ループ・シャタンがドライブしたIDECスポーツ48号車がクラスポールを獲得。JOTA28号車を僅差で抑えた。
規定によりブロンズドライバーがアタックを担当したLM-GTE Amクラスは、シボレー33号車がベン・キーティングのドライブで最速。木村武史がアタックしたケッセル・レーシング57号車フェラーリはクラス6番手、辻子依旦がアタックしたケッセル・レーシング74号車はクラス8番手でハイパーポールを終えた。
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みんなのコメント
なので、根性が腐ってる西洋人に第2のノアの箱舟を発動してもらいましょう。
個人的には根絶やしになってもいいと思ってる。