TTサーキット・アッセンで開催されているMotoGP第11戦オランダGPのMoto2クラス予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのはジェイク・ディクソン(Inde GASGAS Aspar Team)だった。
Moto2クラスの予選時は上空が暗くなりつつあったが、それでも降雨はなく、ドライコンディションが保たれた。
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今回の予選組分けではランキング上位者はしっかりとQ2へ進出。Q1スタートになった実力者としてはランキング4番手のアロン・カネット(Flexbox HP40)がいたが、彼は鼻の骨折により予選以降からオランダGPを欠場することになった。
Q1ではホルヘ・ナヴァッロ(Flexbox HP40)が唯一の1分36秒台をマークしてトップタイムでQ2へ進出。アレッサンドロ・ザッコーネ(Gresini Racing Moto2)、マニュエル・ゴンザレス(Yamaha VR46 Master Camp Team)、バリー・バルタス(RW Racing GP)の計4名がQ1を突破している。
日本人ライダーの小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)はフリー走行で総合4番手タイムをマーク。予選Q2には上位で直接進出を決めていた。
Q2が開始されると、Q1突破組のナヴァッロが速さを発揮。1分36秒836をマークして暫定トップに立った。小椋は序盤のアタックではナヴァッロから0.5秒差をつけられており、中位に留まった。
セッション折り返しを前にした頃、ランキング首位のセレスティーノ・ビエッティ(Mooney VR46 Racing Team)が転倒。この時は暫定6番手だったが、ここからのポジション下落は避けられない状況となった。
ライバルの転倒後、再びアタックに向った小椋は単独走行で1分36秒963をマーク。3番手タイムと上位に迫った。
同じ頃にタイム更新が続き、サム・ロウズ(Elf Marc VDS Racing Team)は1分36秒767を記録。暫定トップのナヴァッロを上回った。
Q2も終盤となった残り2分、アルベルト・アレナス(Inde GASGAS Aspar Team)が一気に自己ベストを更新、0.020秒と僅かながらトップタイムを更新した。
各ライダーがラストアタックに向かうと、小椋がトップタイム更新のペースを記録。小椋は後半がわずかに伸びず、3番手タイムとなった。
これでアレナスがポールポジションかと思われたが、最後の最後でディクソンが1分36秒736をマーク。渾身のアタックでオランダGPの逆転ポールポジション獲得を果たした。
2番手はアレナスで、チームとして予選ワンツーとなった。3番手はロウズだ。小椋は最後にディクソンがトップタイムを更新したことでフロントロウを逃し、4番グリッドからのスタートとなった。
小椋とタイトルを争っているビエッティは、転倒でタイムを伸ばせなかった結果、ライバルのタイム更新に飲まれることになり、11番手タイムと中団からのスタートになった。
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