街乗りも長距離ドライブも
ベントレーは、新型ベンテイガ・ハイブリッドを発表した。
【画像】新たなる価値観【3種のベンテイガ ハイブリッド/スピード/V8を比べる】 全170枚
ラグジュアリーSUVのベンテイガは、V8とベンテイガ・スピードが最近発売されており、今回発売されたベンテイガ・ハイブリッドが3番目のモデルとなる。
新型ベンテイガ・ハイブリッドは電動化モデル最高峰のラグジュアリーを提供し、音もなく滑るように街中を進むという。
グランドツアラーとしての実力も兼ね備え、都会を離れてロングドライブも楽しめる。
ベンテイガ・ハイブリッドは、エンジンを使わず、電力だけで最大31マイル(約50km)走行でき、街中を移動するには必要十分。
モーターとエンジンを組み合わせた総航続距離は536マイル(約858km)と発表された。
日常ユースの大半を電気だけのゼロエミッション走行でまかなうことが可能であり、環境に優しいというだけでなく、ベントレーは持続可能な未来にふさわしいクルマという新たな価値を創造するモデル。
エクステリアとインテリアはベントレーのデザインDNAを活かした新デザインとし、ラインナップ全体に統一感を持たせるとともに、キャビンの快適性向上など、外見だけでなく中身も先代モデルから大幅な進化を遂げた。
エクステリアにさりげなくあしらわれたバッジが、ベンテイガの新デザインを引き立てる。
また、フルデジタル仕様のドライバーインフォメーションパネルなど、最新の車載テクノロジーも搭載。次世代インフォテインメントシステムは10.9インチスクリーン搭載、超高解像度グラフィックス採用。コネクティビティも向上した。
ベントレー×エコ パワートレイン
ベンテイガ・ハイブリッドは、Eモーターに3.0L V6ツインターボガソリンエンジンを組み合わせ、最高出力449ps、最大トルク71.4kg-mを発揮。
バッテリーの充電状態はLEDインジケーターで表示され、1時間あたり7.2kW充電できる。
リチウムバッテリーは容量17.3kWh、個別セル168個で構成され、寿命は10万マイルもしくは8年。2時間半ほどでフル充電できる(地域によって異なる)。
高圧バッテリーに蓄えられたエネルギーはEモーターに供給されるほか、従来の12Vバッテリー系統の補助にも使用される。
Eモーターは出力94kW、最大トルク35.7kg-mを発生させる。
3.0L V6ツインターボエンジンは、さらにトルクが必要となったときや高速走行する際に、Eモーターをアシスト。走行音がほとんどしないため、低速時には専用スピーカーから音が発せられ、歩行者に車両の接近を知らせるという。
日本でのメーカー希望小売価格は2269万円。
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