2021年12月19日、東京・神宮外苑の特設コースでレッドブルが主催する都心型モータースポーツイベント「Red Bull Race Day」が開催され、国内外で活躍するレッドブルメンバーとマシンが約4000人のファンを魅了した。
神宮外苑での「Red Bull Race Day」開催は2度目
神宮外苑での「Red Bull Race Day」開催は2019年3月以来2度目。前回のイベントではレッドブル・ホンダのF1マシンがデモラン走行を行いファンを熱狂させたが、今回は国内のトップカテゴリーであるスーパーGTとスーパーフォーミュラ、そして2輪の最高峰MotoGPが夢の共演を果たした。
●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか
この豪華共演をひと目見ようと、朝から多くのファンが来場。新型コロナウイルス感染防止対策のため人数制限を設けていた中でも、約4000人のファンがイベントに駆けつけた。
レッドブルカラーのスーパーGT GT500マシン「TEAM Red Bull MUGEN NSX-GT」を操るのは、このマシンでGT500クラスに参戦した笹原右京と大湯都史樹。スーパーフォーミュラのマシンは「Red Bull MUGEN TEAM Goh ダラーラSF19」で、2021年ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した大津弘樹がドライブした。ともに今シーズン実際にレースを戦ったマシンそのものだ。
そして世界最高峰の二輪レースであるMotoGPで活躍するLCR HONDA IDEMITSUの中上貴晶もイベントに参加。今シーズン戦ったLCRホンダ・イデミツのカラーリングが施されたホンダ RC213V-Sを駆り、国内トップカテゴリーのマシンとの共演を果たした
単走から夢の混走、そして迫力のピットストップまで!
AM11:30のオープニングセレモニーで幕を開けたRed Bull Race Dayは、まず4名のドライバーとライダーがホンダの軽スポーツカーS660に乗ってパレードしながら登場。その後、ドライバーやマシンの紹介、今回走行するテクニカルな公道コースの解説、レッドブルのビデオショーが続き、会場の雰囲気がさらに盛り上がる。
そしてPM12:30にショーランが開始。まずは笹原がドライブするRed Bull MOTUL MUGEN NSX-GTがコースを1周し、続いて大湯にドライバー交代して1周した。
その後、大津がステアリングを握るRed Bull MUGEN TEAM Gohのスーパーフォーミュラマシンがコースを2周し、続いて中上のRC213V-Sがコースを疾走。当初2周の予定だったが中上のファンサービスによってもう1周、計3周が行われ会場は大いに沸いた。
1台ずつの走行が終わると、神宮外苑の噴水前エリアで「PIT STOP SHOW CASE」と題されたピットストップパフォーマンスが実施され、ファンの目の前でRed Bull MUGEN NSX-GTとスーパーフォーミュラマシンのタイヤ交換が行われた。ここでは普段近くで見ることができないピットストップの素早いタイヤ交換に驚かされ、ピット作業完了後のスタートでは迫力のホイールスピンによって白煙が上がるなど、ファンは大興奮となった。
イベントの最後には2台、そして3台が同時に特設コースを駆け抜け、Red Bull Race Dayは興奮冷めやらぬ中、幕を下ろした。
「こういったイベントを続けていかなければいけない」
イベント終了後、Red Bull MUGEN NSX-GTの走行を担当した笹原右京は、「多くの人にモータースポーツっていうものを五感を通して伝えられたかなと思います。こういったイベントを続けていかないといけないと、今日一日改めて思いました。より多くの人がサーキットに来てくれるようにいろんなことを発信していかなければいけないなと認識しましたし、東京の真ん中でこのようなイベントを実現してくれたことに感謝します」とコメント。
大湯都史樹は「これまで『知ってもらう』という点が欠けていたと思います。今回のようにサーキットから一歩離れたところでイベントをすることで、モータースポーツに興味を持ってもらうきっかけになったり、これが刺激になってサーキットで今以上に楽しめるコンテンツが増えて、どんどん活性化していくかもしれません。そういうことに僕も貢献したい」と語るなど、選手たちの競技の普及に対する気持ちを垣間見ることができた。
サーキットに「わざわざ」行かなければいけないのがモータースポーツ。認知してもらうには、普段の生活の中でいかにレースを身近に感じてもらうかが重要となる。今回は新型コロナウイルス感染対策により人数制限を設けられたが、4000人もの人が集まった。こうした来場者だけでなく、近くを歩いていた人、クルマで通りかかった人ですらも耳で聞けばモータースポーツが身近なスポーツであることを感じてくれたはずだ。これこそが都心でイベントを開催する意味なのかもしれない。(文・写真:河村大志)
[ アルバム : モータースポーツイベント「Red Bull Race Day」 はオリジナルサイトでご覧ください ]
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「子供が熱を出したので障害者用スペースに停めたら、老夫婦に怒鳴られました。私が100%悪いですか?」質問に回答殺到!?「当たり前」「子供がいたら許されるの?」の声も…実際どちらが悪いのか
トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に"1代で"姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか
“650馬力”の爆速「コンパクトカー」がスゴイ! 全長4.2mボディに「W12ツインターボ」搭載! ド派手“ワイドボディ”がカッコいい史上最強の「ゴルフ」とは?
セカオワが「愛車売ります!」CDジャケットにも使用した印象的なクルマ
8年ぶり全面刷新! 日産新型「小さな高級車」登場! 全長4.3mに「クラス超え上質内装」とめちゃ“スゴいシート”採用! ちょうどイイサイズの「新型キックス」日本には来る?
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
「中古車を買いに来たら『支払総額表示』で売ってくれませんでした、詐欺ですよね?」 「別途費用が必要」と言われることも…! 苦情絶えないトラブル、どんな内容?
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
レクサス新型「最上級セダン」に大反響! 「デザインに驚いた」「“V8”の方がいい」「流麗でカッコイイ」の声も! “24年後半”発売の「LS」米国で登場!
「子供が熱を出したので障害者用スペースに停めたら、老夫婦に怒鳴られました。私が100%悪いですか?」質問に回答殺到!?「当たり前」「子供がいたら許されるの?」の声も…実際どちらが悪いのか
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント