ワークマンの’22コレクションの中でも、ライダー向けに特化したものから、これは使えそうだという製品まで、幅広く集めてテストしてみた。本記事では、特にライダー向けではないがバイクライフを助けてくれそうなアイテムを紹介。いずれもコストパフォーマンスに優れており、気になった商品があればぜひ試してほしい。
●文:ヤングマシン編集部(大屋雄一) ●写真:山内潤也 ワークマン ●外部リンク:ワークマン
大量の荷物も余裕で運べるぞ〈ジョイントバックパックハイカーズエディション〉
泊まりのツーリングなどで、大容量のシートバッグを取り付けるのが面倒という人に試してほしいのが、このバックパックだ。容量は約41Lとかなり大きめで、メイン室にヘルメットが入ると聞けばおおよそのサイズ感がイメージできるだろう。アナトミックなカーブを描くショルダーベルトと、幅広なウエストベルトによる背負い心地は良好であり、また各部のDリングやデイジーチェーンによる拡張性の高さもポイント。生地は耐久撥水加工済みだ。
―― 【JB001 ジョイントバックパックハイカーズエディション】●サイズ:縦約53cm×横約32cm×幅約21cm ●容量:約41L ●色:カーキ ブラウン ●価格:4900円
―― メイン室はバイザー付きのオフロード用ヘルメットが収納できるほど大容量で、内部にはポケットが4つある。左右に小さなポケットを持つウエストベルトは取り外し可能だ。 [写真タップで拡大]
メットも入るマルチなトート〈wmbマルチポケットトートバッグ〉
およそバイク用とは思えないこのトートバッグ。実はこれ、ヘルメットを運ぶのに最適なのだ。メイン室にヘルメットを入れて開口部のファスナーを閉じると、中で転がらない程度にピタリと収まる。まさにシンデレラフィットなのだ。ポケットは外周に9個と内側に3個の計12か所(!)もあるので、小物の分別収納に困ることはない。これで1900円はお値打ちだ。
―― 【BBC02 wmbマルチポケットトートバッグ】●容量:約26L ●色:ブラック ブラウン カーキ ●価格:1900円
―― メイン室の開口部にはダブルファスナーを使用。表地はコーデュラなので耐摩耗性が高く、質感の向上にも貢献している。アウトドアから普段使いまで幅広く活躍する秀作だ。ヘルメットを収納しても見た目からはそうと分からないのもいい。 [写真タップで拡大]
シンプルかつ使い勝手良好だ〈wmbスクエアボディバッグ〉
耐摩耗性に優れるコーデュラナイロンを表地に使用したシンプルなこのボディバッグ。コンパクトなミラーレス一眼カメラを運ぶのにちょうどいいサイズで、合わせて財布や免許証、スマホなどを収納することが可能だ。ベルトは長さの調整が容易なうえに、フラップ内に収納すれば本体をバッグインバッグやポーチとして使うこともできる。カラーバリエーションは4種類で、いずれも落ち着いた色味なのでどんな服装とも合わせやすい。これで1500円はお得だ。
―― 【D088 wmbスクエアボディバッグ】●容量:約5L ●色:ブラック ネイビー カーキ ブラウン ●価格:1500円
―― カラーバリエーションはブラック/ネイビー/カーキ/ブラウンの4色展開。 [写真タップで拡大]
―― メインとサブの2気室で、開口部にはダブルファスナーを採用。それぞれにメッシュの内ポケットあり。なお、メイン室は500mlのペットボトルが2本入るぐらいのサイズ感だ。 [写真タップで拡大]
操作性良好なセーフティシューズ〈ライザクトストライカー セーフティシューズ〉
まるでタクティカルブーツのようなこのセーフティシューズ、バイク用として履いてみたら予想以上に好印象だったので紹介したい。鋼製の先芯が入っているが、指との干渉はほぼ皆無。むしろシフトアップ時にはこの先芯がペダルの荷重を分散してくれるので、アッパーがソフトなライディングシューズよりも指が痛くなりにくい。
くるぶしまで完全に覆うミドルカットであり、靴ひもを収納する袋やかかとのリフレクターなど、バイク用としてプラスとなる装備が盛りだくさんだ。
―― 【507 ライザクトストライカーセーフティシューズ】●サイズ:24.5~28.0cm(0.5cm刻み/27.5cmはなし) ●色:サンドベージュ スチールグレー ●価格:2900円
―― シューレースが解けると事故につながりやすいが、このセーフティシューズはタン上部に靴ひもを収納するための袋が設けられており、そうしたトラブルを未然に防げるのだ。 [写真タップで拡大]
―― セーフティシューズや安全靴は屋外での作業に使われることがあるため、リフレクターを装備したモデルが多い。このライザクトもかかとにあり、バイク用として推せるポイントだ。 [写真タップで拡大]
立体アーチが土踏まずを強力サポート〈wmbアクティブアーチインソール〉
980円のセーフティシューズやキャンバスシューズ、サンダルなどを豊富にラインナップするワークマン。ゆえにインソールだけで980円というのはどれほど高性能なのか、という興味本位で試したのがこれ。違いは想像以上で、土踏まずのサポート感やかかとのブレにくさ、ゲルクッションによる衝撃吸収性により、シューズの印象が数段アップする。ほかにも用途別にいろいろなインソールがあるので、興味を持った方はお店に足を運んでほしい。
―― 【IS540 wmbアクティブアーチインソール】●サイズ:M L LL ●素材:ポリエステル ポリウレタン TPU ゲル ●価格:980円
―― インソールを裏返すと複雑な構造が一目瞭然だ。土踏まずからかかとにかけてカップ型の硬質素材があり、拇指球エリアとかかとにはゲルクッションをレイアウトしている。 [写真タップで拡大]
セルフメンテナンス派の強い味方〈AERO STRETCHツナギ〉
洗車から本格的なメンテまで、あると重宝するのが布ツナギだ。フィールドコアに属するこのエアロストレッチ長袖ツナギは、経年劣化しにくいストレッチ性の生地を採用しているのが特徴で、Lサイズで約570gという軽さも魅力だ。’22シーズンは脇だけでなく胸部にもメッシュが採用されており、通気性がさらにアップ。また、裾には新たにアジャスターが追加されている。袖をロールアップしてボタンで留められるなど、便利な機能はそのまま継続。また価格も据え置きだ。
―― 【CT001B フィールドコアAERO STRETCHツナギ】●サイズ:M L LL 3L ●色:ブラック ライトグレー ダークグリーン ●価格:3500円
―― カラーバリエーションはブラック/ライトグレー/ダークグリーンの3色展開。 [写真タップで拡大]
収納力抜群。これ1着でカバン不要に〈コーデュラ ユーティリティベスト〉
ポケットの多さから「着るカバン」として人気の高い、フィールドコアのコーデュラユーティリティベスト。上のメインカットは内側に隠されたギミックポケットを出した状態で、ここまで収納力をアップできるのだ。ポケットの数は18か所で、背中にはA4サイズのノートが余裕で入るポケットが、また右胸には防水ポケットなど、用途に応じていろいろなタイプが採用されている。バイクに乗る際には携行すべきアイテムが多く、それらが全て収納できるのは便利と言える。
―― 【UJ006B フィールドコア CORDURA® ユーティリティベスト】●サイズ:M L LL 3L(ダークマスタードは3Lなし) ●色:ブラック ダークマスタード ダークグリーン ●価格:2900円
―― カラーバリエーションはブラック/ダークマスタード/ダークグリーンの3色展開。 [写真タップで拡大]
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