現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > BMWが330万人以上の車両オーナーに向けて、搭載システムのソフトウェアアップデートを配信!

ここから本文です

BMWが330万人以上の車両オーナーに向けて、搭載システムのソフトウェアアップデートを配信!

掲載
BMWが330万人以上の車両オーナーに向けて、搭載システムのソフトウェアアップデートを配信!

BMWは2019年、車両に搭載されたソフトウェアアップデートを配信した最初のメーカーの一つとなった。始めは定期的にアップデートが配信され、新機能やセキュリティの向上など多くのサービスを利用することができた。現在では、アップデート対応車種のプログラムコードの1行1行に至るまで書き換えることが可能で、オーナーが必要に応じて後から機能を追加することまで可能になった。BMWは、今後もこの「BMW ConnectedDriveアップグレード」を通じて無料でソフトウェアアップデートサービスを拡大していく予定だ。

クロックツー・ウィジェット:BMW iX

BMW M社の設立50年を記念して、M3、 M4に特別記念モデル“BMW M50 Jahre Edition“登場!

5月中旬から提供されるアップデートには、BMW iXのカーブディスプレイにQlocktwo(クロックツー)製ウィジェットを搭載する内容が含まれている。クロックツーはドイツの時計メーカーで、針や数字ではなく文章で時刻を伝えるという、これまでの腕時計から一新されたデザインで国際的に権威のある数々のデザイン賞を受賞している。

このクロックツーの革新的なスタイルがBMWのディスプレイに搭載される。クロックツー独特のまるでシークワーズパズルのようなシステムにより、モダンなスタイルでオーナーに時刻を知らせてくれる。なお搭載されるモデルでは、5分ごとに光る文字が変化するようだ。クロックツーシステムはアップデートが完了次第、世界16ヶ国語での使用が可能となる。

光る文字だけを読むと、「IT IS FIVE PAST FOUR」、4時5分過ぎだということが分かる。レーンキープ機能の改善とe SIMによる通話機能

近年のBMW車両にはレーンキーピングアシスト機能が搭載されているが、これによって前の車両を追い越して戻る際にシステムが、車両がレーンから外れると判断してステアリングを補正・修正するケースがあった。これを改善するため、追い越しの後に再び合流しようとしていることを認識するようにアップデートされ、ステアリング修正ではなく、ステアリングホイールの振動という形でドライバーに認知させるようになった。

また、このレーンキーピングアシスト機能によるステアリング機能の介入の度合いも調整されている。車両が車線を離れる速度が遅いほどステアリングが緩やかに戻されるようになった。高速道路などの走行中は、車線変更時の左右方向へはゆっくり移動するため、緩やかにステアリングが修正されることでスムーズに元の車線に戻れるようになった。

リモートソフトウェアアップデートにより、車両は既存の携帯電話プランに車両を統合して、5G規格を活用したBMWパーソナルeSIMを利用することができる。これによって、BMW IDのログインさえ済ませれば、スマートフォンを持っていなくても車両から直接電話をかけたり、Wi-Fiスポットを介して動画のストリーミング再生をしたりすることもできる。完全に携帯電話から独立して利用することができる。

BMW IDでログインさえすれば、携帯電話なしで通話することができる。スマートフォン用アプリ:My BMW

BMW公式の車両連携に「My BMW」というアプリが展開されているが、最新のアップデートではiPhoneとAndroid共にスマートフォンのホーム画面で使用できるウィジェットが追加された。ウィジェット機能とは、本来アプリを開いて行う操作を、ホーム画面上に大きめに表示してワンタッチで簡単なアクセスを可能としたシステムだ。今回のアップデートにより、このウィジェット機能が導入されることで、より早く簡単に車両システムにスマートフォンからアクセスすることができる。

BMW車両のオーナーはウィジェット機能を利用することで、リモートで車両のロック開閉をしたり、空調システムをあらかじめ起動しておいたりと簡単に操作することができる。この機能がスマートフォンのホーム画面からできるので、より快適に車両コントロールをすることが可能だ。My BMWのアップデートは、5月16日より配信されており既に利用することができる。

My BMWアプリにより遠隔で車両ロックしたり、あらかじめエアコンをつけておくことができる。また、新型BMW 8シリーズを含む一部車両には、BMWのエクステリアで特徴的なキドニーグリルをランプで照らすアイコン・グロー機能を向上させるソフトウェアが搭載されるようだ。

BMWは今後とも発売される車両に搭載されるソフトウェアのアップデートを提供する予定としている。

関連タグ

こんな記事も読まれています

【24’ 6/24最新】レギュラーガソリン平均価格174.8円 4週ぶり微増
【24’ 6/24最新】レギュラーガソリン平均価格174.8円 4週ぶり微増
グーネット
延期となっていたスーパーフォーミュラ・ライツ第1大会もてぎが12月6~8日に開催へ
延期となっていたスーパーフォーミュラ・ライツ第1大会もてぎが12月6~8日に開催へ
AUTOSPORT web
航続距離がすべてじゃない! ミニ・カントリーマン SE オール4へ試乗 「ゴーカート」感なSUV
航続距離がすべてじゃない! ミニ・カントリーマン SE オール4へ試乗 「ゴーカート」感なSUV
AUTOCAR JAPAN
コーンズが18台限定のベントレー「CORNES 60th Edition」を発表! フライングBを日本に紹介して60年、純ICEモデル最後の特別な「GT/GTC/フライングスパー」とは
コーンズが18台限定のベントレー「CORNES 60th Edition」を発表! フライングBを日本に紹介して60年、純ICEモデル最後の特別な「GT/GTC/フライングスパー」とは
Auto Messe Web
メルセデス・マイバッハ、旗艦『Sクラス』に日本限定30台の特別仕様車“ナイト・エディション”を導入
メルセデス・マイバッハ、旗艦『Sクラス』に日本限定30台の特別仕様車“ナイト・エディション”を導入
AUTOSPORT web
BYD、国内第3弾の電気自動車『シール』を販売開始。“e-スポーツセダン”の確立を目指す
BYD、国内第3弾の電気自動車『シール』を販売開始。“e-スポーツセダン”の確立を目指す
AUTOSPORT web
「22歳元アイドル」が家族にトヨタ「ミニバン」購入!? 元HKT48・田中美久、“親孝行”な姿に「かっこよすぎる」「マジでスゴい」と話題
「22歳元アイドル」が家族にトヨタ「ミニバン」購入!? 元HKT48・田中美久、“親孝行”な姿に「かっこよすぎる」「マジでスゴい」と話題
くるまのニュース
RB20の縁石問題を解決するためフェルスタッペンがイモラでテスト。旧型マシンを“参考資料”に弱点を探る
RB20の縁石問題を解決するためフェルスタッペンがイモラでテスト。旧型マシンを“参考資料”に弱点を探る
AUTOSPORT web
小さいけど400馬力のスポーツセダン アウディ新型「RS3」 ニュル記録更新、8月発売へ
小さいけど400馬力のスポーツセダン アウディ新型「RS3」 ニュル記録更新、8月発売へ
AUTOCAR JAPAN
ジープ新型「ラングラー」が大幅改良! エントリーモデルは799万円から。「サハラ」は31万円も値下げをした理由とは
ジープ新型「ラングラー」が大幅改良! エントリーモデルは799万円から。「サハラ」は31万円も値下げをした理由とは
Auto Messe Web
【全長以外は同じ?】 90とはどう違う ディフェンダー110 V8カルパチアンエディション
【全長以外は同じ?】 90とはどう違う ディフェンダー110 V8カルパチアンエディション
AUTOCAR JAPAN
早期スタートに終盤遅延。雨対策で6時間超のウエットタイヤ戦をトヨタのベルが制覇/NASCAR第18戦
早期スタートに終盤遅延。雨対策で6時間超のウエットタイヤ戦をトヨタのベルが制覇/NASCAR第18戦
AUTOSPORT web
“直6”×MT設定あり! 新型「“コンパクト”クーペ」公開! 後輪駆動“継続採用”でめちゃ楽しそうな「M2」独で登場
“直6”×MT設定あり! 新型「“コンパクト”クーペ」公開! 後輪駆動“継続採用”でめちゃ楽しそうな「M2」独で登場
くるまのニュース
WRC最高峰デビューのセスク車が公開。母国ラトビアカラーのフォード・プーマ・ラリー1は初のノンハイブリッドに
WRC最高峰デビューのセスク車が公開。母国ラトビアカラーのフォード・プーマ・ラリー1は初のノンハイブリッドに
AUTOSPORT web
イース・コーポレーションが露チェルノフケーブルのデジタルケーブル2アイテムを販売開始
イース・コーポレーションが露チェルノフケーブルのデジタルケーブル2アイテムを販売開始
レスポンス
車名の由来は「セクシー」&「エレガント」! 日野「セレガ」の最新モデルが最新技術のるつぼだった
車名の由来は「セクシー」&「エレガント」! 日野「セレガ」の最新モデルが最新技術のるつぼだった
WEB CARTOP
厳選値引き実例 X氏の値引き特報
厳選値引き実例 X氏の値引き特報
グーネット
『バルセロナで速ければどこでも速い』はもう幻想? F1マシンの実力テストコースと言われた評価にドライバー疑問符
『バルセロナで速ければどこでも速い』はもう幻想? F1マシンの実力テストコースと言われた評価にドライバー疑問符
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

BMW iX

3.8 6件

新車価格(税込)

1075.01740.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

588.01337.9万円

中古車を検索
iXの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1075.01740.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

588.01337.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村