アルガルヴェ・サーキットを舞台に行なわれたMotoGP第3戦ポルトガルGPのMoto3クラス決勝。優勝したのはルーキーのペドロ・アコスタ(Red Bull KTM Ajo)で、2連勝を飾った。
日本人ライダーが5名参戦する軽量級Moto3クラス。決勝ではペナルティによるピットレーンスタートがダリン・ビンダー(Petronas Sprinta Racing)、ジェレミー・アルコバ(Indonesian Racing Gresini Moto3)、デニス・オンジュ(Red Bull KTM Tech 3)、ジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)ら4名のライダーに課されたことで、グリッドは繰り上がりが発生。これで佐々木歩夢(Red Bull KTM Tech 3)は2列目6番手スタートとなった。
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レースが大集団となる傾向のあるMoto3クラス。全21周のレースが始まっても、先頭集団がなかなか分離していかず、縦長の隊列が伸びる形で展開された。
第2戦のウイナーであるアコスタやデニス・フォッジア(Leopard Racing)、アンドレア・ミーニョ(Rivacold Snipers Team)などが先頭を入れ替えながら周回は消化されていった。日本勢では鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)と佐々木らが先頭からほど近い6~8番手をキープして前を追った。
レース3分の1を消化する頃になると、少しずつ先頭集団がばらけだし、10台ほどの集団に絞られる。その中でも先頭を走るフォッジアのペースが良く、彼が先導するレースが終盤まで続いた。
残り5周を切ったあたりから2番手のアコスタはオーバーテイクを狙ってアタックを開始。ただフォッジアのマシンはホームストレートでの伸びが非常に良く、なかなか抜ききれないまま最終ラップへと至った。
そして最終ラップ、ターン12でのブレーキングでアコスタがフォッジアのインを突いてオーバーテイク。最終コーナーではマシンが大きく振られてしまうも、これを抑えきりトップチェッカー。ルーキーながら驚異の2連勝を果たした。2位は最後にオーバーテイクを許してしまったフォッジア。3位はミーニョとなった。
アコスタは3戦を終えてチャンピオンシップを首位でリード。2番手のマシアには31ポイント差をつけている。
なお最終ラップでは3番手を走っていたマシアが転倒。表彰台を目前にしながらもそれを失ってしまった。
日本勢は佐々木が最上位となる4位でフィニッシュ。山中琉聖(CarXpert PruestelGP)が10位、國井勇輝(Honda Team Asia)が16位となった。鳥羽海渡(CIP Green Power)は8周目に転倒、鈴木は残り6周というところでアドリアン・フェルナンデス(Sterilgarda Max Racing Team)に接触されたことで転倒を喫し、リタイアに終わった。
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