昨年までフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンを走らせていたマクラーレンは、ドライバーラインアップを一新。若いカルロス・サインツJr.とランド・ノリスのふたりで、今シーズンを戦っている。
この若手ふたりは非常に力強いパフォーマンスを発揮。そのためマクラーレンは、2020年にも同じラインアップを継続することを、早々に決定した。
■ホンダと組む限り、アロンソ加入は絶対ない……レッドブルが主張
バンドーンはメルセデスとの契約を締結し、HWAからフォーミュラEへの参戦をスタートさせた。アロンソは先日のル・マン24時間レースまではTOYOTA GAZOO Racingの一員としてWEC(世界耐久選手権)に参戦。しかしその後はいずれのカテゴリーにも参戦しておらず、さらに来季のプログラムも決まっていない。
ただアロンソには、セバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールが契約を交わしているにもかかわらず、フェラーリに加入してF1に復帰する可能性について探っているとの噂もある。
アロンソは現在、マクラーレンのアンバサダーとしての役割は引き続き務めており、今シーズン中には最新マシンMCL34のテストドライブを実施。さらにはマクラーレンと共にインディ500にも挑戦した(残念ながら予選落ちに終わってしまったが)。
マクラーレン・レーシングのCEOであるザク・ブラウンは、もしアロンソがライバルチームに加入してF1に復帰することになったとしても、問題はないと語る。
アロンソが来年別のチームでF1を戦う見通しについて尋ねられると、ブラウンは次のように語った。
「フェルナンドは、マクラーレンのアンバサダーのままだ」
「我々は彼と素晴らしい関係を築いてきた。そして、将来の計画についても彼と話している。ただそれは、F1に関係したことではない」
「もし彼がF1に戻りたいのなら、それは我々にとっても喜ばしいことだ。我々には空いているシートがないため、他のチームのマシンに乗ることになってもね。それが彼のやりたいことであるならば、我々は彼を最大限にサポートする」
もしマクラーレンがアロンソを復帰させたいと考えたのであれば、それはある意味では容易なことだったかもしれない。しかし前述の通り、アロンソ不在でも今季のサインツJr.とノリスのコンビは力強いパフォーマンスを発揮し、現在コンストラクターズランキングで4番手……そのため、来季に向けたドライバー争奪戦”シリーシーズン”が激化する前に、ふたりのドライバーと契約を結びたかったのだとブラウンCEOは語る。
「カルロスは毎週末非常に速く、ランドもとても速くて、学んでいくのも早い」
そうブラウンは語った。
「ランドはミスをほとんど犯していない。新人ドライバーについてそんな予想はとてもできないだろう。彼はとても成熟しているし、フィードバックも素晴らしい。そしてカルロスと非常にうまくやっているんだ」
「我々のプログラム、そして集中し、レースを続けていく上での妨げにならないようにするべきだと感じたのだ」
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