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【新デザインを採用】トヨタ・ハイラックス 改良新型、欧州価格発表 快適性向上

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【新デザインを採用】トヨタ・ハイラックス 改良新型、欧州価格発表 快適性向上

オンロードでの乗り心地を改善

text:Lawrence Allan(ローレンス・アラン)

【画像】トヨタ・ハイラックス【歴史ある日本製ピックアップトラックを写真で見る】 全112枚

translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

トヨタは、ピックアップトラックのハイラックスを刷新し、欧州での販売価格を改定した。

フォード・レンジャーのライバルとして改良を受けた新型は、立体的なフロントグリルとバンパーを採用し「存在感」を高めた。上位モデルでは、ブロンズにメタリックを施した新しいボディカラーと、ヘッドライトとテールライトにLEDが設定される。

インテリアでは、インフォテインメントシステムがアップデートされた。8インチのディスプレイには新たに物理的なショートカットボタンを備え、高速で応答性に優れているという。

Apple CarPlayやAndroid Autoのほか、JBL製800Wの9スピーカーオーディオも用意されている。

英国では、すでに販売されている2.4Lエンジンのほかに2.8Lディーゼルを追加した。203psと51kg-mのトルクを発揮し、0-100km/h加速を10.0秒で達成する。これは2.4Lエンジンよりも3.2秒速い。WLTP複合サイクルでのCO2排出量は246g/kmだが、燃費はまだ明らかにされていない。

サスペンションとステアリングも改良され、主にオンロードでの快適性を向上させている。ショックアブソーバーを調整し、リーフスプリングを新たに作り直すことで、よりスムーズな乗り心地を実現しているという。

また、アイドリング時のエンジン回転数の低下、スタビリティコントロールの見直し、タイヤアングルモニターの変更など、オフロード性能を向上させるための改良も行われている。スロットルペダルのレスポンスも改善された。

エントリーモデルである「アクティブ」のシングルキャブは、エアコン、Bluetooth接続機能、オートヘッドライトを標準装備。英国ではVAT(付加価値税)込みで2万6895ポンド(363万円)からとなっている。

商用車仕様の「アイコン」は、スマートフォン対応、8.0インチタッチスクリーン、17インチアルミホイールを備え、2万6549ポンド(358万円)から。

最上位モデルは、ブラックの18インチアロイホイール、キーレスエントリー、プッシュボタン式のイグニッション、LEDヘッドライトを備える「インビンシブル」で、2万9158ポンド(393万円)からとなっている。

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