電動バイクブランド「SUPER SOCO」の「TS STREET HUNTER(ティー・エス・ストリートハンター)」と「TC WANDERER(ティー・シー・ワンダラー)」は、原付二種クラスの電動バイクです。日本では、MSソリューションズの電動バイクブランド「XEAM」がSUPER SOCOの正規総代理店を務めており、TS STREET HUNTERは2022年2月にXEAMより発売され、TC WANDERERは今後、発売予定のモデルとなっています。
今回の試乗では、この二つのモデルを乗り比べることができました。TS STREET HUNTERはスポーツネイキッド、TC WANDERERはスクランブラーをイメージさせるスタイルを持っています。
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シート高はTS STREET HUNTER、TC WANDERERともに760mmで、サスペンションが沈む感じが大きくないにもかかわらず、どちらも足つきは良好。身長153cmの筆者(伊藤英里)でも足の指がほぼつく感触でした。電動バイクは車体の横幅が比較的すっきりしていて足つきに干渉しないことが多いのですが、この二つのモデルもその例にもれず、といった印象です。
また、車両重量の面でも軽量なため(TS STREET HUNTERは116kg、TC WANDERERは約116.7kg)、上り坂での取りまわしでもあまり苦労はせずにすみました。走行面以外のこうしたフレンドリーさは、特に小柄なライダーにとってバイクをより楽しめる要素になりそうです。
ところでこの二つのモデル、実際に走らせてみると走行面での大きな違いはないように感じました。違いはそのスタイル。どちらを選ぶのかは、どんなスタイルでバイクを楽しみたいのか、ということになるのかもしれません。というわけで、今回の走行インプレッションは、TS STREET HUNTERとTC WANDERERに共通したものとしてお伝えしていきます。
走行モードは1(エコ)、2(ノーマル)、3(スポーツ)の3つです。これは出力特性が変わるものではなく、最高速の上限がそれぞれ1(エコ)で45km/h、2(ノーマル)で60km/h、3(スポーツ)で75km/hとなっています。走らせてみると、まず感じたのはしっかりした低速域のトルクです。
このため、初速からの加速感はとても伸びやか。街乗りで交通の流れに十分乗れるだろうと思えました。一方で速度が上がっていくと、トルクが薄くなっていく印象も受けます。スピードに乗ったところであとちょっとだけトルクがほしい、そんなときに物足りなさはあるかもしれませんが、一般道路の法定速度60km/hを考えれば十分でしょう。
また、回生ブレーキはどちらのモデルにも搭載されていないため、減速はブレーキ操作になります。内燃機関のギヤ付きバイクに乗り慣れていた筆者にとって、最初こそ物足りない気もする……と考えていました。しかし走らせるごとに、回生ブレーキの利きを考慮することなくブレーキで減速する、というシンプルな操作のメリットも感じました。シンプルだからこそ、より親しみやすいバイクと言えるかもしれません。
街乗りに、休日の少し遠出に、ちょうどいいパートナーになりそう。航続距離はTS STREET HUNTERが140km(バッテリー2個搭載時。1個の場合は70km ※2バッテリーモデルで75kgのライダーが平均時速45kmの条件下)、TC WANDERERはメーカーが公表しているもので110kmとなっており、今後、航続距離が伸びれば、ツーリングなどにも期待が持てそうです。
発売中のTS STREET HUNTERのメーカー希望予定小売価格は、2バッテリーモデルの場合59万9,800円(消費税10%込み)、1バッテリーモデルの場合49万9,800円(消費税10%込み)となっています。
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みんなのコメント
予備が4個あれば日帰りならそれなりに満足する距離を走れるかな?
それだけで原二のバイクが1台買える値段になりそうだけど
左からBMWのデカいのが無理矢理擦り抜けてきた。
帰り道には国産のありゃ400か? 歩行者通路を擦り抜けダッシュ。
そんな危険運転するクズばっかりじゃねえか。
バイクなんて世の中から無くなればいいんだよ。
外で自慰行為してる猿と変わらない