オールドメルセデスも躊躇なくシャコタンに!
エアサス率100パーセントのカーミートに潜入
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ほぼ毎週、何らかのカーショーが開催されていると言っても過言ではないアメリカ。最も気楽に参加できるのは、気の合う仲間達が集まって情報交換等を楽しむカーミートだ。今回はそんなゆるいイベントの中から、エアランナーのブランド名でエアサスを展開する“ACC”と、レクサスのオーナーズクラブ“PURE LEX”が共同開催した「アニュアル・サマーズ・エンド・ミート」にズームイン。Part.1に引き続き、イベント参加車両を見ていこう。
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●レクサス IS
ブラックパールコンプリートのジュエリーラインエアロを装着した、現行のレクサスIS前期モデル。日本では派手すぎて直視できないカラーリングも、カリフォルニアの光を浴びると自然に見えてしまうから不思議だ。ウインドウバイザーがJDMを意識しているポイント。
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●レクサス IS
日本ではアルテッツァとして知られる初代のレクサスIS。この車両は1G-FE型の2.0L直6エンジンを搭載するIS200で、他車種の純正流用と思われるイートン製スーパーチャージャーを装着。ロワグリルからインタークーラーが見える姿が勇ましい。
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●トヨタ カローラGT-S
カリフォルニアのお隣、アリゾナ州のナンバーを備えたAE86。アメリカでの車名はカローラGT-Sで、リトラクタブルライトを備えるトレノ顔が本来の姿だ。こちらは固定ヘッドライトのレビン顔にコンバートされており、オリジナルで製作したと思われるワイドボディとリヤウイングを装着。広大な荒野が広がるアリゾナに、このサンドベージュはハマるに違いない。
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●日産 240SX
ノーマルフェンダー加工の範囲内で、アウトリップを実現したシャコタンのS14シルビア(アメリカでは240SX)。USDM派憧れのサンルーフも付いている。世界的にワイドフェンダー全盛期だが、最近はスッキリしたラインに回帰しようという風潮もチラホラ。いずれにせよ「ツライチの美学」は、もはや世界基準の価値観なのだ!
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●アキュラ TSXスポーツワゴン
アメリカではアキュラTSXとして販売されていた8代目アコード。スポーツワゴンもラインアップされていたのだが、今の目で見ても意外とデザインに古さを感じさせない。エンジンはK24Z型直4とJ35型V6というスポーティな設定。日本のストリートシーンにもハマりそうな、落ち着いたローフォルムが魅力の1台だ。
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●フォルクスワーゲン ゴルフIV
日米ともに実用車としての評価が高いゴルフIV。東海岸ではカスタムベースとしても人気があるが、西海岸で見かけるのはレアだ。カスタムされている趣味車は圧倒的に3ドアが多く、フェンダーを拡幅してベタベタに下げると様になる。こちらはインタークーラーを見せつけるスポーツ系かと思いきや、無駄にでかいサイドステップやルーフキャリアなど、コンセプトが渋滞中の模様。
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●アウディ A4
フロントとサイドステップにリップスポイラーを備える以外、外装はノーマル然としてアウディの3代目A4。ホイールはBBSの小径ディスクを活かしてリバレル(アフターのリムに変更するカスタム)を行い、サイズアップと恐ろしいほどの深リムを実現している。
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●メルセデスベンツ W114セダン
こちらはW114型と呼ばれるメルセデスベンツのミドルサイズセダン。こうしたオールドメルセデスにエアサスを組む例は日本でも見なくはないが、古いベンツの人気が高いアメリカではBBSホイールを履くカスタマイズも当たり前レベルで存在している。むしろ、現代のクルマが失った直線的なデザインの方がエアサスとの相性が良いくらいに感じる。
PHOTO:Akio HIRANO/TEXT:Hideo KOBAYASHI
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