メルセデス・ベンツ日本は、メルセデスが誇る究極のオフローダーである新型「Gクラス」を発表した。
このGクラスは、クロスカントリービークルとして誕生して以来、基本的なスタイリングや堅牢なボディはそのままに、常に最適なパワートレインや装備を加えながら進化を続けてきた。2018年には、Gクラスの長い歴史の中で最も大幅に改良され、その伝統をメルセデスの最新技術でアップデートすることで、オンロードおよび オフロードにおいて最適なパフォーマンスを発揮する究極のオフローダーとして進化した。
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そして、今回の新型Gクラスにおいても、受け継がれてきたDNAはそのままに、ISG搭載によるパワートレインの電動化、新しい世代の運転支援機能「ドライビングアシスタンスパッケージ」の搭載やMBUXによるデジタル化などによってさらなる進化を遂げた。そのラインアップは、G450d ローンチエディション(ISG搭載モデル)とメルセデスAMG G63 ローンチエディション(ISG搭載モデル)2モデルとなる。
どちらのモデルも標準装備レベルが大きく向上しており、Gクラス初採用となるMBUXやワイヤレスチャージング、キーレスゴーなどの快適装備、ステアリング アシストや自動再発進機能などの安全運転支援システムおよびオフロードコックピットやトランスペアレントボンネットも標準装備。また、G450dには前身となるG400d等でオプション設定であったアダプティブダンピングシステムを、G63にはGクラス初採用となるAMG ACTIVE RIDE CONTROLサスペンションを標準装備とするなど、オンロード/オフロード性能の両方が格段に高まっている。
伝統的なGクラスのエクステリアデザインを継承
初代誕生以来45年という長きにわたり、ほとんど変わることなく受け継がれてきた伝統的なGクラスのエクステリア。特長的なドアハンドル、重厚なドアクロージング音、強靭さを強調するサイドストリップライン、テールゲートに備わったスペアタイヤカバー、ユニークなウインカーレンズなど、Gクラス特有のディテールはそのままに新型モデルG450dでは、以下のデザインが変更されている。
・力強い4本の水平ルーバーが特徴的なフロントグリル
・スクワークルデザインが印象的なフロントエアインテーク
・ハイグロスブラック/ハイシーン仕上げの20インチAMGアルミホイール
また、新型モデルでは以下細部の最適化によって、特徴的なボディ形状は そのままに空力特性や静粛性向上を実現している。
・Aピラー部の形状最適化
・ルーフ前端にリップスポイラーを追加
・B/Cピラーの間やフロアに吸音材を追加
なお、今回導入されるG450dは、AMGラインパッケージが標準装備となるほか、 従来オプションであったボディ同色スペアタイヤリングも標準装備とした。ボディカラーは新色のソーダライトブルーに加え、オパリスホワイト、オブシディアンブラックから選択可能。また、アルミホイールは標準採用の20インチAMGアルミホイールのほかに多種多様なデザイン/サイズをアクセサリーにて用意している。
唯一無二の個性を生み出すインテリア
新型Gクラスのインテリアは、エクステリア同様にオフローダーとしての伝統とトップクラスのラグジュアリーモデルとしての贅沢さを融合したものとなっている。例えば、ヘッドライトを想起させる丸型エアアウトレットなど、Gクラス特有のエクステリアデザインの数々を室内にも反映することで唯一無二の個性を生み出している。もちろん伝統の助手席側グラブハンドルも継承している。また、これらの装備にはナッパレザーを採用し、非常に質感の高いラグジュアリーな仕上がりとなっている。
さらに新型モデルでは最新の装備を数多く取り入れることで先進性と利便性が大幅に高まっている。
・MBUXを初搭載(タッチスクリーン式メディアディスプレイを採用)
・特徴的なディファレンシャルロック(デフロック)のスイッチ周辺を再設計
・最新世代のマルチファンクションステアリングホイールを採用
・キーレスゴー、ステアリングヒーター、ワイヤレスチャージング(フロント)、 温冷機能付カップホルダー(前席)、Burmester3Dサラウンドサウンド システムを標準装備
なお、今回導入されるG450dはAMGラインパッケージおよびナッパレザーシート(ダイヤモンドステッチ付)やナッパレザーダッシュボード、MICROCUTルーフライナーなどが標準装備となり、インテリアをより贅沢に彩る。インテリアカラーは新色のカタラーナベージュに加え、チタニウムグレー、プラチナホワイトから選択可能。また、インテリアトリムも上質なブラックピアノラッカーウッドとなり、最上級のインテリア空間を演出。
電動化されたパワートレイン
G450dのエンジンは、パフォーマンスがアップし、さらにISGと48V電気システムにより電動化されたパワートレインがパフォーマンスと効率性を高次元で両立している。また、この電動化によりレスポンスやオンロードでの快適性も向上するなど、革新的なパワートレインとなっている。
その心臓部には、メルセデス史上最もパワフルなディーゼルエンジンとなる3.0リッター直列6気筒直噴ディーゼルターボエンジン(OM656M)を搭載。先代モデルG400d比で+37PS(27kW)/+50Nmの最高出力367PS(270kW)、最大トルク750Nmを発揮。さらに、20PS(15kW)、200Nmを発揮するISGの搭載によって、優れた動力性能と燃費経済性を実現している。
さらにトランスミッションには、オフロードの要件に合わせて専用チューニングされた9G-TRONICオートマチックトランスミッションを採用。変速比幅が広いことから、エンジン回転数が大幅に低減され、優れたエネルギー効率と快適性を実現している。
メルセデスAMG G63ローンチエディション
新型メルセデスAMG G63も同様にISG搭載によるパワートレインの電動化や新しい世代のドライビングアシスタンスパッケージの搭載、MBUXによるデジタル化によって進化を遂げている。また、AMG ACTIVE RIDE CONTROLサスペンションをGクラス初搭載。さらなる俊敏なドライビングフィールと快適性の向上を実現している。
エクステリアデザインは、リアルオフローダーとしての伝統が見事に具現化された新型GクラスのエクステリアにAMG専用デザインを与えることで、G63ならではの個性に満ちた逞しいエクステリアを形成し、以下のデザインが変更されている。
・縦方向のフィンが力強い印象を与えるフロントサイドエアインテーク
・AMGクレストデザインとなったボンネットバッジ
・AMGクレストデザインとなったブランドロゴプロジェクターライト
・シルバークロームのAMG燃料給油口キャップ
またインテリアデザインについては、新型Gクラスの先進的かつ上質なインテリアはそのままに、随所にメルセデスAMGのエッセンスを加えたことで、ドライバーの心を昂らせる特別な空間に仕立てられている。従来型からは以下のデザイン・装備機能が変更されている。
・最新デザインのAMGパフォーマンスステアリング
・AMGドライブコントロールスイッチ
・コックピットディスプレイの専用ディスプレイスタイル
・メディアディスプレイの専用メニュー
さらにパワートレインは、アファルターバッハにて「One Man, One Engine」の原則に則って生産される4.0リッターV型8気筒直噴ツインターボエンジン(M177)を搭載し、最高出力585PS(430kW)、最大トルク850Nmを発揮。さらにISG+48V電気システムの搭載により電動化され、パワーと効率を大きく高めている。この電動化による20PS(15kW)/200Nmの電動ブーストにより、0-100km/h加速はわずか4.4秒という圧倒的なパフォーマンスを発揮する。
なお、トランスミッションには、AMGスピードシフトTCT9速トランスミッションを採用。ハード/ソフトの両面で専用チューニングが施され、シフトタイムの短縮や ダブルクラッチ機能によって、エモーショナルなドライビング体験を提供する。
【メーカー希望小売価格】
G450dローンチエディション(ISG搭載モデル) 21,100,000円(税込)
メルセデスAMG G63ローンチエディション(ISG搭載モデル) 30,800,000円(税込)
関連情報:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/models/suv/g-class/overview.html
構成/土屋嘉久
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排ガス規制対策なんてオーナーは歓迎しない事です
流石ベンツだね技術が凄すぎる!