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「日本車を愛する熱きアメリカ人達に注目」カリフォルニアのJDMマニア向け名物イベントに潜入取材!Part.1

掲載 更新 4
「日本車を愛する熱きアメリカ人達に注目」カリフォルニアのJDMマニア向け名物イベントに潜入取材!Part.1

来場者数1万人!アメリカの超人気旧車イベントが熱すぎる!

ジャパニーズクラシックカーショー(JCCS)潜入レポート Part.1

「日本車を愛する熱きアメリカ人達に注目」カリフォルニアのJDMマニア向け名物イベントに潜入取材!Part.1

毎年アメリカのカリフォルニアで開催されている、ジャパニーズ・クラシック・カー・ショー(JCCS)。ロングビーチにあるマリーナグリーンパークで行われ、エントリー台数は約500台、入場者数は約1万人と、例年を上回る活況を呈した。

旧車の世界的ブームを裏付ける現象とも言えるが、JCCSではここ2~3年で出展できる車両の年式を95年まで広げてきたことも影響している。いよいよ80~90年代のクルマも本格的に旧車の仲間入りをしてきたことで、参加するメーカーや車種のバリエーションも増加中。今回はそんなJCCSで見かけたネオクラ旧車チューンドを紹介していく。

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●マツダ RX-7(FD3S)

フジタエンジニアリングのワイドボディキットを装着するにあたって、チタン製のハードウェアを使用する等、細部に至るまで手の入ったFD3S。足回りにアメリカの鍛造ホイールブランドであるAGのSR8やSTANCEPARTSのエアカップを備える一方、13B-REWはシングル過給に変更した上でボルグワーナーのS363SXEタービンをセット。WEB OPTION的にど真ん中なチューニングと流行りのスタンス系カスタムを融合した見事な1台。

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●ニッサン 240SX(S13)

S13型240SXは、アメリカでは180SXと同じリトラ顔が本来の姿となるが、こちらは固定式ヘッドライトを備えるJDMコンバージョンを実施し、同時にロケットバニーのワイドボディも装着。エンジンはRB26DETTに換装されており、OS技研の6速シーケンシャルドグミッションと組み合わせる。フロリダにあるRaw Brokerage製のインマニ、ツインスクロールのエキマニを装着し、タービンはギャレットGT35をセット。最高出力は557psを誇る。

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●アキュラ インテグラ(DC2)

フロント周りをJDM仕様にコンバートしたDC2型アキュラ・インテグラ。Vtec Club主催のシリーズ戦に参加しているタイムアタック仕様で、エンジンは吸排気系や燃料系を強化したK20Aに換装。ビレットメイドのTractuffスワールポットも装着されている。VoltexのカナードやGTウイング、オリジナルのフロントスプリッターで空力特性を高め、JRZの別タンク式サスペンションでトラクション性能も強化。ホイールは軽量・高剛性のボルクレーシングZE40を備える。

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●三菱 3000GT(Z16A)

※日本国内ではGTOとして販売。

TEINのブースに展示されたのは、6G72型V6ツインターボを搭載する三菱3000GT VR4。タービンはGReddyのTD04を使用しており、水と混合エタノールをシリンダー内に噴射することで吸気温度を下げ、デトネーションを抑えるAEMのウォーター/メタノールインジェクションも備えることでパワーアップを図っている。熱の影響を受けやすいレイアウトということもあって、インテークパイプにはゴールドのヒートシールドを装着。ポリッシュされたカムカバーやインマニとともに、エンジンルームのアイキャッチになっている。

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●トヨタ スープラ(A70)

日米ともにスープラの車名で統一された最初のモデルであるA70型だが、2.5L直6ツインターボの1JZ-GTE搭載のJZA70はアメリカでは販売されなかった。ということで、無ければ作るのアメリカ魂が炸裂し、1JZ-GTE搭載の左ハンドル仕様を製作。E85を使用するフレックスフューエル対応の燃料系を構築し、MegasquartのMS3 Pro ECUで制御を行っている。実は前後サスペンションにチューブラーのサブフレームを新設しており、アライメント調整の自由度も高めている本格派だ。

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●マツダ RX-7(FC3S)

GReddy USAのベンダーブースには、パンデムのワイドボディキットを装着したFC3S型RX-7が展示された。パンデムのデザイナーであるTRA京都の三浦慶さん自身のプロジェクトカーで、フィッティングやローダウンの作業はもちろん、エンジンチューンもGReddy USAで行われた。13BロータリーにはGReddyのTD06H-25Gターボキット、Type24インタークーラーなどを装備。

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●マツダ RX-7(FD3S)



エルモンテにあるエンタイスド・モータースポーツのオーナーが所有するFD3S。Comp TurboのCT43Xを使用したターボセッティング、Vマウントされたインタークーラーやラジエターのパイピングなどの作業は、すべてオーナー自身が手掛けている。トランクルームに収まるエアタンクは、BCの車高調に追加装着したSTANCEPARTS製エアカップを動作させるためのもの。段差を越える時など、一時的に車高を上げることができて便利。

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●マツダ RX-7(FD3S)

ロータリー専門ショップであるDNAガレージのプロジェクトカー。Shine Auto Projectのワイドボディとコンケイブの効いたエンケイGTC01RRを装着し、カラーはブラックで統一。その見た目から、バットモービルの愛称でも親しまれている。こちらもSTANCEPARTSのエアカップを装着済みで、低車高と実用性を実現していた。

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●マツダ RX-7(FD3S)

カリフォルニアにあるアンダーグラウンド・オートワークスが手掛けたRX-7は、エンジンをLS型V8に換装。パウダーコートを掛けただけの無骨なエンジンルームといい、ノーマルボディにファットなドラスリを履く姿といい、ピュアなRX-7とは一線を画す泥臭いアメリカ感が魅力的だ。

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●トヨタ スープラ(JZA80)

アメリカで絶大な人気を誇るJZA80は、JCCSにもノーマルからチューンドまで幅広いスタイルの車両が参加。こちらはARCの吸気系パーツやオリジナルのリーガマスターEVOを装着した、JDM系ライトチューンの1台。トップシークレットの車高調やABBEY ROADのタワーバーも備える。

PHOTO:Akio HIRANO/TEXT:Hideo KOBAYASHI

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みんなのコメント

4件
  • おかげさまで旧車が高騰して日本のマニアはヒーヒー言ってます
  • アメリカの話しだからか批判コメントきませんねw
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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